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個人主義

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2019-08

PAD Dominus Power Cable Rev.B Plasma Upgrade

 おっ!こんなところにPAD Dominusがあるぞ!!さっそく聴いてみなきゃ。

PAD Dominus 私がオーディオを始めた4年近く前、私の触れるネット上のオーディオケーブルの情報は、このPAD Dominusが花盛りであった。今思うと偏った情報だったのかもしれないが、そんなことは疑いもしない無垢な私は、とにかくDominusにあこがれた。何とか、一度でよいから、その音を聴いてみたい、と切に願っていた。
 時間が経つうちに、Dominusの悪い評価もちらほら目にするようになり、そんな熱もいつしか冷めてしまった。それでも私が一番最初に購入したオーディオケーブルは、同じくPADの最下位Musaeusなのだ。おー!なんと今日は、偶然にもそのMusaeusとの比較になるのだ!なんとも感慨深いなぁ。

 それでは、最初にCDPに刺して、Dominusのキャラクターを確認してみよう。現行のStealth Dream for Digitalとの比較だ。
 ご存知のとおり、このDominusの両端は細いので、差し込みは楽である。しかし太い部分は重くて硬い。Allegroを連想してしまう。
 音を出す。やはり少し見通しが悪いね。モヤがかかった感じがする。でも、そのモヤがピンク色に感じるのは何でだろう。面白いね。レンジは広くなく、やはり先入観として持っていた印象と同じだ。これを単体で比較試聴したなら、採用はしないだろうナ。

 では電源装置に。Musaeusとの比較だ。
 おー、なんか熱気と解像度のバランスが、ちょっと熱気寄りに戻ったか。全体的にエネルギー感が増し、よりフォーカスがしっかりした。そして、中域がやや厚くなり、なんだかホッとしてしまった。これはバックボーカルも期待ができるんじゃないだろうか。
 う~ん、熱い息吹とはほど遠いが、生温かいものは少し感じることができた。このDominusはPlasmaにアップグレードしたばかりらしい。エージングが進み硬さがとれれば、もう少し温かみも増すのではないだろうか、と希望的観測。


 3回に渡って続けてきた『おっ!こんなところに○○があるぞ!!』シリーズもこれでひとまず完結だ。ってシリーズだったのかよ!自分でツッコんでみた。
 実は、「k1xv2xさん宅訪問試聴 (後編)」の最後で、k1xv1xさん宅から、疑念の素として抱えて帰ったのは、この3本のケーブルStealth Dream for PowerAmpSynergistic Absolute Reference、PAD Dominusだったのだ。そう、「我が家で盛りだくさんケーブル試聴 (前編)」から、この3本の組み合わせの音が頭から離れなくなってしまったのだ。大変思慮深くない私は、「もー辛抱たまらん!」とばかり、ソッコーでk1xv2xさんから譲っていただいてしまったのだった。せっかち。
 というわけで、現在我が家の電源ケーブルは、
  CDP      :Stealth Dream for Digital
  プリアンプ  :Synergistic Absolute Reference
  パワーアンプ:Stealth Dream for PowerAmp
  電源装置  :PAD Dominus
となった。
 かくして我が家の音は、熱気を代償に、解像度がちょっぴり上がることとなったのだ。

 と、ケーブルを一新したところで「Misia / Love & Ballads」を聴いた。1曲目「Everything」。あ、イカン・・・
 始めてこの曲を聴いたときには、まるでMisiaと一緒にカラオケボックスに来たような錯覚に陥った。狭いボックスの中、目の前にMisiaが立って唄っていて、マイクを通さない肉声が聴こえてくるような気がした。ところが今は、Misiaは離れた広いステージの上、マイクを通した冷たく硬い声がする。
 え~、どーしよー。途方に暮れた。少し頭を冷やして考えよう・・・

 今まで何度も書いたが、私は貧乏性である。スナック菓子は、最後に口をあ~んと開けて、その上で袋を逆さに振って、破片まで食べるタイプである。カップのアイスクリームは、最初にフタにへばりついたクリームを舐めなきゃ気がすまないタイプである。だったらCDだって、隅から隅まで、余さず音を再生したいに決まっている。高解像度は私の気質が欲するものなのだ。
 しかし、それだと味わえないものがある。熱気や、温もりや、生々しさ、それらを感じるためには、目の粗いザルで音の濃いところだけをすくうしかない。悪いことに、私はこれらが大好物なのだ。
 どーすりゃいいんどぅやいぁおぅをぉあぁ・・・(苦悶の様)


 k1xv1xさん宅訪問試聴の日から、何日も考えてきた。今日、ふと、ある考えが頭に浮かんだ。
 我が家の今のシステムの音を、熱気を犠牲にして多少高解像度に寄せてはみたものの、その解像度はk1xv1xさん宅には遠く及ばないレベルである。それでは、我が家の音は、熱気に特筆すべきものがあったのだろうか。フルCurrent Cableでは、確かに聴いたことのないほどの熱気を感じた。しかし、Dream for Digitalを入れた時点で、熱気は平凡の域に収まってしまったと思われる。
 このまま熱気と解像度の均衡をとろうとしたら、多分、おそらく、いや絶対、熱気も解像度も低レベルなままの均衡になってしまうだろう。ここは均衡するポイントを探るのではなく、熱気も解像度も、共にもっと上のレベルを目指すべきではないだろうか。
 おー、そうなのだ。あぶないあぶない。目先の現象に囚われて、小さくまとまってしまうところだったゾ。ここはいったん、多少の犠牲には目をつぶり、大きな高みを目指さなければ。
 熱気と解像度、双方を一気に高みに引き上げることは、大きな財力を使わないと難しそうだ。少ない投資で上を目指すには、やっぱりスパイラル型で試行錯誤を繰り返しながら上昇していくしかないだろう。
 熱気ムンムンのバックコーラスおばちゃんたちとは、しばしのお別れを言おう。今は、一段上の解像度を手に入れるための迂回なのだ。その次には、もっともっとムンムンのおばちゃんたちを探しに戻ってくるのだ。





 と、威勢よく書いてはみたものの、ここまでのケーブルをそろえておいて、この先少ない投資でなんの試行錯誤ができるのやら・・・やっぱりまた途方に暮れる。

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コメント

 パワーアンプを変えてみてはいかがでしょう?ムンドからプリと揃えてブラボーにするとか、クレルに変えるとか。大きな財力が必要になりそうですが(^_^;

 k1xv1xさんはCDPを換えろと言うし、MESSAさんはパワーアンプですか。やっぱ、この際3年くらい大人しくして、機器変更しましょうか。実はdarTZeelがいいかも、とか思っているのですが。5年は大人しくしてなきゃならないかな。

darTZeelに一票!!へいさんの好みだと思います。プリも一緒にね。ただ、デザインがとっぴなので、デザインの合うCDPがな~。マランツなら色は合いそうだけれど、実際使っていた私からいえば、音は空間に微細に広がり綺麗なものの熱さは望めませんしね。それ以外では、アンサンブルという手もありますね。こちらの方がお安いですが、解像度に不満が出るかも??もっとも、へいさんのお望みのレベルが高すぎるので、機器入れ替えもそう簡単ではなさそうです。解像度と透明感があり空間に音が微細に満ち満ち、それでいて音に芯と厚さがあり、酔わせるような色艶もある、多分へいさんのお望みはそういう音のはず。機器の構成から私はそう断じます(爆。あれ?それって、私の目指す音でもあるんじゃないの??

k1xv1xさん
 私の音の好みがよくお分かりで!機器構成から分かるって、それ、節操がないってことですか(爆。いやいや、そう言われて我が家の機器を眺めると、高解像度を特徴とした機器がないですねぇ。SPケーブルのKimber KS-3035くらいですか。k1xv1xさん宅は、高解像度の機器でそろえてらっしゃる。逆立ちしても勝てません。

へいさん、こんばんは。
へいさんのお宅で高解像度系のナンバー1はやはりスピーカーではないでしょうか。レビンソンのCDPも、ムンドもどちらかといえば高解像度系に入る機器ですしね。でも、へいさんは、あえて難しい機器の組み合わせに挑戦しているので、これらの機材を纏め上げるのには相当時間がかかると思います。異種格闘技戦は大変です。私もいろいろなことをやりましたが、プリとメインは同じメーカーで、というのが、一番纏め易いやり方でした。実は、私も次はひそかにdarTZeelなども狙っております。そっちの路線だとFMなんかも視野に入ってくるので悩ましいので困り者ですけど。

k1xv1xさん、こんばんは。
 やっぱり難しい機器の組み合わせなんですかね。自分としては、Levinson、Viola、JM Labで甘めに振った音をGoldmundで締めてるつもりなんですが。あ、ウソです。行き当たりばったりに揃えました。
 少し長期の計画で考えてみましょうかねー。

こんばんは、へいさん。
レビンソンのCDPは、レビンソンとはいえ、レビンソンなき後のマドリガル製ですので、レビンソンの血をそのまま受け継いで昇華させんとしたヴィオラとは、音作りの傾向が少し違う気がします。異父兄弟という関係だけに、かえって微妙なマッチングになってしまうのかも。私も一時期380SLを中心としたフル・レビンソン(フル・マドリガルですが)でシステムを組んでいたときがあり、昔のレビンソンじゃないな、やはり、と感じたことがあります。メンテナンスに問題は残りますが、いっそ、昔のチェロでフルシステムなんていうのも、へいさんの場合はありかもしれませんね。ゾクッとくる魅力はチェロ独特で、これはこれで、嵌ると逃げられないものがありますよ。
へいさんのコンセプトは十分に分かります、お目指しになっているところも想像出来ます。今のシステムにとことん取り組まれた後に長期計画の道が開けてくるかと思います。安易な機材の入れ替えが癖になるといいことはありません(と、自省の意味も含めて)まずは、お手持ちの機材の能力をとことん搾り出す道をお極めくだされませ。

 k1xv1xさん、なんだかほっとするお言葉ありがとうございます。そうですね、なんだか急ぎすぎてる気がします、私。ブログのネタ探しが知らずにプレッシャーになっているのかな。少しじっくりと、我が家の機材の音を探ってみます。小ネタ、小細工(失礼(汗))、またいろいろお教えください。

こんばんは、へいさん。
小ネタ、小細工(爆、これが結構効くこともあるんですよ(大爆。
機材の入れ替えなどの大細工は、長い目でやっていくとして、小細工にしばらく熱中するのも、オーディオの楽しみの一つだと思います。
へいさんの所でいえば、まずはパワーアンプの電源環境の改善(前にも言いましたが、シュンヤッタのハイドラなどのパッシブ・タイプでも相当効果はありますぜ)、電源関係、機材関係の足元対策、空き端子へのノイズ対策、ケーブルの振動対策などなど、遊べるところは沢山あるのではないでしょうか?ご一緒に「遊びましょ!!」

k1xv1xさん
 そうですね。しばらくチマチマとやっていくことにしましょう。実は、電源はBPT
http://www.b-p-t.com/index.htm
を薦められていて、興味津々なのです。って、どこがチマチマじゃ~い!!
 一緒に遊んでやってください(半泣き

へいさん、こんばんは。
BPTはさすがに使ったことがなく私も興味津々です。ぜひ、人柱としてご購入され効果の程をお知らせ頂ければ幸いです(汗
とまあ、冗談はともかく、audiogon辺りでも出品されていますね。インレットが15Aらしいのでケーブル選びは楽かもしれません。私のシュンヤッタ/ハイドラ6やオーデイオプリズムのパッシブ・クリーン電源は、インレットが20Aなので、ジェフの301など20Aインレット・パワーアンプ遣いの方々以外は、ケーブルを使いまわしできないし、ケーブル自体の選択肢も限られますので、面倒かつ悩ましいです。そういうところにも意外な出費が待ち受けていますので、ご注意下さい。
しかし、チマチマやるっていうのも、ある種の能力が要りますね、もちろん、私にはできませんです(大爆
今のところ、うんと欲しいものがないというだけ(又は、欲しいものは山ほどあるが先立つものがない、ともいいますが)なので、チマチマ遊んでいられるのです。システム8は音が好きじゃないし、LAT-1000は高すぎで大きすぎ、ダルジール何かに行けばシステム全部組みなおしだし、というわけで、チマチマ遊んでいるのが良さそうな今日この頃です(笑
ドライカーボンインシュの2枚重ね、その内お持ちしますね。

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Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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