個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2009-11

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My Favorite ミュージックビデオ (前編)

 私が、この映像付きの音楽の呼び方を「ミュージックビデオ」に統一しようと決めたのは、つい最近のこと。数年前まで、音楽の映像は主にCDの宣伝のためにレコード会社により制作され、「プロモーションビデオ」と呼ばれていた。それが近年、SMEが金を取ってスペースシャワーTVあたりに貸し出しをはじめ、金を取るのに「プロモーションビデオ」ではまずかろうと、「ミュージッククリップ」とか「ビデオクリップ」とか呼び始めた。でも、私的にはなんかどっちもイメージがつかめず、「ミュージックビデオ」が一番しっくりと万人に分かりやすいと思って、そう呼ぶことにした。
 で、この映像付き音楽についての思いを語ってしまおうと思ふ。

 「プロモーションビデオ(略してPV)」をはじめて作ったのが誰かは知らない。でも、日本でPVをメジャーにしたのは、小林克也さんの「ベストヒットUSA」であることは、誰も文句の付けようのない事実であろう。頃は80年代初頭、家庭用録画メディアのVHSとβの覇権をかけての争いが真っ盛りな頃。私のマニアな友人はβを持っていて、「ベストヒットUSA」や「MTV」を鬼のように録画してた。
 当時ファッションはハマトラ、ボートハウスとかあったね。VANはちょっと下火だった。女性誌はan an、CanCam、は今でもメジャーか。男性誌はPOPEYEとHot-Dog Press。私はHot-Dog派だった。DCブランドはこのすぐ後ブームに。
 風俗としてはディスコ全盛、六本木に内装1億円のハコができたとか、沖縄には3億だとか騒がれた頃。前者はマジック、お気に入りでよく行ってた。後者はスクランブル、松山の交差点でタクシーを降りてすぐの所だった。ウチナンチューに足を踏んだとカラまれた思い出がある。当時は、女の子を巡ってウチナンチューとナイチャーがよくモメてたとか。
 そんなわけで音楽はユーロビート、ダンスステップでは手で波の形を作ってサーファー踊りなんてやってたなぁ。遊び人の代表はディスコの黒服で、でも黒服に言わせると、学生ツアーのスタッフの方が遊んでいたとか。この後、マハラジャ、King&Queen、ボディコン、お立ち台と流行は続いた。
 健康的な方面だと、スキーが真っ盛り。金曜の夜の西新宿は、夜行バスでスキー場へ向かう、板を担いだスキーヤーたちであふれていた。ゲレンデでも、滑る時間よりリフト待ちの方が長かったね。私は志賀高原が専門だったので、朝一番で比較的空いている発哺温泉や西館山に逃げるのが常だった。夏はウィンドサーフィンの流行り始めだった。今みたくショートボードじゃなくて、ロングの重いやつだ。風を受けて走るより、沖でプカプカ浮かんでいる方が好きだったけど、気をつけないとすぐ流されてた。
 まさにバブルの入り口だった。って昔話をしだすとキリがなくなっちゃうね。「まとめてJ-POP」にもかなり書いたのに、またひとりで盛り上がってしまった・・・

 そうそうPVのお話し。初期の頃のPVは今観るとあんまりタイシタことないね。バンドのメンバーが砂漠や街をひたすら行進したり、部屋で大騒ぎしたりする、あまり意味のない映像が多かったような気がする。小林克也さんが言ってたけど、当時から映像に力を入れていたのは、マイケル・ジャクソンとマドンナと、デュラン・デュランの3組だったらしい。マイケルとマドンナはうなずけるけど、デュラン・デュランはどうだろ。「Duran Duran / Greatest The DVD」を買ってみたけど、それほど印象に残る映像はなかったようだ。金は掛かってたかもしれないけど。
 このDVDで「グラビアの美少女」を初めてフル尺で観たけど、こりゃエロビデオだね。当時TVでは、比較的露出の少ないカットしか放映してなかったんだね。そうそう、むさいバンドのメンバーの映像と、色っぽいねーちゃんの過激なポーズを交互に映すというのもこの頃よくあったPVの特徴のひとつ。米国じゃ、PVも最初はエロで流行ったのかも。ちょっと夢が壊れた。
 小林克也さんと言えば、「ベストヒットUSA」は自分のライフワークだと公言して、儲けなしで、ひょっとしたら身銭を切ってまで続けられているようだ。たいしてお力になれなかったが、応援したい。

 ここらで80年代の、私のお気に入りPV ベスト5をご披露。ザ・ベストテンのパネル風。

第1位Robert Palmer / Addicted to Love
 これは単に個人の好みの問題なのかもしれないが、金を掛ければいいってもんじゃ・・・というのがよく分かるPVだ。いや〜、カッコイイ!ダントツの1位。邦題は「恋におぼれて」。
第2位Madonna / Vogue
 この映像の振りさえもダンススタイルとして流行らせてしまったPV。MTVアワードのショーも見事だった。マドンナはこの他に「Cherish」のPVも好きなんだけどね。
第3位Michael Jackson / Black or White
 マイケル・ジャクソンと言えば、1にスリラー、2にビート・イットあたりなんだろうが、私としては、このPVの心がほわっと温まるような映像が好きだ。でも曲が終わった後の、訳の分からないマイケルのダンスシーンはとっても蛇足だ。
第4位Sade / Smooth Operator
 声も姿もとても印象的なシャーデー。映像は彼女の魅力をとてもよく引き立たせていて、私は一発でシャーデーに恋をした。このアーティストだけは、誰にもマネのできない、唯一無二の魅力を持っていると思わせる。
第5位Herbie Hancock / Rockit
 人間の姿は、本人がセットのモニターの中にしか出てこないという、当時としては画期的な映像だった。それにPVは、若手ミュージシャンのものという思い込みがあったのだが、こんな大物も出すのかという意外性&アリガタさもあった。

 もちろんこれら以外にも秀逸なPVは沢山あった。ただ、やっぱりこの頃のPVで、映像が音楽と一体となって記憶に焼きついたものは少ない。

BACK TO THE 80's
 「Robert Palmer / Addicted to Love」のPVが観たい一心で買った「BACK TO THE 80's」。他にも懐かしいPVが満載の全32曲だ!


追記
 ひとこと書き添えるが、貧乏学生のくせに遊びまわれたのには、ある秘訣があったのだ。そう、遊ばせる側のバイトをすればいいのだ。ってこれを読みに来る人には貧乏学生はいないだろうから、無駄な情報だったね。


「My Favorite ミュージックビデオ(後編)」

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 オーディオ歴はやっとこ6年半。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
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