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2019-08

電源ケーブル比較試聴その2

 もし、「Electra Glide Audio Epiphany X エージング後」と、「電源ケーブル比較試聴その1」を読んでいなかったら、まずこれらを先に読まれた方が、より理解しやすいかも。

 今回の比較試聴、第2ラウンドとでもいうべきかな、プリアンプViola Cadenzaにつないで、現行のStealth Cloude Nineとの比較だ。対象となるケーブルは、CDPにCurrent Cable Peacemakerをつないだままなので、代わりにEpiphany Xが参加して、
  Stealth Dream (Dream Preamp)
  Electra Glide Epiphany X
  Current Cable Conqueror
となる。チェックCDは引き続き「LaShell Griffin / Free」。

◆Stealth Dream (Dream Preamp)
 まずDream。音の傾向は、「比較試聴その1」のCDPのときとほぼ同じだね。ただ、CDPのときはEpiphany Xとの比較、今回のプリは同じくStealthの弟分Cloude Nineとの比較なので、変化量は少ない。
 高域がスッキリした印象だ。ざわざわ感がなくなり、音がはっきりする。やっぱり、Cloude Nineは高域の響きが多めなんだね。それから、音場はもちろん一回り大きくなる。音のエネルギー感も向上したか。音がはっきりするのは、余計な響きがなくなったせいだけではなさそうだ。音の密度も向上し、レンジも広くなったようで、高域、低域もよく伸びる。

 Cloude Nineからレベルアップするなら、Dreamはいい選択だろう、って当たり前か。しかし、前回の「比較試聴その1」を終えた私としては、そもそもCloude Nineを使用していたことから懐疑的になっている。

◆Electra Glide Epiphany X
 Current Cableと相似形と判断したEpiphany X、試聴は省略してもいいだろうと考えたのだが、やっぱり念のため。だって、電源ケーブル総入れ替えなんてちょっとキビシすぎるから、手持ちのケーブルに活躍のチャンスをあげないと。
 おー、ずいぶんスッキリした。響きが消え、静寂性が増した。音場は狭くなったが、代わりに音がグッと引き締まった。左右のコーラスに「アンタらそこに居たのか」って声をかけた、頭の中で。だって、SPの脇から出てきたんだもん。
 これも前々回の「Epiphany X エージング後」の評価と同じになってしまう。比較対象が違うのにもかかわらずだ。音の密度やエネルギーが増し「存在感」がでたのだが、音の厚さはあまり変わらず「実体感」は、それほど変化を感じない。いや、高域の厚さは増したかもしれない。少し硬質な音になったかも。

 そーかー、Cloude Nineを外すと、こーなるのかー。ちょっと考えてしまうね。今まで、左右に広い音場と、前後に立体的な音場を、中途半端に取り混ぜてバランスを取っている気になっていた。このEpiphany Xを使用することによって、左右の音場の相当な部分をバッサリ取り去ってしまうことになる。いや、実際はそれほど大きな変化ではないのかもしれないが、精神的にはひとつの区切りというか、割り切りが必要になる。バランスを取り続けるか、思い切って舵を切るか。
 決断はちょっと保留して、次に行ってみよう。

◆Current Cable Conqueror
 これまた、硬くてつなぐのに苦労した。Cadenzaの電源ユニットが、やっぱりラックからハミ出して、しかも片足を踏み外して傾いている。電源ユニットだから、ま、いいか。「ちょっとの間だからガマンして~」とまた頭の中で声をかけた。今夜は独り言が多いが、声には出してないよーだ。
 音出ししたら、結構な変化だね。「比較試聴その1」の構図、
  MIT Shotgun AC1 → Epiphany X → Peacemaker → Conqueror
のPeacemakerを飛ばして、2ランクアップだもんね。変化量としたら、「実体感」が全然違う。さっき「アンタらそこに居たのか」って声かけた、ちょっと遠慮がちだったコーラスが、すっかりリラックスして、テンション上げて、腹の底から声出してる。

 Cloude Nineから比べたら、これはもう別物・・・まで思ったところで、すごいことに気が付いてしまった。「比較試聴その1」から考えると、期せずして同一メーカーのケーブルの組み合わせ、
  CDP:Dream、   プリアンプ:Cloude Nine
のStealthコンビと、
  CDP:Peacemaker、プリアンプ:Conqueror
のCurrent Cableコンビを聴いたわけだが、11曲目「Better Days」がまるで別アーティストのカバーに聴こえるのだ。Stealthコンビは「ウィーン少年合唱団 / Better Days」で、Current Cableコンビは「メンフィス・ゴスペル・クワイヤ(仮) / Better Days」だ。あくまで私の脳内のイメージだけどね。ウィーン少年合唱団はオーディオで聴いたことないし、メンフィス・ゴスペル・クワイヤ(仮)は、仮想のグループだ。それじゃ説得力ないってか。でも、イメージは分かってもらえると思う。天使のコーラスと、魂のボーカルだ。
 で、どっちがいいかって?実際にこの「Better Days」を唄っているLaShell Griffinは、元気のいい黒人のおばちゃん、バリバリのゴスペルシンガーだ。

 Current CableはPeacemakerにしてもConquerorにしても、本当にクセの少ないケーブルだと思う。Dreamのクセを見事に暴き出してしまった。強いて悪いところを挙げるとすると、若干音の芯がパワフルになりすぎて硬質に感じるところだろうか。あれ、これってAvalon ISISを試聴したときと同じだなぁ。ニアフィールドってことか?やっぱり我が家がタコなのか?

電源ケーブル比較試聴
 試聴待機中の、左からCurrent Cable Conqueror、Electra Glide Epiphany X、Stealth Dream (Dream Preamp)。太いはずのEpiphany Xが、カヨワく見える。


 電源ケーブルでここまで変わっていいのだろうか、ってほどの体験をした。そして、自分のオーディオの方向性について、大きな決断を迫られた。半分以上心は決まっているのだが、もう少し悩もう。実は、もう一ヵ所、音場型の代表ともいえる大物を使っている。Kimber Select KS-3035 SPケーブルだ。こっちはちょっと厄介かも。でも、この悩む時間も楽しいのだ。

 次の「比較試聴その3」は、私的には天地がひっくり返るようなことが起きてしまった。「比較試聴その2」まででもすごい体験だと思ったのに、それをアッサリ超越してしまった。しばらく興奮して、冷静に戻れなかった。パワーアンプにつないでGoldmund Power Cable Lとの比較なのだが・・・テレビドラマのいいとこで終わるパターンじゃないけど、文章にするまで、しばらくお待ちを。


また2日後
 で、「電源ケーブル比較試聴その3」
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 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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