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はじめてのクラシック
どこから話そうか。
そもそも、私がこの「DENON Audio Check CD - Special Reference Edition」をオーディオ・チェックCD用に購入した理由は、ある日偶然、丸の内オアゾの広場で、ヴァイオリン四重奏の生演奏を聴いてしまったからだ。「あ~、やっぱオーディオの音とは違うワ・・・」そう思って、ちょっと落胆した。生演奏のヴァイオリンの音は、圧力を感じるほど力強く、みっしりと密度のある音であった。
我が家のオーディオでも、この濃くて野太いヴァイオリンの音が出せればいいなぁ、そう願ってこのチェックCDを購入したのである。このCDのヴァイオリンの音が、オアゾでの生演奏の音と同じように聴こえたらいいなぁ、そう思っていた。
darTZeelを導入して、このCDを聴いたとき、「おっ、あのときの音だ!」と思った。クレヨンで塗りつぶしたような濃いヴァイオリンの音が、力強く聴こえてきたのである。
それからである。もっと、この濃いヴァイオリンの音が聴きたいっ!その衝動が止められなくなったのだ。イカホド~!(ナニ風なんだ?)
どのCDを買っていいのか分からない。「ヴィヴァルディ:≪調和の霊感≫ 作品3より 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ~ 第1楽章」って、どれが曲のタイトルで、どれが属性情報なんだよ。わけわかんねーよ、クラシック。とりあえず、手がかりのキーワードは、「ヴィヴァルディ」、「ヴァイオリン」、あと「優秀録音」かな?
で、購入したCDと、なぜか所有していたCDが写真のものである。

自分でナニ書いてるのか、ヨクワカラナイヨォー!(再びアジア系外国人ホステス風)
いやー、これらのクラシックCDが、今我が家ではヘヴィーローテーションなのである。「クラシックなんか理解できんっ!」そう思っていた私が、このアリサマ。オーディオは、音楽の好みまで変えてしまうとは分かっていたが、まさかこの私がクラシックとは!?
私のように軽薄なPopsで、Dance&SoulまたはR&Bで、Hip Hop寄りでもあって、昔はユーロビートonlyで、Rockが入ってて、ちょっとJazzyなのに、今になってClassicとは。中高生の頃は、クラシックなんてカビ臭くて、なんてダサイ音楽なんだろー、とか思ってたんだけどなー。まー、中高生の頃から、もうウン十年経ってるからなー。オレ自身がカビ臭くなっててもしょーがないかも。ズンドコ~!(わけわからん風)
気がつくと足でリズムをとっていたりするのである。「Amadeus / The Complete Original Soundtrack Recording」Disc-1の6曲目「『後宮からの誘惑』よりトルコ近衛兵の合唱/私は皇帝になりたいな(ドイツ軍歌)」だってサッ。クラシックでノッているオレって、絶対おかしいのだ。
J-Pop「伊藤由奈 / Heart」のCDを聴いた後に、「ブラームス ( Johannes Brahms ) / ヴァイオリン協奏曲、他 シェリング(vn)クーベリック&バイエルン放送交響楽団」を聴いた。これらを同じ音楽というカテゴリーで括っていいのか!?と思った。片方は漫談とかと同じ系列でいーんじゃね?もちろん私は漫談も大好きだ。
と、チョーシコイて聴いたのだが、実は「Sibelius / Walton / シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 / 諏訪内晶子」のCDも買っていたのだ。しかし、このCDはまったく分からなかったよぉー。
私はジャズも聴くのだが、私の聴くのはスタンダードなジャズボーカルもの、スウィングやJ-ジャズなどと言われるもの。”ど”ジャズと言われるものは、実は理解できないのだ。同じように、クラッシクも、オーソドックスなもの、スタンダードなものは、楽しく聴けるけど、”ど”クラシックは、やっぱり理解できないのだなぁー、ということが分かった。
だいたい、 諏訪内晶子は「スワウチアキコ」だとずーっと思ってたし。
クラシック通の方にはハナで笑われてしまうだろーなぁ。でも私にとっては、一生涯理解できない!と決めつけていた音楽のハシッコが、ちょっとだけ心の中に心地よく染み込んでくるようになって、素直にうれしいオドロキなのだ。
ヒ○キカンゲキ~!(って、こんなベタで軽薄なシメでいいのか?)
DVDレコメンド:Pussycat Dolls / Live From London
とりあえずCDを購入してみた。キャバレー・ダンス・グループということだったが、CDアルバムでは、ジャケット写真でその容姿を確認することしかできなかった。しかし、メインボーカルのNicoleのややかすれた唄声は、非常に魅力的、かつ実力派であった。2005年のことである。
2006年、DVD「Pussycat Dolls / Live From London」が発売となったが、これはリージョンコードが"1"の北米盤。是非そのキャバレー・ダンス・グループのパフォーマンス映像を観てみたいと思ったが、我が家のDVDプレーヤーのリージョンコードをいちいち変更するのが面倒なので、購入を躊躇していた。
そんな折、めでたく2007年11月に、ユニバーサル・インターナショナルより、邦盤の発売となった。オーケーッ、買いまひょ!

このDVDは、LondonでのLive映像と、ミュージック・ビデオと、メンバーのインタビューの3部構成。PDC(Pussycat Dolls)のエッセンスが楽しめる、お買い得な1枚だろう。
いやいや、マイッタ、やられた。カッコイーのである。さすがプロのダンサー。セクシーなんだが、最近の米国の若手アイドル歌手のミュージック・ビデオのような、肌の露出だけが目立つ、下品なセクシーさではない。大人の色気+見事なダンスシーンが披露される。日本のタレントでいうと旧学園祭クィーンの杉本彩、映画では83年「フラッシュダンス」のJennifer Bealsを思い出した。
特に感動を覚えたのが、ミュージック・ビデオ部のスタジオ収録の4曲目「Buttons」、5曲目
「I Don't Need A Man」、それと地下鉄と路上シーンの6曲目「Wait A Minute」である。いやーっ、ほっあグじぇ具ぁぷぺぽ☆♪▲$@で、イイッ!!!
私を「スケベおやぢ」とさげすむなら、そう言えばいい。しかし、そう言われようとも、私はこのDVDをレコメンドせずにはおれない!この感動を伝えたいのだ!!
ただし、あなたが、あなたの彼女、奥さん、あるいは娘さんとの関係に支障をきたしたとしても、私はその責任は負わない・・・。あれ?やっぱ、ただの「スケベおやぢ」か!
ふんっ。ニポンノオトコ、ミナスケベェネッ!(アジア系外国人ホステス風)
お知らせ
このブログが、本日2008年1月16日(水)にオープンする「オーディオブログ&レビュー 【オーディオ研究室】」というWebサイトに引用されることになったらしい。
「らしい」なんてヒトゴトのように書いてしまったが、運営会社のご担当者から私宛に、大変ご丁寧な参加の依頼があったし、ちょっと前からプレオープンしている当該サイトには、私の記事が2つ3つ掲載されている。また、メンバーの欄には、このブログの名前も並んでいる。
で、えーと、これが良いことなのか、そうではないのか、実はよく分かっていない。でも、オーディオ文化が盛り上がって、ユーザーも業者の方々も、その恩恵に与れるといいなぁ、という思いは、私も運営会社の担当さんも同じであろうから、とりあえず承諾のメールをお送りしてみた。
ということで、ひとまずこの「オーディオブログ&レビュー 【オーディオ研究室】」、応援してみたい。でも、こんな私のやってる初級者のブログでは、あまりお役には立たんだろーなー。
CDに悲しいキズ


しかし、キズが頻繁につくようになったのは、最近のことである。以前は、滅多にキズなどつかなかったのだ。 最近よくやる操作って・・・
あっ!わかったかも。
最近、CDを聴いている途中で、CDPを一時停止にして、2~3分席を離れることが多い。通常の一時停止は、CDの回転もピックアップもそのままの状態で、CDの読み込みのみを停止させる。一時停止を解除すると、直ちにCDの再生を再開することができる。しかし、2~3分の長時間の一時停止になると、CDもピックアップも停止の状態に戻るようなのである。再生していた位置は記憶しているのであるが、再開するのにしばらく時間がかかるのだ。
このCDPは、CDを持ち上げて回転させるようなのだが、この長時間の一時停止で、停止の状態になるとき、まだCDの回転が止まらないうちに、トレイに下ろしてしまうのではないだろうか。そのときに、トレイの段差の位置にキズがついてしまうのではないだろうか。
それに気がついて以来、CDPの一時停止の操作はしていない。CDにキズがつくという悲しい現象は、それからは起こっていない。
いろんなことが起こるもんだなぁ、オーディオって。
追記
このブログ読んだTATSUYAさんから、的確なご指摘をいただいて、原因が別なところにあったとハッキリした。なるほどー!溜飲が下がるとはこのことだ。
詳細は、コメントを参照のこと。
CDレコメンド:Colbie Caillat / Coco
ジャンルはPopsだね。混じり気のない、素朴なPopsだ。

アルバム全般に渡って、アコースティックギターがとてもリアルな音を聴かせてくれる。ボーカルも大変よい録音である。聴きはじめて、すぐ「Lisa McClendon」を思い浮かべた。シンプルな曲調で飾り気のなさには、何か通じるものを感じた。
聴いていて、心があらわれる、と言ったら言い過ぎだが、アクのなさ、ケレンミのなさには、なんだかホッとさせられる。Jazzだとか、Soulだとか、Hip Hopとか、Rockとか、Popsとか、ジャンルなんてどーでもいーじゃん (not 小島よしお風)。そんな気になった。
まだ子供の頃、カーペンターズや、ベンチャーズや、ミッシェル・ポルナレフ、ダニエル・ビダル、ビートルズ、モンキーズ、PPM、CSN&Y、S&G、ポールモーリア・グランド・オーケストラ、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、青い三角定規、杉田二郎、フォーク・クルセダーズ、音楽の分類なんて知らずに、音楽を聴いて素直に感動してた頃、そんな頃を思い出した。そう言えば、この「Colbie Caillat / Coco」を聴いた感じは、70年代に活躍したフォーク・ロック・グループ、アメリカの「Horse With No Name (名前のない馬)」を聴いたそのときに近い感動なのかも。
いい買い物をした。
今後の改善テーマ(メモ) 08. 1. 3版
あ!あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。と一応お行儀よく 年始のごあいさつを。
過去の改善テーマは、
2006. 7.18 「今後の改善テーマ(メモ)」
2006.10. 4 「今後の改善テーマ(メモ) 06.10.4版」
2007. 1. 3 「今後の改善テーマ(メモ) 07. 1. 3版」
2007. 6. 6 「今後の改善テーマ(メモ) 07. 6. 6版」
であった。
さて、今現在の我が家のオーディオへの不満点はというと・・・、ないっ!ないのである。満足してしまっているのである。これ以上の改善はあまり期待していないのである。
それじゃー、ミもフタもないので、パートごとに見ていこう。いつもの「ザ・ベストテン」のパネル風ではあるが、ランキングではない。
part.1 | 機 器 |
現在の機器構成は、私の好みの音を出してくれる組み合わせである。不満はないのであるが、強いて言うなら、CDPの改善を上げよう。方向は2つある。
CDT+DAC+クロックで王道を行くか、CDTをゼロスピンドルPCトランスポートとして、先進の茨の道を行くかだ。どちらにしても、もう少し先の話となるだろう。 | |
part.2 | インターコネクト ケーブル |
ここは、残テーマが1つある。現行Stealth IndraとCurrent Cable Enchantressの比較だ。もう少し落ち着いたら、試聴をお願いしてみよう。Enchantressが帯域バランスを崩さずに、骨太の中域を聴かせてくれることを期待している。 | |
part.3 | スピーカー ケーブル |
なんだか、パワーアンプを入れ替えたら、今までのスピーカーケーブルへの懐疑的な気持ちが薄れてしまった。現行のケーブルのままでいいかも。でも、もし機会があるなら、Audioquest Everest、Current Cable Liberatorあたりを聴いてみたいなぁ。ここでも骨太の中域を期待する。と言っても今の中域に大きな不満があるわけではない。 | |
part.4 | 電源ケーブル |
現状のケーブルでまったく満足してしまっている。現状で、広帯域重視の組み合わせと、中低域重視の組み合わせの2パターンのケーブルを用意していることでもあるし。ケーブルを取っ替え引っ替えするのにちょっと食傷ギミなのもある。 | |
part.5 | 機器の足元 |
ここも現状満足である。今のオーディオボードは満足感が高い。インシュレーターでの微調整は、果てしのない、堂々巡りの作業に思えてならない。 | |
part.6 | ルームアコースティック |
気になっていた拡散板の効果が、私の好みの方向ではないことが分かった以上、この先、改善の方向性を思い巡らせることが難しい。遠い将来、田舎にプレハブのオーディオルームを造るのだ!というのが、最大のテーマかな。 | |
part.7 | その他オカルトグッズ |
あまり触手は動かない。今までの経験では懐疑的、もしくはごく限定的な効果しか期待できないと思っている。ま、これも機会があれば。 | |
ちょうど1年前の「今後の改善テーマ(メモ) 07. 1. 3版」には、「今年は大きなイベントはあまりなさそう」と書いたが、今年はもっと落ち着いてしまったようだ。また半年前の「今後の改善テーマ(メモ) 07. 6. 6版」の不満な点も、ずいぶんと解消された。
長い間、気になっていた電源環境については、交流を作り直すタイプの電源装置でさえ、実はクセが強いことが分かって、やりすぎても自分の好みの方向にいくとは限らないと悟ったし。
まぁ、ぼちぼちとやっていこう。