個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2017-09

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)

 ショウのレポートは、速報性に価値があるだろう。しかし、私の感想に価値があるのかは、大いに疑問だ。ぎ・も・ん・だーっ!! って、春のハイエンドショウの書き出しと同じである。
 とにかく、今回も仕事を早めに切り上げて、行ってきた。じっくり聴いたわけではなく、たくさん聴いたので、とりあえず印象に残っているものだけ書くことにする。悪口もたくさん書くだろう。しかし、これは感性の偏っている私個人の感想である。決して真に受けてはならないのだ。

 それでは6Fからスタート。

◆リンジャパン
 KOMRIの展示。毎年思うのだが、LINNの音がまだよくわからない。たぶん、ツイーターを固定している金属プレートの音、高域にちょっと金属的な、硬質な特徴のある音だと思うんだなぁ。今年もまたそう思った。

◆大場商事
 Wilson System 8である。いやー、繊細である、ある意味神経質と言ってもいいかもしれない。こんなに解像度が高いのは、スピーカーのせいばかりではないだろー、と思って見てみたら、ほーらあった。dCS Scarlatti Transportに、Scarlatti DACに、Scarlatti Clockである。プリ、パワーは、Jeff RowlandのConcertoとModel 312だ。
 このくらいのグレードになると、やぱり違う世界の音が聴こえてくるのだ。すんごいね。広いステージに楽器がビシッと定位しているのがわかる。ひとつひとつの音の表情が分かるのである。去年気になった高域はどうか。あれ、なかなか素直になったんじゃないかい?!いやいや、やっぱりちょっと耳に障る。ちょうどシンバルの音域くらいが、おもちゃのような音なのだ。残念だなぁ。
 と、2曲ほど聴いたら、スピーカーチェンジなのだと。次はなんとAvalon Isis。思わぬ幸運に見舞われたのだ。このシステム構成で、System 8とIsisの比較試聴ができるのである。たとえオーディオショップにこれらの機器があったとしても、比較させてくださいとは、きっと言い出しにくいだろう。
 Isisの音が出た。あれぇ~?なんだか魅力のない音だ。管楽器なのであるが、無造作に音をつかみ、ぶん投げたような、そんな音である。録音が悪いのかなぁ。
 曲が変わって、たぶんNorah Jones。さっきの魅力のない音の原因がわかった気がした。私の管楽器を聴く耳の感性が悪いのだ。Norah Jonesは、とても魅力的に響いてきた。音像はやや大きい、繊細さもSystem 8に比べると落ちる。しかし、System 8にはない音の実体感があった。生き生きとした、生身の肉体があるようであった。
 きっとClassic好きはSystem 8、Jazz好きはIsisなんだろーなー。Soul好きな私は、とーぜんIsisである。

◆ティアックエソテリックカンパニー
 実は、LINNの後ここを覗いたのだが、運悪く評論家のヒトの講演の最中であった。講演は、避けたい。混んでるし、暑いし、加齢臭が漂う。なにより評論家のヒトは、話しが長くてなかなかCDをかけない。私は、オーディオの音を聴きに行っているのである。
 というわけで、そろそろ講演も終わっている頃か、と思い行ってみた。Esotericは、今回行かなくてもいいかなぁ、と思ったりしたのだが、やっぱりAvantgardeにケチをつけに行かないと。
 鳴ってた鳴ってた、Avantgarde Meta Primo。サックスの曲だね。さすがホーンスピーカー、管楽器の音は比類ない。しかし、突然大量の空気が抜けるようにシューシューと鳴り出した。なんだなんだと思ったら、どうやらブラシでスネアをこする音だ。ツッコミ所のわかりやすいスピーカーである。
 どうやら、私はAvantgardeにケチをつけるのが楽しみになっているようだ。

 次にスロープを降りて5Fへ。

◆マランツコンシューマーマーケティング
 B&Wファンであふれているかと思ったら、そこそこだった。B&W Signature Diamondを鳴らしているようだ。よーし、気合を入れて評価してやろー。そう思っていたら「Noon / Smilin'」が流れてきた。ありゃ、これじゃ中域しか評価できない。でも、それで十分だった。なんとも、深みのないボーカルである。乾燥して、カサついて、薄っぺらで、軽い。
 いい加減にケブラーコーンはやめればいいのに。

◆ナスペック
 ここは、去年も一昨年もほぼ同じである。スピーカーはJoseph Audio Pearl、アンプはdarTZeel NHB-18 NSとHB-108 model oneである。私の気に入りの組み合わせである。CDTとDACは、north star designのようだ。
 スピーカーの音は、至ってハイスピード。しかし、金属コーンのせいか、ちょっと高域が硬い。darTZeelとの組み合わせは絶妙ではないだろうか。ちょっと硬く、冷たすぎるかもしれないけど。
 かけられていた曲は、弦とボーカルが続いてたような。途中、「Eagles / Take It Easy」のLiveが流れた。このシステムで聴く、ギターの金属弦の音は絶品だね。その代わりに、ボーカルは硬すぎる。

◆ノア
 ノアかー。ここにはもうJM Labはない。
 看板を見ると、私の好みではないSonus faberのデモをしているようだ。いっちょ、またケチをつけてやるか。と思って入ったら、ちょうどBösendorfer VC 7に交換しているところであった。Bösendorferは、認めているのだ。一芸に秀でたスピーカーである。Keith Jarrettのピアノ演奏のCDを聴いた。
 部屋を出て、隣の部屋を見ると、そこもノア。覗いたらここでもBösendorfer VC 7だ。バカな。
 JM Lab、戻ってこーい!!

◆DYNAUDIO JAPAN
 おー、30周年記念モデルSapphireじゃないかー!仕上げの美しいスピーカーだ。こんなんだったら、インテリアとしても十分なんじゃないだろーか。
 CDは、客のおじーちゃんの持ち込んだ女性ボーカルもののCDがかけられた。ん~、おじーちゃん、このCDはあんまり録音よくないねぇ。曲が終わると、おじーちゃんは、「真空管アンプにこのスピーカーは合わないよ」と社員に言い残して去っていった。
 気を取り直して、次のCD。DYNAUDIO JAPANが用意したデモ用のCDだ。おじーちゃん、あんた間違っていなかったみたい。私もすぐに部屋を出た。

 スロープを降りて、4Fへ。離れ小島のD棟から。

◆スキャンテック販売
 積み木を重ねただけようなアリエナイ形のスピーカーSONICS Allegria。これがなかなかよかった。中域も低域もスコーンと抜けるように鳴る。このサイズでこの音なら、我が家と同じ10畳くらいの部屋ならちょうどいいかも。
 しかし、このデザインと、それからリボンツイーターの立たない高域は、いただけない。

◆アクシス
 初めて見る、これまた変わったデザインのスピーカーが鳴っていた。音もなかなかよい。厚みがあって、抜けがあって、魅力的な音だ。社員に聞くと、この秋に出るKrellの新型スピーカーなのだと。デザインは、まだ変更されるかもしれないとのことだ。
 Krellかー、高そーだなー。

 スロープを渡って、ガラス棟へ。

◆ステラヴォックスジャパン/ゼファン
 German PhysiksにViola、去年と同じ組み合わせだが、去年よりずいぶんスケールダウンしているか。音は、いつもと同じ音だ。
 せっかくだから、修理に出した我が家のCadenzaの安否を聞いてみよう。社員をつかまえて、「あのぉー、先月Cadenzaの修理をお願いしたんですがー」。すると私の名札を見て、「あ、○○さん、えーとですねー」。私のCadenzaの状態と対応を詳しく教えてくださった。サスガだ。二重丸な応対である。どうやら、Cadenzaは海は渡っておらず、日本で手当てをされているらしい。
 部屋を出て、そうそう忘れちゃならない、粗品をもらわにゃ。受付に招待状を差し出した。
Goldmund CD Case 今年は三角くじだ。引くと3等。3等は、マウスパッドか、CDケースを選べるのだと。ありゃ、去年と一昨年の粗品が余っちゃったんだね。「んー、じゃ4等でいいです」と言うと、4等はないんだと。しかたなくCDケースをいただく。カウンターの上にあったアメでよかったんだけどな。

◆ラックスマン
 ここにB&W 802Dがあったので、チェック。ダイヤモンドツイーターは、以前のツイーターとどう変わったのか聴いてみよう。って、前もさんざん聴いた気がするのだが。
 以前みたいに霞のような鳴り方ではないようだけど、でも十分霧吹きで吹いたような、細かな高域なのだ。好き好きだな、こりゃ。
 ラックスマンは、どうだったのか。よくわからなかったよぉ・・・

◆アキュフェーズ
 おー、JBL Project EVEREST DD66000である。去年、ハーマンの部屋で聴いたときは、散々な音だったと記憶している。今年はどーか。
 うん、バランスはよくなってるね。って当たり前か。でも、やっぱり前方に放り投げるような、乱暴な鳴り方に聴こえる。私には合わないってことだな。
 アキュフェーズは、どうだったのか。よくわからなかったよぉ・・・

◆エレクトリ
 ATC SCM100SL PTである。ATCは、いつも安心して聴けてしまう。バランスがよくて、中庸なのだと思う。System 8とIsisの中間みたいな音だなぁ、そう思ってしまった。自信はないけど。

◆ハーマンインターナショナル
 JBL Project EVEREST DD66000だ。さっき聴いたゾ。
 せっかくだから、Cadenzaみたく修理に出した我が家のNo390SLの安否を聞いてみよう。社員をつかまえて、「あのぉー、先月Levinsonの390の修理をお願いしたんですがー」。すると、「えーとー・・・」。修理が混んでいて、個別の状況はよく分からないんだと。海は渡ってはいないらしいのだが。ま、こっちの方が当たり前の応対か。ゼファンの応対が立派すぎたのだ。

◆アッカ
 1階上って、5Fのアッカ。さっきは、やはり講演で入れなかったのだ。
 行くと講演は終わっていた。空いていた椅子に座って一息つく。社員はみんな客と個別に話しをしている。スピーカーの前から動こうとしないし、CDをかけようともしない。
 椅子に座っている客がソワソワしだす。「あれっ!さっきCDかけようとしてたんじゃなかったのかよ!」。ブツブツ。ひとりふたりと、やや荒々しく席を立ち、部屋を出て行く。社員は気がつかない。
 こりゃだめだ。去年一昨年、YG Acousticsのヨアヴ君がひとり奮闘していたときの方が、よっぽどよかったのだ。じゃまな社員はいらないゾ。私も、今年は聴くのをあきらめて部屋を出た。


 さて、余った時間はいつものように、もう一度聴きたいっ!と感じた部屋に行くのだ。
 今年は、ナスペックと大場商事だな。でも、System 8とIsisは、何かちょっとアリフレというか一般的すぎるよーな。ってことで、Joseph AudioとdarTZeelの音をもう一度聴きに戻ったのだ。あー、ここは3年連続で2回行ってるなぁ。
 ナスペックに行ったら、またもや「Eagles / Take It Easy」だった。デモ用CDが一回りしちゃったんだね。でも、いい音は何回聴いてもいい音なのだ。


スポンサーサイト

コメント

Joseph Audio

始めまして。私も10/6に聴きましたが、スピーカーのJoseph Audio Pearlは同意見で、ややモニター的で冷たい感じがしますが抜群に良かったと思います。あとスピーカーではViVid AudioのK1が良かったです。こちらの方は開放的な鳴り方で音楽が楽しめる感じがしました。

HiRO(LT)さん、こんばんは。はじめまして。
 ViVid Audio、よかったですか。確かステラの扱いでしたね。明日ちょこっと行ってみようかな。ハイエンドショウも気になりますし。でも、1回行くとお腹いっぱい感がありますよね。どーしよーかな。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hei30per.blog34.fc2.com/tb.php/208-a82fc77e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

オーディオ・メニュー


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールを送る

メールを送る 

My Yahoo!に追加

My Yahoo!に追加
Google

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。