FC2ブログ
 

 

個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2019-08

Viola Cadenza

 Cadenzaの音に対するインプレはこちら「Viola Cadenza自宅試聴」を。

 音場派か音像派か、私は自分は音場派だと思い込んでいた。そもそも最初にB&W Nautilus 803を気に入ったことが思い込みのはじまりだった。その後もクールでハイスピードなGoldmund Mimesis 28MEや音場型の典型ともいえるKimber SelectのSPケーブルを選んだのは、音場を意識してのことだったと思う。
 しかし、しっかりと比較試聴をした結果のMark Levinson No390SLやWireworld Gold Eclipseの選択、極め付きのN803からJM Lab Alto Utopia Beへの乗り換えはどうか。音場派にしてはどうもしっくりとこない選択だとは自分でも思っていた。そして今回のCadenzaの選択! いや参ったよ、俺って音像派。などと事は単純ではないけれど。
 私はGospel/Christianを好んで聴く。大勢の歌声がして沢山の楽器が鳴っているのを聴くのが好きだ。微弱音やエコーを残さず聴きたいし、メインボーカルにはソウルを感じたい。とすると、B&WやEsotericやAyreの細やかでクールな音では物足りないし、Mark Levinson No32LやJBLのひたすら熱くディテールさえ濃く塗りつぶすような音でも感じない。
 Cadenzaの気に入った点のひとつに、音の実体感がある。SPの外側に広がる音場の中の音にさえその実体感にとてもリアリティを感じ素晴らしかった。左右に広がるコーラスやストリングスが、霧のように空気に溶け込むのではなく、SPの外側にひとつひとつその気配がするほどありありと感じられたのだ。この音を追求していきたい、そう思ったのだ。でもこれって、音場?音像?
 まぁこんな具合に音場と音像の様々なバランスを聴いていくうちに、自分の好みを発見し、自分好みのオーディオシステムになっていくんだろうなぁ。少し分かった気がして少し嬉しくなった。

 Cadenzaを自宅試聴している時に、ネットで情報を漁っていたら本国のViola Audio LaboratoriesのサイトでマニュアルのPDFを見つけた。
 読んでみると日本のマニュアルには記載のない、XLRコネクタは2番ホットだよとか、ブレークインには300時間かかるよとか、電源オフするとブレークインに時間がかかるし、いちいちウォームアップしなきゃならないからオフしないほうがいいよとか、ヒューズは電源部の裏に収納されてるよんとか色々書いてある。日本のマニュアルにも載せればいいのに。

 購入してから、早速日本のマニュアルに書いてあるとおり、INPUT2のSSPスイッチをONにしてパススルーにしようとしたのだが、天板の六角レンチのサイズが合わない。ショップに問い合わせしたところmmサイズではなく、inchサイズの1/16inchのものとのこと。これもマニュアルに書いといてくれればいいのに。
 近所の金物屋でinchサイズの六角レンチセットを購入し、天板のネジを取り去った。開かない。筐体がガシッと組み立てられていて、天板のネジを取っただけでは開かないのだ。側面のネジも緩めて、ようやくご開帳。スイッチを切り替えて、折角だから写真を。単機能なのに結構詰まっている。内側も美しい。

Cadenza内部


 AVアンプからのパススルーで音を出してみた。なんとボリュームがかなり上がる。AVアンプのボリュームはそれまで聴いていた位置だったのだが、Cadenzaを経由させたとたん大音量になり、あわててAVアンプのボリュームを絞った。
 パススルーって、何もせず、電気信号をそのまま後段の機器に流すだけではなかったのか。Cadenzaのボリューム位置はゼロにしている。なのに増幅してるじゃないか。ひょっとしてこれがCadenzaの味付けの秘訣のひとつなのか?あの内部の沢山のIC回路はそんな役割を果たしているのか?ってどんなだ?
 音質はどうかと思ったが、まぁ映画の音に音場も音色もないかと思いチェックはしなかった。

 そうそう、左右のdB GAINを変えるとどうなるのか。まだ書いてなかったかな。目盛りは6~16dB。
 6dBではどうか。マッドな感じである。まったく艶がない、艶消しだ。16dBはその逆、艶ありあり。音の響きが少々やかましく感じる程だ。好みとしては半分強の12dBくらいか。ショップの人は曲によって変えれば楽しめるとか言っていたが、楽しめはしないなぁ。迷うだけである。

 ともかく、これでプリも揃い、一人前になった気分だ。CDPが一体型だという心残りはあるが、そこはAVも両立していることでチャラだな。やっと次の段階に進める、そんな気がする。


追記
 ゲインの利用方法は、1年と4ヵ月後にやっと発見したのだ。「Viola Cadenza ゲインの活躍」を。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hei30per.blog34.fc2.com/tb.php/32-e443e19c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

 

プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

オーディオ・メニュー


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールを送る

メールを送る 

My Yahoo!に追加

My Yahoo!に追加
Google

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する