個人主義

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2017-09

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darTZeel NHB-108 model one

 なんだよ、買ってんじゃねーか、オレ。
 さんざん「感動がなくなった」だとか、「安住の地に落ち着くべきか」とかホザイてたくせに、いい気なもんである。あイヤ、そんなに軽い気持ちで買ったわけではなくって、ずいぶん考え悩んだ末に、計画的に購入したのだ。
 と自分にイイワケする私。
 一部の方々にはモロバレな私の行動。どーせウソのつけない性格なのだ。ちょっとナサケナイ。

 darTZeelとの最初の出会いは、たしか2005年の東京インターナショナルオーディオショウだったかな。その後も「2006東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」、「2007東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」と感動させられてきたのだ。でもまさか、自分が手に入れようとは思わなかったのだ。

 納品には1週間もかからなかった。受注生産と聞いていて、1ヶ月くらいはかかるだろうと覚悟していたのだが。パワーアンプはかなり頻繁に売れるので、国内に多少の在庫を持っていたらしい。
 納品日、仕事を早めに切り上げて帰宅した。待つこと少々、dearaudioの店長が台車にNHB-108の箱を乗せて現れた。
 かなり大きめなダンボールの箱である。空けてみると中にはさらにダンボールの箱、それを空けるとやっとNHB-108なのだが、緩衝材には発泡スチロールは一切使われておらず、すべてダンボールなのである。NHB-108と箱の間、さらに外側の箱との間、すべてダンボールが何層にもなって詰まっている。おそらく環境にうるさいEUの製品だからであろう。重くてしょうがない、と店長はこぼす。
 箱から取り出すとNHB-108の天板には木のボードがハマッている。ガラス天板は、破損を避けるために、別梱包であった。同梱の吸盤を使って、ガラス天板を持ち上げて、NHB-108に載せ、ネジで固定。へー、おもしろー。開梱~セッティングは店長にオマカセなのだ。
 システムに接続して、いよいよ音出しである。期待はしない。だって、新品の一発目の音である。

構成は、
  CDP   :Mark Levinson No390SL
  PreAMP:Viola Cadenza
  Pw AMP:darTZeel NHB-108 model one
  Speaker:JM Lab Alto Utopia Be
となった。

システム全景200712 おや!、意外に聴けない音ではないなぁ。自宅試聴のときの電源入れたての音に近い。ひょっとして温まれば、すぐにあのdarTZeelの音になるのだろうか。エージングは不要なのか。と期待はふくらむ。
 1曲ごとに音はみるみる(?)透明度を上げていく。数曲後には、なんとみごとにあのdarTZeelの音である。すっばらすぃーっ!「ダールジールがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ! ~darTZeel NHB-108 model one 自宅試聴」や「dearaudio訪問試聴」で聴いた音なのである。透明な空間に、不純物のない音が現れる。まったく「何も足さない、何も引かない」(by サントリー山崎)なのである。
 驚くことに、我が家でもdearaudioのシステムほどではないが、ピンポイントの定位と引き締まった音像が現れているのである。店長が言うには、darTZeelには、ピンポイントとか、引き締まったという表現は相応しくなく、余計な音のニジミ、ボケがなく、音の本体をありのままに表現している故に、そう感じるのだと。なるほど、そんな感じである。しかし、そんな素晴らしい音を、そのまま発することができている我が家のスピーカーも、大したものだなぁ、と感心。darTZeelは、周辺の機器の性能をも上げてしまったかのように錯覚させる。うれぴー。

 しばらく聴いていて気がついた。こんなに気持ちよく感じるその原因は、低域の音の歪みの少なさにもあるようだ。ダンピングが効いているとか、弾むようなとか、やっぱりそんな表現は当たっていない。これも「ありのまま」の低音なのだと感じる。高域から低域まで、一点のケガレもなく、微塵も不自然さがないことが、聴き手にストレスを与えないのだろう。それが、気持ちのよい音の条件なのだろう。
 この秀逸な空間表現は、低域が少しの遅れもなく発せられていることも大きな要因となっている、と店長。空間表現については、高域は誰にもわかり易く、評価のポイントになりやすいのであるが、実は低域も同じくらい重要なのだと。それに気がつかずに、故意に不自然に歪めた低域に満足してしまっている人は多いかも。私がそーだった!今、気がついたっ!!

 もうひとつ気づいたことがある。今使用している電源ケーブルは、
  CDP   :Stealth Dream for Digital Gear
  PreAMP:Current Cable Peacemaker
  Pw AMP:NBS Omega 0
である。
 NHB-108に替える前は、ちょっと高域が硬く、耳に痛かった。ところが、今は硬さがないのだ。自然に柔らかに伸びるのだ。やはり以前は歪められた音だったのだろうか。
 店長にリクエストされて、NHB-108の電源ケーブルをCurrent Cable Conqerrorに替えてみた。高域が出ていない。その代わり、中低域が厚い。最低域は、意外に平坦で、押しつぶされた感じだ。ナローレンジで、意識的に作られた音と感じた。
 店長の言うには、よいケーブルは、全帯域をストレスなく出すことが最低条件なのだと。その上で、どこに特徴を出しているかが、好みによる選択肢になるのだと。この「全帯域をストレスなく出す」という部分の優劣で、ケーブルの価格のグレードを判断するのだと。つまり、全帯域が出ていて、安価であればコストパフォーマンスが良いと、逆であれば悪いということになる。その上で、色づけ、特徴を聴くのだと。
 いやいや、なんかよく分かる気がするのだが、それを判断できるほど、高性能なシステムがあってこその基準なのである。しかし、今の我が家のシステムは、それが分かるレベルに達した気がするのだが、それは思い上がりだろーか?!過去に評価したケーブルを、もう一度評価し直したいと思うのだ!!

DENON - Audio Check CD ふとクラシックを聴いてみた。写真の「DENON Audio Check CD - Special Reference Edition」に収録されている曲である。実に気持ちよいのである。いやー、クラシックを聴いてこんなに感動を覚えるのは、はじめてなのだ。
 気がつくと、店長をほっぽって聴き込んでしまっていた。「お持ちのCD、とっ替えひっ替えして聴いてみてください」、そう言って店長はお帰りになった。ありゃ、オカマイもしませんで。と、いつものことである。

 GoldmundからdarTZeelへ。我が家のパワーアンプは、同じスイス勢にバトンタッチされることとなったのだ。
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コメント

おめでとうございます。ついに!!ですね

ダールジール(正確な発音は分かりませんが)ついに導入ですか!!いや~、すんばらし~いい。ぜひ、大試聴会をご開催願いたいものです。お誘い、皆さんも、首を長くしてお待ちだと思います。ダールジール純正のペアにしなかったところが、へいさん流音作りのポイントでしょうか?私も、AYREを脱出し、新しい、しかし、平凡なシステムを導入することにいたしました。キーワードは、信号系のシンプルかつピュアな伝送です。お聞かせできるレベルになったら、ぜひ拙宅にもお寄りください。
そうか~、やっぱりへいさんには、ダールジールだよな、と妙に納得いたしました。とにもかくにも、おめでとうございます。ついに、新たな音楽の地平が拡がったのですね。超超うらやましいです。

おおお!ついにダールジールですね。いつ購入するのかとずっと思っていました。自分はプリ・パワー一気と思っていたので、少し意外でしたが出だしから気に入った音で何よりです(^^)/
 落ち着かなくても平日でも伺わせて下さいね~

k1xv1xさん
 こんばんは。予想されていたとおり、ダールジールいきました。パワーアンプだけで、十分透明度が増しました。プリもダールジールだと、透明過ぎて薄味になってしまう気がします。パワー1発だと、その他の機器のよい部分を、私好みに、ちょうどいい具合に引き出してくれるようです。年末年始なら、在宅確立高いです。ご興味がありましたら是非。

MESSAさん
 MESSAさんのお宅にも、年末年始ならおじゃまできそうです。ご都合がよければですが。あ、大晦日と正月3が日は無理ですけど。

やはりいかれてしまいましたか~
まあ、予想通りですね。
あそこまでいったら、買うしかないですよね。

タモリ倶楽部に出ていたコブクロの、コブさんもダールジール使いでしたね。

かにぬーさん、こんばんは。
 いってしまいました。後には引けなくなってしまいました。タモリ倶楽部は、youtubeで見ました。タモリ倶楽部の音の違いは、1000円そこそこのイヤフォンでもそのニュアンスの違いが分かりましたねー。おもしろー。

darTZeelユーザーす。
NHB-108ご購入おめでとうございます。つぎはNHB-18NSですね。そこで質問なのですが、NHB-108にSYMPOSIUMのSUPER PLUS PLATFORMはあたりの組み合わせでしょうか。

fairbrookさん、こんばんは。
 私もメデタクdarTZeelユーザーの仲間入りです。でもでも、私はdarTZeelのパワー + Violaのプリの組み合わせに満足してしまっていますので、NHB-18NSは今のところ考えていません。
 Symposiumのボードはいいですよ。余計な音を乗せずに、機器の音を忠実に出すところは、darTZeelの音作りに合うと思います。でも、Super Plus Platformに行くくらいなら、思い切ってUltra Platformに行ったほうが幸せになれると思います。違いは、低域の表現力です。
 ご期待の音にならなくても、怨まないでくださいね。

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へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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