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2019-08

Electra Glide Audio Epiphany X AC Power Cable エージング後

 購入直後のインプレはこちら

 プラズマTVに使用して24日が経った。説明書にあった30日のエージング期間には数日足りないが、ここらで音出しを。実は明日、試聴をお願いしていた大量のケーブルが届く。その前にこのEpiphany Xを評価して、リファレンスとしての役割を果たしてもらわないと困るのだ。
 CDP Mark Levinson No390SLにつないで、MIT Shotgun AC1との比較を行う。エージング前の比較では、高域がやや薄れ、中域にやや温かみが出た印象であったが、それから変わったであろうか。変わってもらわないと困るのだ。価格差が許さないゾ。
 チェックCDはいつもの「LaShell Griffin / Free」。

 おぉ~、変わった。第一印象は・・・何て表現したらいいんだろう。ひとつひとつの楽器が目の前に立ちはだかる、そんな印象か。存在感が増し、視界を遮る感じだ。見通しが悪くなるということではない。
 今まで何度か、高原の美術館の屋外彫刻に喩えてきた。「ひんやりと爽やかな大気の中、広大な庭に立ち並ぶ、凛とした作品の数々を眺めているような」なんてことを言ってきた。その喩えで説明すると、「朝もやが晴れ、彫刻のひとつひとつがくっきりと朝日に照らし出されたような」印象、と言ったらよいだろうか。音の密度が増し、エネルギー感が出た。その結果、楽器の存在感が増したような感じだ。実体感とは違うね。少なくとも私が使う「実体感」という言葉は、温もりとか、厚みを兼ね備えた、つまり豊かな低域成分を伴った音のことだ。今回使っている「存在感」という言葉は、高域、低域のレンジに変化は感じられず、同一域帯の音の密度、エネルギー感が高いことを言っている。
 これは、非常に面白いことだと思った。私の知っている高級ケーブルの多くは、つまり、Shunyata Anaconda、NBS Statement Extreme、Black Label、MIT Oracle AC2、Current Cable Peacemakerなどは、明らかに低域の厚みを増す。ところが、このEpiphany Xは、MIT Shotgun AC1とレンジの広さはあまり変わらないのだ。エージングの前に比べたときに、その違いがよく分からなかったのにも納得がいった。
 でも、やっぱ高域も存在感が出たので、高域方向にレンジが広がったように聴こえないでもないか・・・この辺は判断が難しいな。

 チェックCDの11曲目「Better Days」で、素晴らしい変化に感動してしまった。音の変化の傾向は同じなのだが、音場の隅々の音まで存在感が増したのだ。どうなったかって、想像してみて欲しい。この変化は、インコネの比較試聴で、Kimber SelectとStealth Indraを聴き比べたときと似ている。
 今までは、広がった音場の端の音は、空気に溶け込んで霞のように拡散してしまっていた。ところがEpiphany Xの音は、拡散なんてしないのだ。隅の隅の音まで濃く、鮮やかに描き出す。端っこの方まで、ちゃんと奏者がいて、熱く演奏しているのだ。
 いやぁ~、この11曲目「Better Days」の感動は、FM Acousticsを聴いたときに匹敵すると思った。感動の方向性は違ってるけどね。ちょっとオーバーかな。

 Epiphany Xは、予想外の良さを教えてくれた。リファレンスとして、十分な役目を果たしてくれるだろう。ただ、コネクタのところの圧着チューブの硬さは、なんとかならないかな。CDPがラックから前方にはみ出してしまう。って前にも書いたか。


 その後しばらくして、このケーブルはどうなったか。知りたい方は「Electra Glide Epiphany X のゆくえ」を。

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 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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