個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2007-02

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インシュレーター パート1

 さて、余剰資金も尽きてきたし、ケーブルの大々的な試行錯誤はひと段落つけてもいいのではないだろうか。まだ、スピーカーケーブルはちょっと気になるし、Current Cable Peacemakerのバージョンアップ版の納入はこれからであるが、ま、これらはゆっくり試していこう。
 で、じゃあこれから、どこを重点的にチューニングするのか。とりあえず、足元のインシュレーターとスピーカーセッティング、あとはルームアコースティックくらいか。あ、電源装置ってのもあるかな。200V化は、もっと後の楽しみにとっておこう。
 でも、これらは今までも少しは試みてきたんだけど、ケーブル対策と比較すると、イマイチ効果が地味だ。でもまぁ、他に手立てはないんだし、地道にやっていこう。

インシュレーター.JPG ということで、インシュレーターだ。写真下はk1xv1xさんのお手製のインシュレーター。アルミらしき円柱の上下にカーボンを張り合わせてある。こんな構造のインシュは見かけたことがないね。3つなので、3点支持を試すこととなる。
 上はSymposium Precision Couplerだ、Symposiumの最上位のオーディオボードUltra Platformに付属しているヤツだね。これもk1xv1xさんからお借りしたのだが、なんと未開封なのだ。開けられないよぉ~。こちらの素材は航空機用のアルミ。

 これまでに導入した本格的なインシュレーターは、Acoustic Revive RIQ-5010Sound Stage Sound Cookie SCI-1Rである。本格的じゃないヤツは、前回試したtaoc PTS-4や、東急ハンズの黒檀ブロックとかだ。
 で、そのk1xv1xさんのお手製のアルミ・カーボンサンドのインシュレーターをまずはCDP、プリアンプ、パワーアンプに試してみよう。

◆Mark Levinson No390SLへ
 さて入れようと思ったら、このNo390SLの底、中央が縦に溝のように窪んでいるので、3点支持ができないのだ。両脇の2点は高さが合うのだが、中央の1点は窪んでいるために高さが合わない。これは、レビンソンの仕掛けた、3点支持インシュレーター阻止のトラップか。だとしたら、うまい手だ。
 ここはあきらめるしかないだろう。

◆Viola Cadenzaへ
 響きがかなり乗るようだ、それも電源ケーブルでよくあるような響きではなく、まるで伏せた金ダライの上にスピーカーを乗せたような響き方に聴こえる。そう、筐体が振動しているような軽薄な響きだ。こりゃダメだ。
 もとのサウンドクッキー4点支持、後ろ2点はアクリル、前2点は真鍮に戻す。何にもなしよりも、奥行きがでる。奥の深いところに響きが乗る。さっきのような軽薄な響きではなく、重くて厚い響きである。やっぱこっちだな。

◆Goldmund Mimesis 28MEへ
 おぉ、これは!まさしく解像度が上がった。音のニジミがなくなり、ビシッと芯が入った。高域は硬く、少し金属的になる。低域のニジミが引き締まり、やや量感が減り、高域に少しシフトしたように感じる。
 バックボーカルを聴いていて思った。今まで感じていた熱気とは、まさに湯気のように実体の周辺に漂う中低域のニジミ、響きの成分だったようだ。前方に迫り出してきたように感じていたのは、実は実体が前に出ていたのではなく、熱気、中低域の響きが前方にニジミ出ていたのではないだろうか。
 そうだとしても、私はその熱気を望んでいるのだが、今回はアルミ・カーボンサンドのインシュレーターの音を採ろう。しばらくは、ニジミではなく、実体の中低域のボリュームを追求してみたい。
 問題は、実体とニジミの区別がつくのか、ということだな。うーん、難問かも。

 金属製の硬質インシュレーターの3点支持、我が家では機器によって効果はかなり違った。この辺は、電源ケーブルが、どこの機器に使用しても、変化の傾向が変わらなかったのとは、ちと違うね。面倒臭がらずに、ひとつひとつ確かめていかねばなるまいて。ん、なんか時代劇風。

  つづく


スポンサーサイト

Cadenza電源装置のインシュレーター

 そうそう忘れてたよ、Cadenza電源装置の足元対策。一応AVラックの上に設置しているし、あんまり効果はないだろうと、すっかりゴム足のまま放置プレーだった。期待はしてないんだけど、でもやっぱり試してみないと。
 で、今未使用のインシュレーターを使ってみた。チェックCDは、こんな曲の方が分かりやすいかな、と「Fried Pride / That’s My Way」を引っ張り出した。1曲目「That’s My Way」の出だしのギターが空間表現のチェックにいいかなと。

◆taoc PTS-4
taoc PTS-4 まずは、これ。インシュレーターじゃなくて、スパイク受けだ。ステンレス製である。実はこれ、オーディオにハマるきっかけとなったB&W N803を購入したときに、オーディオボードを入手するまでの一時しのぎにと購入したもの。N803は、最初からスパイクで聴くと決めていたのだ。
 で、N803は手放したので、PTS-4は2組余っていたのだが、既に1組は電源装置DA-7050Tの足元に敷いて使っている。これの音の変化のチェックはしていない。単に、フローリングの床に、直接ゴム足は、跡がつきそうでヤだなぁと思ったからだ。それにネットで、DA-7050Tにはインシュレーターが効果があると読んでいたので、ま、悪くはならんだろー、と軽い気持ちで使用した。この辺の詰めの甘さ、いい加減さが、私がマニアになりきれない要因なのだろう。少し反省。
 前置きが長くなったが、音出し。
 んー。なんかギターが前のほうに浮き出してきたかな。微妙な変化だ。浮き出した原因、音の変化を聴き取ろうとしたのだが、微妙すぎてよく分からん。多分、音の芯がはっきりしたために、立体的に定位するようになったのだろう。
 確認のために、PTS-4を外して聴いてみた。うん、やっぱ平面的に聴こえる。PTS-4、効果あり!だ。

Acoustic Revive RIQ-5010
Acoustic Revive RIQ-5010 これ、遊ばせていたわけじゃないんだけどね。インシュレーターとしての仕事はさせていなかった。オカルトグッズとして、あちこちに乗せておいただけなのだ。
 PTS-4ごときで、あれほどの効果があったのだ。RIQ-5010ならば、もっといい仕事をするに違いない。果たしてどうか。音出し。
 ・・・分からない。わずかに変化したような気もするが、この程度では、「気のせい」の範ちゅうを出ない。PTS-4に負けている。敗因は何だろう。大きさのせいか、素材のせいか。ちなみこちらは天然水晶だ。

 というわけで、Cadenza電源装置の足元は、スパイク受けのtaoc PTS-4をインシュレーターとして使用することとする。今回はあまり顕著な変化を感じなかった。チェックCDの選曲がマズかったかなぁ。我が家のシステムにはインシュレーターは効果薄し、という印象を強めてしまった。

ハンコックさん宅訪問試聴

 【序章】はこちら

 ハンコックさん宅におじゃました。部屋の使い方が我が家と似ているゾ。なんだかニヤリとしてしまう。でも、我が家のプラズマTVの代わりにハンコックさんは、プロジェクターをお使いだ。そのせいもあり、ずいぶんスッキリしている。いーなー。
 システムの構成は、

  Sony SCD-1
   |
  Sound Design FoB SD05
   |
  Wilson WATT3/Puppy2

である。フルデジタルのシンプルな構成だ。機器がたったの3つ。
 音を聴かせていただく。基本的にWilsonの音ではあるが、中域から低域にかけて厚い、どっしりと安定感のある音だ。こんなシンプルな構成とは思えないほど、エネルギー感がある。あれ、私の好みじゃないの?と、しげしげと舐めるように機器を見てしまった。イヤ、いくら外観を眺めたって、好みの音の出る理由がわかるわけじゃないけどね。
 Sony SCD-1はトップローディングだ。私はトップローディングの機器を所有したことがないので、なんとなく憧れてしまう。Sound DesignのデジタルアンプSD05は、ずいぶんと薄い。我が家のプリアンプCadenzaと同じくらいの薄さか。しかし、この横にある、WATT3/Puppy2の巨体を余裕で駆動しているのだ。すごいねー、これ。と、ここまでだ。機器はこれだけなのだ。眺めるのは、あっという間。姿を鑑賞するには、ちょっと物足りないかも。


 さて、いよいよここからk1xv1xさんの持ってきたケーブルの試聴だ。フルデジタルで極端にケーブルの少ないこのシステム。見ると、直接機器に刺さっているのは、電源ケーブルが2本、デジタルケーブルが1本、それとスピーカーケーブルだけである。このたったの4本のケーブル、そのうちの1本が換わるのだ。音がいったいどれだけ変化するのか。なんだか楽しそうだゾ。

【電源ケーブルの試聴】
 まず、電源ケーブルだ。ハンコックさん宅のデジタルアンプSD05に使われている、現行Cardas Golden Powerとの比較となる。

◆Nordost Valhalla
 Valhallaの音になったねー。レンジが広くなり、解像度が上がった。最高域、最低域に力感が増した。しかし、耳あたりは悪くない。高域の金属的なキツさは強調されず、いい感じの音なのだ。全体的に高域にバランスがシフトしたかも。合うんじゃないか、このシステムに、そう思った。
 逆に考えると、Cardas Golden Powerは、低域バランス。最初に聴いたシステムの音は、Golden Powerが大きく影響していたのか。そっちも好きな音なんだけどね。

【デジタルケーブルの試聴】
 次にデジタルケーブルを換えてみる。ハンコックさん宅のCDT SCD-1とアンプSD05間に使われている、現行PAD HDI Digitalとの比較となる。電源ケーブルはValhallaのままだ。

◆Stealth Indra RCA Analog
 今回、k1xv1xさんから、Indraはインピーダンス管理がしっかりしているらしいので、我が家のIndra RCAをDigitalケーブルとして試してみたい、とのご要望があり持参したのだ。そもそも、アナログケーブルをデジタルに使用するという発想がなかったので、私も興味しんしん。もし好ましい結果だっらた、Indra RCAをもう1セット入手して、k1xv1xさんと1本ずつ・・・、いやナンでもない。
 で、音出し。いやー、高域が美しい。Indraって美音系だっけ、と思ってしまうほど心地良い音だ。空間表現が素晴らしい。高域だけではなく、全音域に渡って、クリアで、粒立ちがよく、空間に放出される。うっとりとしてしまう。ん?しかし待て。中域がなんか聴きにくいぞ。濁っているかも。Indraは、中域に響きが乗るのか?今までケーブルレスと思っていたが、やっぱStealthなのか。Stealthはどのケーブルもどこかの音域に響きを乗せるが、Indraでは中域に響きを乗せていたのか?ごくごく僅かなのだが。
 k1xv1xさんは、デジタルはアナログとは違う75オームの帯域を使うので、その帯域のエージングがされていないせいではないか、と。なるほど。ま、気になるほどではない。全体の素晴らしさから見れば、ほんの些細なことだ。

◆Stealth Varidig Sextet Digital
 素直な音だ。Indraと比べると、音の密度は薄くなった気がする。しかしバランスは良い。Indraで感じた、中域のわずかな濁りは感じない。味付けのないケーブルだ。Kimber Selectに近いかもしれないが、それよりもっとフラットだ。

◆PAD Dominus Digital
 あれ?これがDominus?!と思ってしまった。高域の抜けは減じたが、エネルギー感は損なわれてはいない。それに中域から低域のエネルギー感は増している。最低域の振動が体に伝わってくる。中域に厚く、さくら色の響きが乗るというDominusのイメージと違った。このDominusのデジタルケーブルは、中低域に厚いが、高解像度のケーブルだ。
 と、ここで思い出した。そうだ、電源ケーブルには劇薬のValhallaが刺さっていたのだ。相当にその影響を受けていると考えていいかもしれない。

◆Belden 1506A Digital
 んー、クセがない。真水のような音だ。特徴がなく、レンジはちょっと狭いかもしれない。しかし、解像度はそれほど損なわれることはないようだ。価格を考えると、素晴らしいパフォーマンスではないだろうか。
 ここにきて、ちょっと集中力がなくなってきたかも。

【再び電源ケーブルの試聴】
 機器に刺さっている電源ケーブルは2本なのだが、この2本はAcoustic Reviveの電源タップRTP-6から供給されている。で、壁コンからRTP-6の間にはMIT Oracle Z3が使用されている。今度は、このZ3を換えてみよう。

◆Stealth Cloude 99 front
 さてStealth、今度はどこに響きを乗せてきたんだ、と思って聴いてしまった。中高域から高域は、解像度が高く、エネルギー感がある。どうやら中域がやや厚く、響きが乗るようだ。やっぱStealthの音だ。今回のこのCloude 99は、Dream for PowerAMPの力強さと、チタン端子の白のDreamの響きを少しだけ取り込んだ、個性の強いケーブルだと感じた。


 今回も非常に盛りだくさんな試聴となった。しかし、k1xv1xさんの所有するケーブルの豊富さには驚愕してしまう。オーディオショップ顔負けである。今回のケーブルの中では、ハンコックさんは、Valhallaの電源ケーブルとIndra RCAのデジタル使用の組み合わせが痛く気に入ったようだ。他のみなさんも同意見。
 ケーブル交換に素直に反応したハンコックさん宅のシステム。シンプルな構成のせいもあるだろうが、よいケーブルを使用すれば、その分だけの性能を発揮することができる、その素性のよさに感服した。フルデジタルは、侮れない。
 ハンコックさん、ありがとうございました。

ハンコックさん宅訪問試聴 【序章:k1xv1xさん宅】

 試聴会のお誘いを、k1xv1xさんからいただいた。是非々々お願いします、腰が重くヒッキーになりがちな私は、少し意識して人様のシステムの音を聴かせていただく機会を持たないとイカンだろう。

 お約束の日、まずはk1xv1kさん宅に集合だ。
 前回おじゃましたときは、なんとまったく手ブラで行ってしまった失礼な私。我が家にk1xv1kさんご夫妻をお招きしたときには、美味しいケーキを頂戴した、にもかかわらずだ。今回こそは手土産を持って行かねば。
 で、私の知っている数少ない洋菓子屋の中で、一番気に入っている代官山Picassolのクッキーを。この甘みの少ない柔らかクッキーが、お口に合えばよいのだが。おっ、今回のブログはスイーツ情報もありなのだ。ってなんだかノリが軟弱だゾ。大丈夫か、オレ。

 k1xv1xさん宅におじゃますると、既に皆さんお揃いだ。「Wilsonを鳴らそう。独り言。」のハンコックさん、「AcousticTao」のtaoさん、そして「オーディオ目玉親父」のMESSAさん。あらら、ブログをやってらっしゃる方ばかりなのだ。ヤバイ、私の無知がブログにサラされたらどうしよー、って自意識過剰か。だいたい自らこうしてサラしてるし。
 私がオーディオルームに入ったとき、偶然にも「LaShell Griffin / Free」11曲目「Better Days」が鳴らされていた。あれ?ずいぶん優しい高域だゾ!以前は超高解像度、高域は超合金なみに硬質だったハズ。高解像度は変わらないのだが、高域が繊細な柔らかさを見せている。気持ちの良い音だ。聞けば、k1xv1xさん、私がブログに「ヒョウの嵐のような音」と書いたのを見て、チューニングを見直したのだと。あれ~っ、ケナしたつもりはまったくないんだけど・・・(ウソつけ)。
 で、そのチューニングとは、プリアンプAyre K-1xの電源装置のインシュレーターを見直しただけなんだと。え”ー、それだけでこんなに変わるんだぁ。解像度が高いシステムだからなんだろうね。我が家の甘々の音では、こうは変化しないだろう。

 k1xv1xさん宅のシステムで、いくつかケーブルを聴かせていただいたのだが、忘れた・・・。気合が足りなかった。
 しかし、今回これだけは!と思っていたものは、しっかりチェック。それは、「PAD Dominus Power Cable Rev.B Plasma Upgrade」で書いた「Misia / Love & Ballads」1曲目「Everything」。k1xv1xさんのシステムでは、Misiaが目の前にいるのか、ステージに上がっているのか。果たして。
 まずはEsoteric UX-3SEで聴いた。おっ、現在の我が家のシステムに近いぞ。すぐそこのステージの上で唄っている。我が家のシステムも、そこそこのレベルまでいっているのだろうか。と、いいように解釈しておこう。
 続いてメインシステムのEsoteric X-01D2。おや?意外に近い。今度はステージのやや奥のほうで唄っているのだが、予想したよりもずいぶん近い。しかも高解像度。と、いうことは、やっぱり、我が家より高い次元で、解像度と熱気を均衡させているのだ。よーし、思ったとおり我が家は当面、解像度と熱気の両方の向上を目指す、ということでいいだろう。と、もう一回いいように解釈しておく。

 ここで、我が家を来訪したことのあるk1xv1xさんとMESSAさんが、我が家のシステムのダメだしを始めた。お二人とも「音が飽和している」というのだ。しかし、どうもk1xv1xさんは低域のことを、MESSAさんは高域のことを言っているような気がする。なんだ、どっちもダメなんじゃん。まー、対策はまたゆっくり考えよう。
 ひとつだけ学んだことがある。それは、自分のシステムを人様に聴いていただくときに、見栄を張って普段より大音量にしないことだ。だいたい、普段聴く音でチューニングしているのに、未対策の音量で聴かせる方が間違っとるよ。だから「音が飽和している」などと評価されてしまうのだ。もっとも、それだけが原因ではないだろうけど。

 さてさて、いよいよハンコックさん宅へ出陣。例によってk1xv1kさんが、カバンにガサガサと大量のケーブルを詰め込んだ。

 つづく

CDレコメンド:Paris Match / Our Favourite Pop

 アシッドジャズ、フュージョン、ボサノヴァ、AOR、いろんなジャンルの気持ちのいい成分を抽出したらこうなりました、みたいな音楽だね。ご本人たちは、BGMやカフェミュージック的なイメージよりも、もっとPOPなものを作ろうとしているみたいなのだが、POPになりすぎず、とても心地よいところで調和している。何かゆったりと体をあずけられるような、そんな気になるのだ。
 最初の頃は、Paris Matchの曲を聴くたびにトワ・エ・モワの札幌オリンピック の曲「虹と雪のバラード」が頭に浮かんだ。Vo.ミズノ マリの声が、当時の白鳥英美子の声にみごとに重なるのだ。「虹と雪のバラード」も、ちょっと憂いを含んだ伸びやかなボーカルが印象的な名曲だったよね。
 そうつまり、Paris Matchは、あっさり爽やかメロディに、すっきり軽やかリズムと、まったり伸びやかボーカルが、よ~くマッチしたグループなのだ。って韻を踏んでみたゾ・・・イケテないかも。

 このParis Match、オーディオ的にはどうなのか。実は打ち込み系多用で、残念ながら楽器の音はリアルさを欠いている。メンバーの内2名は元クラブDJだったようで、ハウス系の音作りっぽくもある。DVD「Anthology 2000-2005」のビデオをみると、なんかVJっぽい作りでちょっと納得してしまったりもする。なので、B象限の音楽なのかなー。オーディオで聴くよりも、カフェやドライブでのBGMで、みたいな感じだ。もちろん、それよりも生で聴きたい気持ちはヤマヤマヤマだ。「Anthology 2000-2005」に収録されているオランダのビッグバンドNew Cool Collectiveとのセッション映像は、なかなかカッコイイぞ。

 で、このCD「Our Favourite Pop」は、洋楽スタンダードナンバーのカバー集。Paris Matchがやるとこうなりますって感じに仕上がっている。ちょっと、ハウス系行きすぎで、Misiaの2000年のRemix盤とか、Deborah CoxのRemixをホーフツとさせるような曲さえある。そういう意味では、ハウス系にプロデュースされてしまったOlivia Ongみたいな、一抹の寂しさを感じるかも。2ちゃんねらーには分かるだろう。
 ん、CDレコメンドと言いながら、レコメンドしてるのか?してるさ!これはB象限のCDだ。

Paris Match左はDVD、Anthology 2000-2005、右は上から、5th Anniversary、Our Favourite Pop

オーグライン Interconnect Cable XLR試聴

 ブログ「オーディオ目玉親父」のMESSAさんが、我が家にブログのネタを持って来訪してくださった。ヤレありがたや。持ってきていただいたのが、このオーグラインのInterconnect Cable XLRなのである。
 見た目は非常に細くてユニークだ。手に取ってみると、まるで針金のよう。見たマンマだ。接続は容易ではあるが、作業の最中は、あちこちに先端がぶつかり、ちとやっかいではある。

 では聴いてみよう。比較対象は、我が家の現行のStealth Indra XLRとなる。あ、使用場所は、CDPとプリアンプの間ね。
 音を出す。おー、中高域に盛大に響きが乗る。美しい響きではある。PAD Dominusの桜色の響きに似ているかもしれない。音場は広くとるようだ。しかし、やや平面的だ。その辺は、チタン端子の白のStealth Dreamに通じるところがある。音の密度やエネルギー感はあるので、この響きと音場表現が気に入るかどうか、好みによるところだろう。

 何種類か、ケーブルの試聴をしていると、その特徴はいくつかのパターンに分類できる気がする。響きの乗るもの、その響きの音域、高解像度で繊細なもの、エネルギー感に溢れるもの、高域バランスのもの、低域バランスのもの。線材の種類や太さ、形状などの違いによるものなのかね。よく銀線の音とか言う人がいるが、エセマニアな私には、素材の聴き分けはまだできないのだ。ケーブルのソムリエとかあったら面白いかも。いや、ギャグにされるのがオチだろう。
 だいたい「雨にぬれた子犬のような」ワインって、オレは子犬を食ったことがないから、その味は分からん!といつも思うのだ。

 話しは逸れてしまったが、MESSAさんありがとうございました。次回は、お気を使わずにおいでくださいませ。あ、ブログネタは大歓迎です。

PAD Dominus Power Cable Rev.B Plasma Upgrade

 おっ!こんなところにPAD Dominusがあるぞ!!さっそく聴いてみなきゃ。

PAD Dominus 私がオーディオを始めた4年近く前、私の触れるネット上のオーディオケーブルの情報は、このPAD Dominusが花盛りであった。今思うと偏った情報だったのかもしれないが、そんなことは疑いもしない無垢な私は、とにかくDominusにあこがれた。何とか、一度でよいから、その音を聴いてみたい、と切に願っていた。
 時間が経つうちに、Dominusの悪い評価もちらほら目にするようになり、そんな熱もいつしか冷めてしまった。それでも私が一番最初に購入したオーディオケーブルは、同じくPADの最下位Musaeusなのだ。おー!なんと今日は、偶然にもそのMusaeusとの比較になるのだ!なんとも感慨深いなぁ。

 それでは、最初にCDPに刺して、Dominusのキャラクターを確認してみよう。現行のStealth Dream for Digitalとの比較だ。
 ご存知のとおり、このDominusの両端は細いので、差し込みは楽である。しかし太い部分は重くて硬い。Allegroを連想してしまう。
 音を出す。やはり少し見通しが悪いね。モヤがかかった感じがする。でも、そのモヤがピンク色に感じるのは何でだろう。面白いね。レンジは広くなく、やはり先入観として持っていた印象と同じだ。これを単体で比較試聴したなら、採用はしないだろうナ。

 では電源装置に。Musaeusとの比較だ。
 おー、なんか熱気と解像度のバランスが、ちょっと熱気寄りに戻ったか。全体的にエネルギー感が増し、よりフォーカスがしっかりした。そして、中域がやや厚くなり、なんだかホッとしてしまった。これはバックボーカルも期待ができるんじゃないだろうか。
 う~ん、熱い息吹とはほど遠いが、生温かいものは少し感じることができた。このDominusはPlasmaにアップグレードしたばかりらしい。エージングが進み硬さがとれれば、もう少し温かみも増すのではないだろうか、と希望的観測。


 3回に渡って続けてきた『おっ!こんなところに○○があるぞ!!』シリーズもこれでひとまず完結だ。ってシリーズだったのかよ!自分でツッコんでみた。
 実は、「k1xv2xさん宅訪問試聴 (後編)」の最後で、k1xv1xさん宅から、疑念の素として抱えて帰ったのは、この3本のケーブルStealth Dream for PowerAmpSynergistic Absolute Reference、PAD Dominusだったのだ。そう、「我が家で盛りだくさんケーブル試聴 (前編)」から、この3本の組み合わせの音が頭から離れなくなってしまったのだ。大変思慮深くない私は、「もー辛抱たまらん!」とばかり、ソッコーでk1xv2xさんから譲っていただいてしまったのだった。せっかち。
 というわけで、現在我が家の電源ケーブルは、
  CDP      :Stealth Dream for Digital
  プリアンプ  :Synergistic Absolute Reference
  パワーアンプ:Stealth Dream for PowerAmp
  電源装置  :PAD Dominus
となった。
 かくして我が家の音は、熱気を代償に、解像度がちょっぴり上がることとなったのだ。

 と、ケーブルを一新したところで「Misia / Love & Ballads」を聴いた。1曲目「Everything」。あ、イカン・・・
 始めてこの曲を聴いたときには、まるでMisiaと一緒にカラオケボックスに来たような錯覚に陥った。狭いボックスの中、目の前にMisiaが立って唄っていて、マイクを通さない肉声が聴こえてくるような気がした。ところが今は、Misiaは離れた広いステージの上、マイクを通した冷たく硬い声がする。
 え~、どーしよー。途方に暮れた。少し頭を冷やして考えよう・・・

 今まで何度も書いたが、私は貧乏性である。スナック菓子は、最後に口をあ~んと開けて、その上で袋を逆さに振って、破片まで食べるタイプである。カップのアイスクリームは、最初にフタにへばりついたクリームを舐めなきゃ気がすまないタイプである。だったらCDだって、隅から隅まで、余さず音を再生したいに決まっている。高解像度は私の気質が欲するものなのだ。
 しかし、それだと味わえないものがある。熱気や、温もりや、生々しさ、それらを感じるためには、目の粗いザルで音の濃いところだけをすくうしかない。悪いことに、私はこれらが大好物なのだ。
 どーすりゃいいんどぅやいぁおぅをぉあぁ・・・(苦悶の様)


 k1xv1xさん宅訪問試聴の日から、何日も考えてきた。今日、ふと、ある考えが頭に浮かんだ。
 我が家の今のシステムの音を、熱気を犠牲にして多少高解像度に寄せてはみたものの、その解像度はk1xv1xさん宅には遠く及ばないレベルである。それでは、我が家の音は、熱気に特筆すべきものがあったのだろうか。フルCurrent Cableでは、確かに聴いたことのないほどの熱気を感じた。しかし、Dream for Digitalを入れた時点で、熱気は平凡の域に収まってしまったと思われる。
 このまま熱気と解像度の均衡をとろうとしたら、多分、おそらく、いや絶対、熱気も解像度も低レベルなままの均衡になってしまうだろう。ここは均衡するポイントを探るのではなく、熱気も解像度も、共にもっと上のレベルを目指すべきではないだろうか。
 おー、そうなのだ。あぶないあぶない。目先の現象に囚われて、小さくまとまってしまうところだったゾ。ここはいったん、多少の犠牲には目をつぶり、大きな高みを目指さなければ。
 熱気と解像度、双方を一気に高みに引き上げることは、大きな財力を使わないと難しそうだ。少ない投資で上を目指すには、やっぱりスパイラル型で試行錯誤を繰り返しながら上昇していくしかないだろう。
 熱気ムンムンのバックコーラスおばちゃんたちとは、しばしのお別れを言おう。今は、一段上の解像度を手に入れるための迂回なのだ。その次には、もっともっとムンムンのおばちゃんたちを探しに戻ってくるのだ。





 と、威勢よく書いてはみたものの、ここまでのケーブルをそろえておいて、この先少ない投資でなんの試行錯誤ができるのやら・・・やっぱりまた途方に暮れる。

Synergistic Absolute Reference Power Cable

 おっ!こんなところにSynergistic Absolute Referenceがあるぞ!!さっそく聴いてみなきゃ。

Synergistic Absolute Reference Synergisticといえば、私は以前からUniv.PとDAC(CDP)との間のデジタルケーブルに、Designers' Reference Digitalを使用している。オークションで落札し得意になっていたら、「音がダンゴになる」と言われて、え”っと思って聴いてみたら、本当にちょっとダンゴに聴こえて、それ以来あまり触れずにきたケーブルなのである。
 しかし、Absolute Referenceは、Designers' Referenceのひとつ上の最上位であるし、このケーブルを多数使用しているk1xv1xさんも、「シナジーはアブソリュート以外はダメ」などと言っていたし。信じちゃおーかなーっ。

 それでは、CDPに刺してみよう。むろん現行のStealth Dream for Digitalとの比較となる。
 このケーブルも硬いのではあるが、Dreamほど差し込みにくいということはない。今度は悪態をつくこともなく差し込むことができた。
 音を出す。音が高域にシフトしたようだ。ピアノやボーカルが若干上のほうに位置している。両サイドの音は、フォーカスが絞られ、立体感がでてきた。やはり空間表現はすばらしい。Dreamとは、また違った空間表現だ。低域は非常にダンピングが効いている。k1xv1xさんのお宅の音だね。思わずニヤッと笑ってしまった。

 次は、ターゲットのプリアンプで、現行のElectra Glide Epiphany Xとの比較だ。
 音を出す。CDPで感じた内容と同じであるが、より空間表現がよくなったようだ。
 実は、プリアンプへのAbsolute Referenceの使用効果は半信半疑だった。ここは電源装置が別で、ケーブルの影響は薄くなるハズだし、現行のEpiphany Xだってそこそこのケーブルだ。いや、メーカー希望価格ではトップクラスだ。Absolute Referenceに換えても、あんまり違いがないんじゃないかと思っていた。以前の試聴では、より強烈なNordost Valhallaの試聴の後にこのAbsolute Referenceを聴いたので、Epiphany Xとの違いはよく分からなかったのだ。

 このケーブルは、フォーカスが絞られ、エネルギー感が増す。それぞれの音がより存在を主張するようになるため、空間表現が豊かになる。ちょっと硬質な音になるのが気にかかる点か。なんだかこう表現すると、Valhallaの親戚のような音だと思えてしまう。
 きっとAbsolute Referenceの下位のケーブルは、エネルギー感が強調されすぎるために、音がホグれていない、ダンゴになる、とも受け取られてしまうんだろうね。

 つづく

Stealth Dream Power Cable for PowerAmp

 おっ!こんなところにStealth Dream for PowerAmpがあるぞ!!さっそく聴いてみなきゃ。

Stealth Dream for PowerAmp つい2ヶ月ほど前、Dream for Digitalを入手したばかりだ。それとこのDream for PowerAmpは、いったいどう違うんだろう。見た目で言えば、for Digitalはゴールドのねじれストライブ、for PowerAmpはシルバーのねじれストライプだ。
 そうそう、最初にお断りしておこう。私はこれらのケーブルを、どうしてDream Digital、Dream Powerと正式(?)な名称で呼ばないのか。それは、以前、ある人とのメールのやりとりのなかで、Dream Digitalという書き方が、Dreamのデジタルケーブル版、との誤解を生んでしまったからだ。なのでこの初級者向けブログでは、間違わないようにDream for Digital、Dream for PowerAmpと呼んでいる。for PowerAmpは、正確には"for analog power amplifiers, turntable motors"みたいなんだけどね。

 さてさて、比較をするためにCDPに刺してみよう。当然、普段はDream for DigitalをCDPに使用している。
 このDream for PowerAmp、Dream for Digitalと同じく、ほんとに差し込みにくい。・・・クッスォー、・・・クヌヤロー、・・・ッザケンナヨォー。予想はしていても3回は頭の中で悪態をついてしまう。
 やっとこ入って、音を出す。んー、変わんないぞ。あれ、気のせいか、高域が強くなったか?そんなことはないだろう、だってパワーアンプ用だ。私が学んできたところでは、下流の機器の電源ケーブルは、低域が力強くないとならないハズじゃ。しかし、やっぱり高域が強い、そして中域はなんだか弱いのだ。
 ベースが入ってきた。なんと低域もまた力強い。もしや、高域と低域の両端を強調してるのか。バックボーカルで確信した。中低域さえ弱いのだ。ホントに最高域と最低域を強調しているようだ。
 おもしろい!Stealthのノウハウっちゅーか、研究成果なんだろーねー。オーディオっておもしろいじゃん。って今更のように思ってみたりする。

 それでは、Dream for PowerAmpを指定席のパワーアンプに刺してみよう。現行のCurrent Cable Conquerorとの比較となる。CDPは、Dream for Digitalのままだ。
 はい、Dreamです!って感じの音だね。音の分解能が高くなり、広がりが出る。中域以上の音は、非常に繊細に、柔らかく心地よく耳に入ってくる。
 Dreamが苦手とされる実体感はどうか。センターボーカルはあまり損なわれていないようだぞ。ちょっと安心。しかし、バックボーカルは残念だ。解像度が高まり、フォーカスが絞られたので、バックボーカルの位置はよりはっきりしたのだが、ムッとするような熱い息遣いがなくなってしまったのだ。中低域が弱くなったのと、低域の解像度が上がり、低音のニジミがなくなったせいであろう。熱く唄っていたおばちゃんたちが、10歳は若返り、ステージの奥に引っ込んで、昔の彼女のようなつれない顔をして唄っている。

 「電源ケーブル比較試聴その1」以降、Current Cableに導かれて、やっとここまできた道を、今度は逆に引き返しているような気がした。なんだかちょっと寂しいような。スピーカーの前にまで出てきてくれた、熱気ムンムンのバックボーカルのおばちゃんたちとは、もうお別れになってしまうのだろうか。

 つづく

k1xv1xさん宅訪問試聴 (後編)

 機器構成は、前編を参照されたし。
 ここからいよいよ試聴のスタート。

 おじゃまして、一発目に聴かせていただいたのは、なんとDVD「Black Hawk Down」のマシンガンの音。そうAVシステムね。Bose 55WERは、私もオーディオを始めるきっかけとなった5.1chの検討のときに、候補に上げていたスピーカーだ。細身のくせにしっかりとした低音だ。なにより素晴らしかったのは、マシンガンの定位だ。ちょっと、このDVD、我が家でもチェックしてみよー。
 AVアンプTA-DA9100ESは2代目で、前はKrellのShowcaseとのこと。AVシステムもついていけないかも。

 いよいよメインシステム。CDPは、X-01D1。最初は、私とk1xv1xさんの共通のチェックCD「綾戸智絵 / LIVE!」。霞のような音を想像していたので、最初の感想は「あれ、普通じゃん」だった。でも、普通じゃなかったのだ。
 曲が進みピアノの演奏に熱がこもってきたとき、綾戸が力んでペダルを踏み込むのが聴こえ始めた。えっ、我が家では気がついたことがなかったゾ。
 この音が出ないとダメなのだ、とk1xv1xさん。ここから、k1xv1xさんのすごさを思い知ることになった。マニアと、凡人である私との決定的な差を、痛感させられたのだった。

 次に聴かせてくださったのは「LaShell Griffin / Free」。我が家に来てくださったときに、奥さんが気に入って、CDを購入されたとのこと。で、11曲目「Better Days」。
 スザマジイ高音の嵐であった。私の知っている「Better Days」ではない。まったくの別アレンジに聴こえる。ひとつひとつの音のエネルギーの高さに驚く。まるで氷の塊であるヒョウの嵐である。バチバチと音が体に当たって痛い。あ、ボリュームも大きかったんだけどね。
 高域だけでなく、中域も低域もエネルギーに満ちていて、私はAyreへの偏見を捨てざるを得なかった。素直にk1xv1xさんにその旨伝えると、下段の機器にNBSを使って低域をコントロールしているとのこと。なるほどー。
 高域も中域も低域も、エネルギーと解像度の権化のような音である。

 その後はk1xv1xさんのチェックCDを聴く。いろんな曲の、いろんな楽器のパート。この曲のこの少し後のピアノの低音部とか、この曲のバイオリンの泣き具合とか。
 驚くほどダンピングの効いたドラムでは、スティックがヘッドに当たった瞬間の中高音と、その後に続くヘッドとシェルの響く音を聴き分けることができ、その中高音でドラムの定位がビシッと決まるのが分かった。サックスの音はまったくカスレない。まるでホーンスピーカーで聴いているように密度が濃く艶やかだ。ベースでは弦を弾いた瞬間の指先の擦れる音が聴こえる。
 k1xv1xさんは、これらのひとつひとつの楽器が一番魅力的に鳴るように、システムをチューンしていくのだと。その音は、リアルを越えていると思った。おそらくこれらのCDのレコーディングエンジニアだって、こんな音は聴いていないんじゃないだろうか。あー、そういえば、「オーディオマニアは、レコーディングエンジニアが聴かせたくないと思っている音を、なんとかしてCDから引きずり出すことに喜びを感じている」みたいなことを何かで読んだことがあるぞ。いたいた、ここに。
 オーディオマニアは音楽マニア、私が書いたのは、このことである。へいさんも低域とか高域とかって聴くんじゃなくて、楽器の音でチューニングした方がいいんじゃないですか、だって。あいたたたたたたっ。

 もちろん、これらの音を手に入れるためのテクニックもたくさん教えていただいた。CDPにワードクロックG-0sのありなしの比較。Univ.P UX-3SEと映像回路のないSACDP X-01D2の比較。低音の床鳴りを抑えるために、スピーカーの足元には、TAOCのボードの上にもう一枚、硬質な木材のボードに鉄板を張り合わせたものをオーダーし、重ねて敷いているということ。セッティングにシビアなStstem 7のためには、BOSCHのレーザー距離計が便利であること。インシュレーターの合わせ技について。う~んキリがない。
 そうそうそれから、我が家のCDPはLevinsonを捨てて、ワードシンク付のCDPに換えよとのパワープッシュ。だはは、検討します、前向きに。

 オカルトものもモチロン聴かせていただいた。マイナスイオン発生器と極低周波発振装置。確かに効果はあるのだが、我が家はオカルトに頼る前に、もっとするべきことがありそうだ。
 ひとつ面白いことに気がついた。オカルトものや、ワードクロックなど、我が家にないものを外していくと、艶がなくなり、響きが薄れ、我が家の音に近づくのである。ほー、んじゃ、我が家はこれらを足せばいいんだね。

 サブシステムの音も聴かせていただいた。フルデジタルで小型スピーカー、まったく別のシステムなのに、メインシステムと相似形の音。低域の少ない楽器のCDとかをブラインドで聴いても、小音量だったらメインかサブかを当てる自信はないかも。音を決定する要素として、アクセサリを始めとするチューニングが、大きな割合を占めるということだろうか。

 最後にk1xv1xさんから、私の好みに合う音かどうか質問された。正直に、ボーカルが硬質で、高域に少し金属的な響きが乗るように聴こえると白状した。私の好みでは、もう少し中域に厚いほうがいいと。すると、その答えは用意されていた。
 ボーカルはこっちのほうが魅力的に聴こえる。へいさんにはやっぱりこっちのほうがいいのかも。とCDをセットしたのは、Lindemann D-680。解像度が少し落ち、音の粒子(?!)が潰れて、粘性が増す。声に艶がでて、温かみが宿り、ボーカルの響きが俄然生々しくなる。バイオリンがオィオィと泣くのも、このD-680の方だ。そーかー、やっぱり解像度と熱気や生々しさは両立しないんだぁ~。

 そう、つい2~3ヶ月前まで我が家で聴いていたフルCurrent Cableの、熱気がムンムンと溢れるような音と、今k1xv1xさん宅で聴いている超高解像度の音は、対極にあるのだ、きっと。
 私は現在、Current Cableから軸足を移しつつあるけれど、決してあの熱気ムンムンが嫌いになったからではない。熱気ムンムンのおばちゃんバックボーカルは今でも大好きなのだが、それだと失うものが多すぎるということに気がついたのだ。本日k1xv1xさんのおかげで対極の音を聴くことができた。失っていたものが何なのか、知ることができたのだ。
 ん?私がCurrent CableからStealth Dreamとかにシフトしている構図と、k1xv1xさんがMcIntosh、JBLからEsoteric、Ayre、System 7にシフトした構図。なんか似てないか?熱気から高解像度へのシフト、ひょっとして私はk1xv1xさんの辿った道を歩もうとしているのだろうか。そうか、進む方向はこっちの方角で、あとはどの程度進むのかを探りながらいけばいいのだろうか。
 いやー、やっぱそんな簡単な話しではないだろう。慎重に考えろ。単純頭でもそういつもはオーバーランはしないゾ。ぼちぼち学習効果も出てきたさ。
 ホントに学習しているのか、疑念を抱きつつ、疑念の素も抱えつつ、k1xv1xさん宅を後にした。
 k1xv1xさん本当にありがとうございました。


 その後

 | HOME | 

FC2Ad

 

プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

オーディオ・メニュー


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールを送る

メールを送る 

My Yahoo!に追加

My Yahoo!に追加
Google

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。