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個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2007-10

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帰ってきたプリアンプ

 世の中的には、「帰ってきたウルトラマン」が再び話題・・・って、前にも聞いたゾ、ってか。

 いやー、待ちすぎて首がキリンになってしまった。台風とともに帰ってきたViola Cadenza。ひたすらボリュームユニットを磨いてくださったようで、ガリは皆無。なめらかなボリュームの増減。心なしかカチカチというツマミを回す感触さえ、ヌメヌメッって感じで気持ちよくなった。
 これで、やっと我が家のオーディオ構成も元にもどったのだ。で、さっそく音のチェック。チェックCDは、「LaShell Griffin / Free」である。このCDは、耳に周波数毎のタコが・・・って、これも前に聞いたぞって。

 どーして機能的には蛇足のプリアンプが間に入って、こんなに音が豊かになるのかは、やっぱり私のプアーな頭では理解できない。
 ボーカルなどの中域の音が厚みを増すのは、Violaの音作りなのは分かる。でも、それに加えて、高域にも低域にも音に芯が入るのだ。高域のハイハットやウィンドチャイムは金属の響きを帯び、低域のベースやバスドラは、ズシズシと体に響く。
 音に厚さがでて、芯が入ることによって、実体感が増し、定位がハッキリし、前後左右の音場がよりリアルに展開する。目の前にアリアリと存在する音の迫力には、言葉には表せない説得力があるのだ。
 ちょっと前にレコメンドした「Mutya Buena / Real Girl」は、やっぱ鳥肌実、いや鳥肌ものだ。 はぁ~っ!オーディオやっててよかった。

 しばらくぶりに、自分の作り上げた音を聴いて、自分の好みの音に改めて気がついた。
 今までは、ブヨブヨだとか、だらしのないとか、低域に不満を言うことが多かったのだが、私は実は低音フェチだったようだ。ずっしりと重い低域を聴いて、心が落ち着くのだ。満足なのだ。
 あっ、ヤベっ!今は夜中だ。ボリューム絞んなきゃ。


 しかしっ!である。手放しでは喜べないことも起こっているのだった。No390SLは、HDCDのパイロットランプが点灯しなくなっている。これは、配線忘れではないかとのこと。No390SLは、再び送り返さなければなるまい。またしばらくは、AV機器で音楽を聴くこととなるだろう。
 Cadenzaは、入力端子についていた標準のショートピンがなくなっている。これも付け忘れだろう。後でいいから送ってくれよー。
 オーディオ業界の魅力は、家電AV業界には失われた、人間系中心のところにあるのだろう。この程度のミスはいいよぉー、怒らないよぉー。オーディオの世界にいる人たちは、みんな仲間ぢゃないかー。
 私もマルくなったものだ。・・・でも、また送り返すのは、やっぱメンドーだなぁ。

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ピックアップのエージング

 我が家のMark Levinson No390SLが、修理から戻ってきたのは、前回書いたとおりである。ピックアップの交換となった。
 するってーと、なにかいっ、八っつぁん。ピックアップが新品で、エージングが必要になるってぇ寸法かい?
 そーらしいんでぃ、熊さん。ピックアップが馴染むまで、しばらく時間をかけねぇと、本領を発揮してくれねぇんだとよぉ~。

 なんてーことを、脳内の八っつぁん、熊さんに会話させてみたがいかがか。オーディオマニアの方々は、そうそうエージングエージング、エージングが大事だ!って、hd(激しく同意)かもしれない。
 ピックアップにエージングなんて、そんなことは考えすぎだろー!と思っていたのだが、やっぱエージングは有効のようなのだ。CDを聴くたびに音の分離と実体感が増していくのが分かるのだ。なぜだか、低域の沈み込みと迫力も増してきた。このまま行けば、プリアンプはいらないゾ!なんて気がしてしまう。

 つい最近、身近にバークリー音楽大学出身の人間がいることを知った。彼の言うには、楽器にもエージングは重要で、たとえばどんなに高価なギターでも、何ヶ月も演奏しないと、ダメダメな音になってしまうし、安物のギターでも毎日弾いていると、すばらしい音になるらしい。
 へぇー、オーディオの世界と同じオカルトが、演奏家の世界にも存在するんだなぁ、素直にそう思って感動したのだ。
 うん、ピックアップにもエージング。きっと大事なのだ。・・・ホントか?!

帰ってきたCDP

 世の中的には、「帰ってきたウルトラマン」が再び話題だと小耳に挟んだ。関係ないけど。♪でもそんなのカンケー・・・、やめとこ。

 一ヶ月弱である。修理の結果、輸入代理店ハーマンインターナショナルのご担当者は、我が家のMark Levinson No390SLの、ピックアップを交換して、全体を点検してくださったらしい。修理報告書のコメント欄には、「遅くなりまして申し訳ございません」の朱色の文字が。先に謝られてしまっては、「遅いっ!」と怒るわけにもいくまい。
 ちなみに発熱は、DAC部分の温度を一定に保つためなのだと。Antelope Audioのクロックの、ルビジウムの発振をコントロールするのと同じ仕組みなんだね。納得した。

 これで我が家のオーディオの構成は、
  CDP   :Mark Levinson No390SL
  PW AMP:Goldmund MM28ME
  SP    :JM Lab Alto Utopia Be
となった。AVシステムから、一応ピュアオーディオのシステムへと脱皮した。
 どんなんだかなぁ、と音をチェックしてみる。チェックCDは、「LaShell Griffin / Free」である。このCDは、耳に周波数毎のタコができるくらい聴いているのだ。

 低域ズンズン、高域キラキラで、レンジも解像度も格段に向上した。しかし、音の厚さがないなぁ。そのせいか、音の広がりが足りない。左右の音の存在感は、まだ不満が残る。前後の立体感もない。気がつけば微弱音も聴き取れない。これは、プリアンプViola Cadenzaが不在のせいなのだろうか。
 機能的にはこの構成で十分満たしているのだが、性能的、いや音楽的には不足のようだ。プリアンプの存在意義は大きい。機能的には蛇足のプリアンプが、音楽的には大きな役割を果たすのが、どーしてなのかは、私のプアーな頭では理解できない。

 CDPとプリアンプを修理に出したおかげで、オーディオシステムのグレードアップの過程を再体験することとなった。大枚ハタいて購入した機器が、その金額だけの価値をもたらしてくれたのか。それは、購入して時間が経ってしまった後では、なかなか実感しにくいかもしれない。しかし、こうしてユニット機器を順次追加する経験を再び繰り返すと、かけがえのない音を手に入れていった、その段階的な喜びを再び実感できるのだ。うれぴー!

 待ってるぞ、プリアンプ!今頃輸入代理店ゼファンは、我が家のViola Cadenzaのボリュームユニットを懸命に磨いてくれているのだろうか。がんばれぇ~、ゼファン~!!


CDレコメンド:クリスマスCDs 2007

 CDレコメンドが連続してしまうが、しょーがない。

 クリスマスは、12月25日。クリスマスの飾り付けを始めるのは、世間のショップでは11月中頃からだろう。CD業界では、10月の声が聞こえると、X'mas CDのリリースが始まるようだ。って、これも一年前の「CDレコメンド:クリスマスCDs」で書いたことだね。
 今年紹介するクリスマスCDは、「Mary Mary / Mary Mary Christmas」、「LaShell Griffin / The Gift」、「Yolanda Adams / What A Wonderful Time」の3枚。といってもMary MaryとLaShell Griffinのは、去年のリリースだ。
 Gospelとクリスマスソングの関係は、上記リンクの一年前の「CDレコメンド:クリスマスCDs」を読んで欲しい。

 「Mary Mary / Mary Mary Christmas」は、Mary MaryらしいダンサブルなGospel / R&Bである。仲間内で楽しいクリスマスを過ごす人に合うだろう。
 「LaShell Griffin / The Gift」は、新人らしくオーソドックスなクリスマスナンバーが収録されている。いかにもクリスマスって感じで、家族そろって伝統的なクリスマスの雰囲気を堪能したい人に合うだろう。
 「Yolanda Adams / What A Wonderful Time」は、Yolandaのクリスマスアルバムとしては「Christmas with Yolanda Adams」に次いで2枚目である(のかな?)。大御所の貫禄たっぷりで、オリジナルナンバーが並んでいる(のかな?)。大人のクリスマスを演出したい人に合うのかも。
 いずれにしても実力派ゴスペルシンガーである。録音も、比較的よい(多分)。

 かく言う私はどうなのか。いつもと同じ、ノープラン、ノーアイデアで臨むのだ。そうすると、思わぬハプニングが・・・、いやハプニングは実はあまり好きではないのだ。テンションの切り替えがすぐにできないので、予定外のことがおこるとオマヌケな対応をしてしまって、ナサケナイ結果になることが多いのだ。なので、いつもと同じ、極めて平和で、平穏で、なんにもないクリスマスを過ごしたいのだ。でも、せめて音楽だけは、いろんなシチュエーションを楽しむのだ。

 なんだか、過去にたくさん失敗したことがあるようなことを書いてしまったぞ。ま、いいか。

X'mas CDs 2007 上「Yolanda Adams / What A Wonderful Time」、左「LaShell Griffin / The Gift」、右「Mary Mary / Mary Mary Christmas」。
 ジャケ写もクリスマスっぽいけど、今年はついこの前まで猛暑だったせいか、クリスマスとか言うと鬼が笑いそうだ。ってキリスト教に鬼は出てこないなぁ。

CDレコメンド:Mutya Buena / Real Girl

 CDPとプリアンプを修理に出して、約3週間。まだ戻る気配はない。Mark LevinsonとViolaである。もしかして、設計者のThomas Colangelo氏が9月5日に亡くなったことが、多少でも影響しているのだろうか。だとしたら、私も「ごらぁー、はやく直せやぁー!」などと鬼のようなことを言うつもりはない。喪に服すつもりで、もうしばらく待とう。
 しかし、今のAVシステムで、B象限の音楽や昔のCDばかりを聴いて楽しむのも、もう飽きてきたのだ。そろそろ感動する音楽が聴きたいなぁ。

 以前から聴いていたCDを、AVシステムで聴いて感動するのは、厳しいだろう。だとしたら、新しく購入するCDを聴けばいいのではないだろうか。初めて聴く曲だったら、このAVシステムでも感動があるかもしれない。そしたら、CDPとプリアンプが戻ったら、ピュアオーディオのシステムで、確実にもう一度感動するに違いない。これを「一粒で2度おいしい!」作戦と名付けよう。アーモンドグリコ(by 江崎グリコ)のパクリである。ふるっ!

Mutya Buena - Real Girl そんなわけで購入してみたら、意外にこのAVシステムでも感動できたのがこれ、「Mutya Buena / Real Girl」。
 UKのR&B and Soulチャートで見つけたこのMutya Buenaは、元Sugababesのメンバーだったそうな。って、バックグラウンドはよく知らないけど。
 声質は、ちょっとカスレぎみで、甘すぎず、苦すぎず。なかなか味があってよろし。録音も多分リアルだ。多分って・・・
 2曲目のアルバムタイトルの「Real Girl」は、耳に馴染みの曲だ。あれ?日本でもヒットしていたんだろーか。流行には、トンと疎い私であった。全体的にPOPな感じのSoulで、万人ウケしそうではある。UKソウルとは、ちょっと違うねぇ。楽器がいっぱい使われている。でもこれ以上は深くは聴かないっ!あ、聴けない、か。

 ピュアオーディオで聴くのが楽しみだなぁ。

2007東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)

 ショウのレポートは、速報性に価値があるだろう。しかし、私の感想に価値があるのかは、大いに疑問だ。ぎ・も・ん・だーっ!! って、春のハイエンドショウの書き出しと同じである。
 とにかく、今回も仕事を早めに切り上げて、行ってきた。じっくり聴いたわけではなく、たくさん聴いたので、とりあえず印象に残っているものだけ書くことにする。悪口もたくさん書くだろう。しかし、これは感性の偏っている私個人の感想である。決して真に受けてはならないのだ。

 それでは6Fからスタート。

◆リンジャパン
 KOMRIの展示。毎年思うのだが、LINNの音がまだよくわからない。たぶん、ツイーターを固定している金属プレートの音、高域にちょっと金属的な、硬質な特徴のある音だと思うんだなぁ。今年もまたそう思った。

◆大場商事
 Wilson System 8である。いやー、繊細である、ある意味神経質と言ってもいいかもしれない。こんなに解像度が高いのは、スピーカーのせいばかりではないだろー、と思って見てみたら、ほーらあった。dCS Scarlatti Transportに、Scarlatti DACに、Scarlatti Clockである。プリ、パワーは、Jeff RowlandのConcertoとModel 312だ。
 このくらいのグレードになると、やぱり違う世界の音が聴こえてくるのだ。すんごいね。広いステージに楽器がビシッと定位しているのがわかる。ひとつひとつの音の表情が分かるのである。去年気になった高域はどうか。あれ、なかなか素直になったんじゃないかい?!いやいや、やっぱりちょっと耳に障る。ちょうどシンバルの音域くらいが、おもちゃのような音なのだ。残念だなぁ。
 と、2曲ほど聴いたら、スピーカーチェンジなのだと。次はなんとAvalon Isis。思わぬ幸運に見舞われたのだ。このシステム構成で、System 8とIsisの比較試聴ができるのである。たとえオーディオショップにこれらの機器があったとしても、比較させてくださいとは、きっと言い出しにくいだろう。
 Isisの音が出た。あれぇ~?なんだか魅力のない音だ。管楽器なのであるが、無造作に音をつかみ、ぶん投げたような、そんな音である。録音が悪いのかなぁ。
 曲が変わって、たぶんNorah Jones。さっきの魅力のない音の原因がわかった気がした。私の管楽器を聴く耳の感性が悪いのだ。Norah Jonesは、とても魅力的に響いてきた。音像はやや大きい、繊細さもSystem 8に比べると落ちる。しかし、System 8にはない音の実体感があった。生き生きとした、生身の肉体があるようであった。
 きっとClassic好きはSystem 8、Jazz好きはIsisなんだろーなー。Soul好きな私は、とーぜんIsisである。

◆ティアックエソテリックカンパニー
 実は、LINNの後ここを覗いたのだが、運悪く評論家のヒトの講演の最中であった。講演は、避けたい。混んでるし、暑いし、加齢臭が漂う。なにより評論家のヒトは、話しが長くてなかなかCDをかけない。私は、オーディオの音を聴きに行っているのである。
 というわけで、そろそろ講演も終わっている頃か、と思い行ってみた。Esotericは、今回行かなくてもいいかなぁ、と思ったりしたのだが、やっぱりAvantgardeにケチをつけに行かないと。
 鳴ってた鳴ってた、Avantgarde Meta Primo。サックスの曲だね。さすがホーンスピーカー、管楽器の音は比類ない。しかし、突然大量の空気が抜けるようにシューシューと鳴り出した。なんだなんだと思ったら、どうやらブラシでスネアをこする音だ。ツッコミ所のわかりやすいスピーカーである。
 どうやら、私はAvantgardeにケチをつけるのが楽しみになっているようだ。

 次にスロープを降りて5Fへ。

◆マランツコンシューマーマーケティング
 B&Wファンであふれているかと思ったら、そこそこだった。B&W Signature Diamondを鳴らしているようだ。よーし、気合を入れて評価してやろー。そう思っていたら「Noon / Smilin'」が流れてきた。ありゃ、これじゃ中域しか評価できない。でも、それで十分だった。なんとも、深みのないボーカルである。乾燥して、カサついて、薄っぺらで、軽い。
 いい加減にケブラーコーンはやめればいいのに。

◆ナスペック
 ここは、去年も一昨年もほぼ同じである。スピーカーはJoseph Audio Pearl、アンプはdarTZeel NHB-18 NSとHB-108 model oneである。私の気に入りの組み合わせである。CDTとDACは、north star designのようだ。
 スピーカーの音は、至ってハイスピード。しかし、金属コーンのせいか、ちょっと高域が硬い。darTZeelとの組み合わせは絶妙ではないだろうか。ちょっと硬く、冷たすぎるかもしれないけど。
 かけられていた曲は、弦とボーカルが続いてたような。途中、「Eagles / Take It Easy」のLiveが流れた。このシステムで聴く、ギターの金属弦の音は絶品だね。その代わりに、ボーカルは硬すぎる。

◆ノア
 ノアかー。ここにはもうJM Labはない。
 看板を見ると、私の好みではないSonus faberのデモをしているようだ。いっちょ、またケチをつけてやるか。と思って入ったら、ちょうどBösendorfer VC 7に交換しているところであった。Bösendorferは、認めているのだ。一芸に秀でたスピーカーである。Keith Jarrettのピアノ演奏のCDを聴いた。
 部屋を出て、隣の部屋を見ると、そこもノア。覗いたらここでもBösendorfer VC 7だ。バカな。
 JM Lab、戻ってこーい!!

◆DYNAUDIO JAPAN
 おー、30周年記念モデルSapphireじゃないかー!仕上げの美しいスピーカーだ。こんなんだったら、インテリアとしても十分なんじゃないだろーか。
 CDは、客のおじーちゃんの持ち込んだ女性ボーカルもののCDがかけられた。ん~、おじーちゃん、このCDはあんまり録音よくないねぇ。曲が終わると、おじーちゃんは、「真空管アンプにこのスピーカーは合わないよ」と社員に言い残して去っていった。
 気を取り直して、次のCD。DYNAUDIO JAPANが用意したデモ用のCDだ。おじーちゃん、あんた間違っていなかったみたい。私もすぐに部屋を出た。

 スロープを降りて、4Fへ。離れ小島のD棟から。

◆スキャンテック販売
 積み木を重ねただけようなアリエナイ形のスピーカーSONICS Allegria。これがなかなかよかった。中域も低域もスコーンと抜けるように鳴る。このサイズでこの音なら、我が家と同じ10畳くらいの部屋ならちょうどいいかも。
 しかし、このデザインと、それからリボンツイーターの立たない高域は、いただけない。

◆アクシス
 初めて見る、これまた変わったデザインのスピーカーが鳴っていた。音もなかなかよい。厚みがあって、抜けがあって、魅力的な音だ。社員に聞くと、この秋に出るKrellの新型スピーカーなのだと。デザインは、まだ変更されるかもしれないとのことだ。
 Krellかー、高そーだなー。

 スロープを渡って、ガラス棟へ。

◆ステラヴォックスジャパン/ゼファン
 German PhysiksにViola、去年と同じ組み合わせだが、去年よりずいぶんスケールダウンしているか。音は、いつもと同じ音だ。
 せっかくだから、修理に出した我が家のCadenzaの安否を聞いてみよう。社員をつかまえて、「あのぉー、先月Cadenzaの修理をお願いしたんですがー」。すると私の名札を見て、「あ、○○さん、えーとですねー」。私のCadenzaの状態と対応を詳しく教えてくださった。サスガだ。二重丸な応対である。どうやら、Cadenzaは海は渡っておらず、日本で手当てをされているらしい。
 部屋を出て、そうそう忘れちゃならない、粗品をもらわにゃ。受付に招待状を差し出した。
Goldmund CD Case 今年は三角くじだ。引くと3等。3等は、マウスパッドか、CDケースを選べるのだと。ありゃ、去年と一昨年の粗品が余っちゃったんだね。「んー、じゃ4等でいいです」と言うと、4等はないんだと。しかたなくCDケースをいただく。カウンターの上にあったアメでよかったんだけどな。

◆ラックスマン
 ここにB&W 802Dがあったので、チェック。ダイヤモンドツイーターは、以前のツイーターとどう変わったのか聴いてみよう。って、前もさんざん聴いた気がするのだが。
 以前みたいに霞のような鳴り方ではないようだけど、でも十分霧吹きで吹いたような、細かな高域なのだ。好き好きだな、こりゃ。
 ラックスマンは、どうだったのか。よくわからなかったよぉ・・・

◆アキュフェーズ
 おー、JBL Project EVEREST DD66000である。去年、ハーマンの部屋で聴いたときは、散々な音だったと記憶している。今年はどーか。
 うん、バランスはよくなってるね。って当たり前か。でも、やっぱり前方に放り投げるような、乱暴な鳴り方に聴こえる。私には合わないってことだな。
 アキュフェーズは、どうだったのか。よくわからなかったよぉ・・・

◆エレクトリ
 ATC SCM100SL PTである。ATCは、いつも安心して聴けてしまう。バランスがよくて、中庸なのだと思う。System 8とIsisの中間みたいな音だなぁ、そう思ってしまった。自信はないけど。

◆ハーマンインターナショナル
 JBL Project EVEREST DD66000だ。さっき聴いたゾ。
 せっかくだから、Cadenzaみたく修理に出した我が家のNo390SLの安否を聞いてみよう。社員をつかまえて、「あのぉー、先月Levinsonの390の修理をお願いしたんですがー」。すると、「えーとー・・・」。修理が混んでいて、個別の状況はよく分からないんだと。海は渡ってはいないらしいのだが。ま、こっちの方が当たり前の応対か。ゼファンの応対が立派すぎたのだ。

◆アッカ
 1階上って、5Fのアッカ。さっきは、やはり講演で入れなかったのだ。
 行くと講演は終わっていた。空いていた椅子に座って一息つく。社員はみんな客と個別に話しをしている。スピーカーの前から動こうとしないし、CDをかけようともしない。
 椅子に座っている客がソワソワしだす。「あれっ!さっきCDかけようとしてたんじゃなかったのかよ!」。ブツブツ。ひとりふたりと、やや荒々しく席を立ち、部屋を出て行く。社員は気がつかない。
 こりゃだめだ。去年一昨年、YG Acousticsのヨアヴ君がひとり奮闘していたときの方が、よっぽどよかったのだ。じゃまな社員はいらないゾ。私も、今年は聴くのをあきらめて部屋を出た。


 さて、余った時間はいつものように、もう一度聴きたいっ!と感じた部屋に行くのだ。
 今年は、ナスペックと大場商事だな。でも、System 8とIsisは、何かちょっとアリフレというか一般的すぎるよーな。ってことで、Joseph AudioとdarTZeelの音をもう一度聴きに戻ったのだ。あー、ここは3年連続で2回行ってるなぁ。
 ナスペックに行ったら、またもや「Eagles / Take It Easy」だった。デモ用CDが一回りしちゃったんだね。でも、いい音は何回聴いてもいい音なのだ。


DVDレコメンド:イノセンスの情景 Animated Clips (Dolby 5.1ch)

 修理に出ていたユニバーサルプレーヤー Pioneer DV-S969AViが戻ってきた。これが戻れば、なんとか音楽を楽しむことができそうだ。音質を気にせずに楽しむには、B象限の音楽だね。いや、AVアンプとの組み合わせとなるので、普段はあまり聴かないDolby 5.1chやSACDマルチなんかを楽しんだ方がいいだろう。

 機器の構成は、
  Univ.P     :Pioneer DV-S969AVi (iLINK接続)
  AV Amp    :Pioneer VSA-AX10i
  PW Amp    :Goldmund Mimesis 28ME (Front 2ch)
  Front SP   :JM Lab Alto Utopia Be
  Surround SP :JM Lab Chorus 706S
である。そう、半デジタルシステムなのだ。

Innocence さて、何を聴こう。頭に浮かんだのがこれ、DVD「イノセンスの情景 Animated Clips」である。日本アニメの素晴らしさを米国に知らしめた映画「Gost in the Shell 攻殻機動隊」の続編、ヲタクの巨匠が作った、ヲタクのためのアニメ「イノセンス」の、より濃いヲタクのために製作したサウンドトラックDVDである。ってそれをブログで紹介している私は、どんだけ濃いヲタクなんだ。どんだけ?!○○だけーっ!あ、言っちゃった。
 ちなみに私は、普段アニソンは聴かないのだ。

 このDVD、サラウンドを楽しむにはウッテツケなのである。なんせ、ヲタクの感性を振り絞って作ったDVDなのだ。オーディオマニアにとっては、わざとらしいくらいのホールエコーが、サラウンドSPから聴こえてきたりするのだ。SACDや普通の映画DVDなんかでは、体験できないくらい、サラウンドを活用している。このDVDなら、オーディオシステムの貧弱さを気にかけることがないくらい楽しめるのだ。
 音楽は、川井憲次とJazzボーカルの伊藤君子がやっている。伊藤君子は、決して美しい声の持ち主ではないと思うのだが、このDVDでは、なんともいい味を出しているのだ。このDVDは、アニメに興味がない人も楽しめるかもしれない。やっぱりこの映像とのコラボがあってこそ素晴らしいと感じるんだろーなー。映像だけを観るとヲタク色が強すぎて、ちょっと引いてしまうところもあるけど。

 んー、このシステム構成でもケッコー満足できるのだ。


追記
 と、思っていたけど、やっぱSACDマルチや、B象限の音楽を聴いても、このシステムでは楽しく感じられないようだ。音像は平面的で前に出てこないし、切れのない音はベターッと単調に感じる。高域は少しは伸びるが、低域はまるで重みもパンチもない。
 B象限の音楽も、iPODなら割り切って楽しめるのだが、この中途半端なオーディオシステムでは、不満なところばかりが耳についてしまう。
 中途半端と言っても、このシステムでも総額では、そこそこな金額になるんだけどナ。

 色々聴いていると、このシステムでも感動して聴ける曲もある。「柴田淳」の意識的にミッドレンジを厚くした曲や、「松任谷由実」や「ふきのとう」などのある種のノスタルジーを持って聴ける曲だ。
 面白いのは、この4chのシステムで2chステレオを聴くと、左右のサラウンドSPからも、結構な音量で音が出ているので、左右の音像が、とんでもない場所に定位していたりする。左右の弦が、唐突に右上や左上に現れたりするのだ。これはこれで新鮮なのだが、オーディオ的にはどーなんだろー。


 ♪はーやくこーいこい、CDPとプリアンプー(そりゃ「おしょうがつー」だろ!)。

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プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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