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個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2006-11

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ブログ一周年の所感

 11/23で、このブログも一周年を迎えたようだ。
 私のオーディオ歴はまだやっと3年半。オーディオを始めたキッカケは「B&W Nautilus 803」に書いたとおりである。当時も今も、ただでさえ友人の少ない私の周りには、オーディオを趣味としている人間は皆無であった。いや、いるのかも知れないが、完全に気配を消してるね、オーディオマニアって。
 そこで、当時私が頼りにしたのはネットの情報である。中でも、オーディオマニアな諸先輩方のホームページや掲示板の記事は、非常に参考にさせていただいた。2chのカキコでさえ、私にとってはバイブルであった。パワーアンプについてのスレで、バイアンプの意味を聞いて、10年勉強してから出直せ!と優しく諭されもした。フッ・・・
 おかげさまで、オーディオ道の楽しさや厳しさが、少しずつ分かってきた。
 そんな私と同じような迷える初心者の皆さんに、少しでも私が得たオーディオに関する情報を、ネットを通じてご提供できればと思い、そうすれば、私が勉強させていただいたネットの先輩方へのご恩返しにもなるのではないかと思い、このブログを始めたのである。
 いつかは書いておきたいと思っていた、所信の表明を今やっと書いた。

 あ、だからね、年季の入ったオーディオマニアな方々が読んだら、まだまだ甘ちゃんの内容なのだ。
 というイイワケも忘れてはならない。
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レーザー角膜屈折矯正手術 その参

 前回までの内容はこちら。
「レーザー角膜屈折矯正手術 その零」
「レーザー角膜屈折矯正手術 その壱」
「レーザー角膜屈折矯正手術 その弐」

 手術直後は、やっぱり辛い。いや、辛いと言っても、風邪で38度超くらいの発熱があるときと同じ程度の辛さかな。やっと帰宅し、とにかく目を閉じて、しばらく眠りたかった。こんな気分のときは、「noon / smilin'」あたりがいいだろうと、CDをセットした。
 なんだ余裕あるじゃん、オレ。

 1時間ほどしたであろうか。ふと気がつくと、少しだけ楽になっていた。
 視力を出すと、老眼が強くなる。その言葉が気になったので、とりあえずパソコンを開いてみた。大丈夫だ、支障なく使いこなせる。などと思いながら、2chやらヤフオクやらのチェック。目を休ませなきゃイカンだろー、分かってはいるんだけどね。
 しんどいなー、と思いながらそれでもパソコンに向かっていると、夜の10時過ぎにケイタイが鳴った。出てみると、久しぶりの会社の後輩、
 「今近くで飲んでるんですよー。誰と一緒だと思いますか。」
誰かと思ったら、今は転職してしまった、昔手塩にかけた元部下の女性。
 「久しぶりに飲みましょうよー。」
とのうれしい誘い。だが、その誘いに乗るわけにはいかない。私はついさっき、角膜を焼き削られたばかりなのだ。
 「なんだよー、もっと前に言えよぉ!」
事情を説明して断った。突然に行動に移したのは、私も同じであるのだが・・・

 今日くらいは、寝酒を飲むのをやめて、とっとと寝てしまおう。病院でもらった目薬を点し、保護用のアイマスクをバンソウコウで顔に貼り付けて、就寝。

 翌土曜日。目覚まし時計はセットしなかったのだが、いつもの時間に目が覚めた。
 ところが、目が開かない。まぶたが貼りついてしまったかのようだ。力を入れて開ければよいのだろうが、まぶたを開けるのに力を入れたことなんかないので、力の加減がわからない。角膜表皮のフラップがはがれてしまわないか、ちょっと心配になる。数秒の間、ジタバタして、やっと目が開いた。手術後はドライアイになると聞いたが、そのせいであろう。
 見えるねー。まだまだ、カスミ、ニジミはあるのだが、その向こうに物体のディテールが、よーく見て取れる。すごいねー。目の辛さもだいぶ治まって、違和感が残る程度である。

 午後になって病院へ。視力検査をしたところ、両目とも1.5、
 「いきなり1.5出てますねぇ。」
看護師さんも少し驚いている様子。いや、見えたというより、雰囲気で言ったら全部当たってしまったって感じなんだが。
 その後医師の診察。今までとは別の医師、女医さんだ。
 「時間が経つと、視力が少し戻る場合もあります。その分近くも見えやすくなりますので、ま、ちょうどいいかもしれないですね。」
あら、感じワル。

 数日後のよく晴れた日。今日は遠くまでよく見渡せる。見晴らしのよい場所で、遠くの町並みを見て、ふとハイビジョンを見ているようだと思った。実物を見て、まがい物に例えるなんて、おかしな感覚だと思った。しかし、ここでハイビジョンのマジックに気がついてしまったのだ。
 視力の悪い人、いや普通の人でも、遠くのものはボヤけて見えるだろう。ハイビジョンは遠くのものもハッキリ映す。それは視力とは関係なく、カメラの性能だから。だから、人はハイビジョンを見ると、自分の視力が数段上がったように錯覚し、感動するのだ。
 ハイビジョンマジックだ。
 あ、ご存知でしたか。

 ところで、音はどうなったかって?音は、当然メガネを外して聴く音だ。それ以上でも以下でもない。それよりもDVDだね。映像がハッキリ見えてウレシイ。幸いなことに、我が家のプラズマTVのドット欠けがよく見えるほどではない。意外に見えにくいものである、プラズマのドット欠けって。

 この話にその四があるかどうかは、まだ分からない。


追記
 これを読んで、レーザー角膜屈折矯正手術に興味をもった人は、私宛にメールをいただければ、この病院をご紹介しよう。紹介があれば費用が1割ほど安くなり、私にはいくばくかの商品券が送られてくるらしい。悪くない取引だと思うが。病院の名前は、その弐の写真を見ていただければ分かるであろう。
 また、私が書いた内容が、この手術のすべてだとは思わないでいただきたい。手術を受けようという方は、くれぐれも病院の説明をよく聞いていただきたい。


 やっぱり書いた「レーザー角膜屈折矯正手術 その四」

レーザー角膜屈折矯正手術 その弐

 前回までの内容はこちら。
「レーザー角膜屈折矯正手術 その零」
「レーザー角膜屈折矯正手術 その壱」

 適応検査の翌15時、私は再び病院にいた。いよいよ手術。さきほど受付に同意書を提出し、会計を済ませた。気持ちは自分でも驚くほど穏やかである。
 再度簡単な検査を行い、錠剤を与えられた。気持ちが柔らかくなるお薬だとか。概ね精神安定剤の類であろう。
 医師との最終の確認。希望する視力を聞かれた。1.5と答えた。
 実は昨日の検査において、矯正視力で1.2と1.5を体験させられていた。1.5は視力検査表の下から2番目まで見える。そういえば、小学生のころの私の目は1.5であった。小学生のころの視力を取り戻してみたい。若返り願望ではないが、私はそう考えていた。
 角膜を削って視力を出すので、近くを見る場合は焦点を合わせる筋肉がより収縮することが求められ、私くらいの年齢の人間は、より老眼を自覚することとなるらしい。また、人によっては時間経過とともに、視力が少し元に戻ってしまうこともあるという。
 いずれもあらかじめ聞いていたことであるので、問題はない。

 ここから先は手術の描写になるので、気の弱い方は読まないほうがよいかもしれない。
 できるだけ正確に書こうと思うのだが、なんせ、自身の手術である。動転して、勘違いだらけだとしても、おかしくはないだろう。

 いよいよ手術。まずは、手術室の隣の小部屋に連れていかれた。麻酔の目薬の他、何種類かの目薬を点された。その後、手術室の前室で、しばし待機。
 「そのメガネとはもうお別れですねぇ。」
リラックスさせるためか、看護師さんがひっきりなしに話しかけてくれる。大丈夫ですよ、おねーさん、落ち着いてますから。言葉には出さなかったが。
 手術室のドアが開き、フルネームで名前を確認された。はい、と答えると、左肩に名前を書いたシールを貼られた。
 「ここに横になってください。」
見るとフラットになった歯医者の椅子のような手術台。いくぶん緊張してきたようで、不恰好によじ登った。
 「右目からいきますねー。」
丸い穴の開いた金属のボックス状の装置が右目の上にきた。上まぶたをバンソウコウらしきもので固定され、下まぶたも何かで固定されたようだ。
 「一瞬暗くなりますが、赤い光を見ていてくださーい。」
 最初眼球への圧迫感、その後シミルような感覚がして、視界が暗くなった。すぐに暗闇の中、赤い光がもどるが、かなりにじんだ光に変わっている。フラップと呼ばれる角膜表皮が切りとられたのであろう。
 無痛手術と言っていたようだが、人によっては、これは痛みととるだろうなぁ。それとも敏感になっているだけなのかなぁ。そんなことを考えていた。わずかにシミルような感覚は続く。
 レーザー照射が始まったようだ。何かが焦げるニオイがしてきた。何かって、角膜しかないだろー、オレの。恐怖心はなく、冷静だと思っていた。しかし、横隔膜の辺りがヒクッ、ヒクッと動く。まるで嗚咽のようだ。頭とは別に、体が勝手に反応してるんだー。そう思った。
 「いいですねー、順調ですよー。」
ここでも医師がひっきりなしに声をかけてくれる。
 「あと20秒。」
横のほうから声が聞こえた。長いような短いような、時間の感覚がよく分からない。
 10秒、と声がしてからしばらくしてレーザーは止まった。眼球が洗浄され、明るさがもどり、フラップがもどされたのがわかる。ゴシゴシとこすってフラップのシワを伸ばされてるような気がしたが、錯覚かもしれない。
 「成功ですよー、次左目いきますねー。」
右まぶたの固定が外された。
 もう一度左側で繰り返される作業。今度は、もう少し冷静だ。

 「はい、終わりました。成功です。」
左まぶたの固定が外された直後、思わず硬く目を閉じた。
 「ちょっと緊張しましたねー。」
医師から言われて、おー、やっぱ緊張してたんだー、そう気がついた。そりゃそーだろ。
 手術台から降りて、ひとりで歩いて手術室を出る。出口には、手術前の看護師さんが待っていた。
 「どーですかー。」
 いや、見えてる!かなり霞んではいるが、以前の裸眼ではありえないほど見えているのだ。すごいねー。手術がスゴイのか、人間の体がスゴイのか。あ、手術がスゴイと言ってあげなきゃね。
 近くの部屋に連れていかれた。暗い照明に、オルゴールの音楽、柔らかいソファー。毛布をかけられて、30分ほど安静に。

 名前を呼ばれた。部屋から出て、再び医師の診察。手術の出来の確認。上出来だったようだ。もう少し休んでいくかと聞かれたが、強がって遠慮した。
 受付で、保護用メガネやら目薬一式やらを渡される。明日、また診察があるので、その時間を聞く。さすがに頭がぼーっとしていて、覚えていられるか心配になる。
 帰り道は、ちょっと辛かったなぁ。それほど若くはないんだから、強がらずにもう少し休ませてもらえばよかったかも。ちょっと弱気になった。

 もう少し。その参につづく。

LASIK after care 写真上段のポーチの上に乗っているのは、就寝時の保護用アイマスクとバンソウコウ。中段は目薬が4種。下段は、保護用の度なしメガネである。手術後1週間は、これらのお世話になることとなる。



 その参

レーザー角膜屈折矯正手術 その壱

 なんとしたことだろう。私の視力は、今、裸眼で右1.5、左1.5なのである。なんとしたも、かんとしたもない。いきなり手術をしてしまったのだ。
 よく言えば、決断が早い。悪く言えば、計画性がない。思慮に欠ける。な~に、私にとってはよくあることである。反省はしても、後悔はしないタチなのだ。これでいいのだ。バカボンのパパなのだ。

 順を追って話そう。プロローグを読んでいない方は、「レーザー角膜屈折矯正手術 その零」を読まれるとわかりやすいだろう。
 そう、レーザー角膜屈折矯正手術、レーシックの適応検査に行ったのだ。とりあえず検査だけにとどめておくつもりではあった。
 待合室で問診表に記入したあと、目の検査である。コンタクトレンズを作ったことのある人なら、知っているだろう。眼科医の検査でやってもらうアレね。機械を覗き込んで、いろいろ測定してもらうヤツ。もちろん、視力の検査も。私は、右0.05、左0.08だった(かな)。利き目は左目。
 一連の検査の後、目薬。麻酔である。角膜の厚さを測定するために、細い棒状の器具で角膜を軽く押される。あれ~、ナニすんだよ~。感触はまったくないのだが、押されるたびに目に映るものがフニャ~っと歪むので、それと分かる。感触がないので、恐怖感も実感が伴わない。なされるがママである。マバタキを必死で我慢する。後で思うと、この検査で、かなり度胸がついた。

 その後、カウンセリング。私の場合は、角膜の厚さなどにより、通常のレーシック手術で済むという。レーシック手術と言っても、いくつかの種類があるらしい。様々な注意事項や説明があった後、手術日の希望を聞かれた。
 「えっと、年末はバタつくんで、年明けくらいかなぁ。」
私は、用意していた答えを口にした。すると、病院のスケジュールは12月までで、1月の予定は現在未定とのこと。そっか、じゃ後日連絡かな。と、思ったのだが、口から出た言葉は、
 「ちなみに、最短だといつできますか?一週間メガネをしてるのが、かなりうっとーしいんですよねー。」
うっ、本音が出てしまった。
 「そうですよねー。明日の金曜日でも大丈夫ですよ。時間確認しましょうか?」
え"ー、私の言葉を予期していたかのような回答。そんなー、どーすんのよ、オレ!なんかのCMみたいだ。
 「えっ、じゃあ、金曜日か週明けの空いてる時間を確認していただけますか。」
席を外すカウンセラー。さあ、冷静に考えろ、何か不都合はあるのか。メリットとデメリット、考えられるベストシナリオとワーストシナリオ、その確率は。
 「明日の金曜日は、午後3時からなら空いてます。週明けは残念ながら一杯ですねぇ。」
おー、なんと、私の都合とピッタシだ。
 「じゃあ・・・、明日で、お願いします。」
観念した。してしまった。

 最後に、医師の診察。私も経験者ですから、大丈夫ですよー、だって。
 明日、手術しちゃうんだー、オレ。

 その弐につづく。

レーザー角膜屈折矯正手術 その零

 オーディオ、音楽に関係ないテーマじゃないかyo!と思う人は、メガネとは無縁な幸せな人なのだろう。「脳内補正」で少し触れたが、人の耳で聴こえる音の方向は、その人の頭や耳たぶを回り込んだ音の変化やズレから、脳がその方向を判断しているらしい。当然、個人々々の頭部の形状により差異があるということであり、従って、同一個人でも、メガネをしている時と、していない時では、このズレが微妙に変化して、定位や音場の感じ方が違うということになるのではないかと思っている。事実聴こえ方が、すこ~し違うのだ。
 子供の頃からメガネに慣れている人は、メガネをして聴いたほうが、リアルに聴こえるのかもしれない。私のように、日中外出している時はコンタクトレンズで、家でオーディオを聴く時間帯はメガネという人は、メガネを外して聴いたほうが生々しく聴こえるようだ。
 我が家でオーディオの比較試聴をするときなんかは、とても忙しいのだ。機器や曲を替えるときはメガネをし、聴くときは外す、それを何度も何度も繰り返す。メガネがうっとーしー、と思う瞬間である。

 そこでお出ましするのが、このレーザー角膜屈折矯正手術、レーシックなのである。近眼の手術ね。いや、何年か前から知ってはいたのだが、なんだか怖いじゃん、これ。しかし、気がついてみると、いつのまにやら私の周りにも、レーシック経験者がチラリホラリと散見されるようになった。
 へー、結構ポピュラーになったもんだね。ってことで、俄然私の中で現実味を帯びてきた。よし、いっちょ適応検査とやらでも受けてみようか、って気になって、予約を入れてみた。
 ソフトコンタクト使用者は、検査の一週間前からコンタクトを装着してはいけないとのことで、今メガネの人となっている。いや、メガネって一日中してると、とっても違和感がある。コンタクトより見えないし。遠近感が変だし。視野が狭いし。重いし。不便だ。ストレスだ。早く手術したい、って気になってしまうが、いやいや私はまだレーシックに心を開いたわけではないのだ。

 オーディオ機器・アクセサリーやルームチューンに行き詰って、とうとう肉体改造かよ、って訳ではないよ。でも、レーシックみたいに聴力も簡単に回復できる手術があったら、きっと受けてしまうだろうなぁ。あ、いや、回復しないほうが幸せか・・・


 その壱

B象限の音楽 ~CDレコメンド:SOULHEAD / Naked

 B象限ってなんじゃそりゃ?って人は、「プレイリスト」をちょっと覗いてみてちょーだい。ノリはいいんだけど、音がオーディオ向きじゃない音楽を私が勝手に分類した、その分類先のことなのだ。なので、ここだけで通用する言葉ってことで。

 私は今までこのB象限のCDを、ちょっとばかり下に見ていた。いやバカにしていたのではなくて、
  a)古い録音なので
  b)ライヴなどで環境が整っていなくって
  c)大資本のバックアップがないために
などなどの理由で、仕方がなく、『低』音質でリリースされたCDなのだと、頭の隅っこで思っていた。本当は、もっと高音質で出せれば、アーティストもプロデューサーもハッピーなんじゃないかなー、なんて勝手に何となく思っていた。
 もちろん、そんなCDもあるだろう。でも、この「SOULHEAD / Naked」を聴いて、それが大きなお世話どころじゃなくて、とんでもない勘違いであることに気が付いた。

 何て表現したらいいだろう。従来型のR&B/Hip Hopには収まらない音楽だと感じた。Yoshika & Tsugumi姉妹のハーモニーの緻密さは、Manhattan Transferを彷彿とさせる。その計算されたハーモニーに、表情のない打ち込み系の電子音のコントラストが、実によく合うのだ。
 今までも、例えばトランスのように打ち込み系、ハウス系だからこそ成立する音楽はあった。私もオーディオを知る前は一時ハマッたし。でも、肉声のハーモニーの美しさと、無機質な電子音をここまで見事にハイブリッドさせた音楽を私は聴いたことがない。なるほどR&B、RhythmとBluesを融合させる音楽だからこそできる業なのだろうか。
 この音楽は、いままでのスタイルでは聴けない、いままでの価値基準で判断しちゃいけない、そんな風にちょっと思った。思ってみた。

 生楽器で優秀録音されたレコード、CDのみが高級な音楽だ、などというのは、オーディオマニアの思い上がりなのだ。あ、失礼、『私の』思い上がりなのでした。これからは、堂々と胸を張ってB象限の音楽を聴こうじゃないか!

SOULHEAD - Naked SOULHEAD / Naked
 「完成度が高い曲」と表現する人もいる。音楽、芸術に「完成度」という尺度は相応しくないだろう。しかし、この緻密なハーモニーを聴くと、そう言いたくなる気持ちがよくわかる。

ポイント制はどれだけ得か

 以前も書いたが、私は貧乏性である・・・って、イイワケするのは止めとこう。CDを安く買いたいのは誰でも同じであろう。
 CD、DVDをネットショップで購入する場合、価格や送料の違いは分りやすいのであるが、ポイントというものが、どれほど得になっているのか、ちょっと整理してみよう。多少割高でも、ポイントを貯めているショップで買いたくなるのは、賢明なのか愚考なのか。

◆HMVの場合
 ここは、500円の購買毎に1ポイントの加算だ。使うときは、50ポイントで1,000円または、100ポイントで2,500円の割引となる。
 さて試算。私のここ最近の1回当たりの購買単価を平均してみると、5,076円となった。で、ポイントはというと、さて困った。当然、5,000円以上で10ポイント、未満は9ポイントなのであるが、ダブルポイントのサービスなんてのもしばしばある。それでは、ここでも購買単価の平均を算出したサンプルを使って、獲得ポイントの平均を出してみる。すると、1回当たり14ポイントとなった。つまり、ここ最近私は、
  1回当たり5,076円の買い物をして、14ポイントを獲得
ということになる。
 ではでは、ポイントを使用する場合だが、50ポイント1,000円では20円/ポイント、100ポイント2,500円では25円/ポイントの計算となるので、100ポイント貯めて使ったほうがよいのは言うまでもない。で、先ほどの購買単価に当てはめると、14ポイント=350円の値引き相当ということになり、
  7.1%の値引き相当の効果
を得ていることとなる。
 意外に得してるなぁ。

 なんだか、学生時分にやってた塾の先生のアルバイトを思い出したよ。

◆amazonの場合
 ここは、月に5,000円以上の買い物で500円のギフト券、10,000円以上で1,000円のギフト券だね。
 さてさて、私の場合だが、月にだいたい10,695円ほどのCD、DVDを買っているようだ。BOOK OFFやヤフオクでの購入も含めてなんだけどね。それで、ちょっと乱暴ではあるが、8,695円の買い物をする月と12,695円の買い物をする月とが、半々であるとしよう。で、獲得するギフト券は、500円と1,000円が半々となるので、計算上、
  一月当たり10,695円の買い物をして、750円のギフト券を獲得
つまり、
  7.0%の値引き相当の効果
を得ることとなる。
 え"~っ、うまいことなってるなー。決してヤラセではないのだ。両ショップとも、競合や購買パターンをよ~く調査研究した上での、ポイント制/ギフト券制なんだろうね。イヤ、感服ツカマツッタ。って、偶然だったりして。
 当然、毎月キチッと10,000円の買い物ができれば、1,000円のギフト券で10%相当で効果はMAXとなり、逆に4,999円以下ならばギフト券なしの効果ゼロなのだ。

 と、なんと、今amazonのサイトを確認してみたら、11月は5,000円以上で250円、10,000円以上で500円のギフト券のようなのだ。月によって違うのかなぁ。
 ちなみにこの11月のケースで計算すると、
  一月当たり10,695円の買い物をして、375円のギフト券を獲得
で、
  3.5%の値引き相当の効果
を得るということになり、HMVの半分の効果になってしまう。感服は取り消し。

◆@TOWER.JPの場合
 ここはHMVと同様、500円の購買毎に1ポイントの加算。で、使うときは、40ポイント1,000円、80ポイント2,000円、90ポイント2,500円、100ポイント3,000円だ。
 これを、単純にHMVの購買モデルに当てはめると、100ポイントの場合の30円/ポイントで計算して、14ポイント=420円で8.5%の値引き相当の効果となりHMVを上回る。でも、これはHMVのダブルポイント等の実績に基づいた数値なので、単純に@TOWER.JPに適用しては、判断を誤るだろう。
 私はここのショップをあまり利用しないのだが、理由は他にある。ウィッシュリストがないせいだ。それさえあれば、もっと積極的に利用を検討する。こちらには昔、かなりお世話になったのだ。

 ということで私の場合、ポイントは3.5~7%程度の値引き相当の効果があることが分った。つまり、他のショップが7%以上安くなければ、ポイントを貯めているショップで購入した方が得、ということなのだ。
 かーちゃん、またひとつ賢くなったよ、オレ。

食器のために その一 ~電源ケーブルの試行

 はじまりは「試聴モロモロ(Current Cable他流試合) 後編」に記載のとおりである。我が家でも早速「綾戸智絵 / LIVE!」を購入し、チェックしてみたのだが、1曲目「Only You」、ピアノが始まると聴衆は静かなもの。時折微かにあちこちから食器の音はするのだが、何かの存在を感じるほどには、とてもトテモ。涙々。
 数日はただただオロオロとするばかりで、オーディオに身が入らない状態だった。が、それじゃいかんだろー。何とかしなければ。何ができるんだ。とやっと思考が回り出した。
 苦労を重ね、錯誤を繰り返してやっと組み上げたシステムではある。しかし、根本を見直す必要が生じたとき、それを打ち壊すことを恐れてはいけない。なんて、そこまでオオゲサでなくても十分。時間をやや遡って、ある時点からもう一度試行錯誤をやり直せばよい。
 で、どこからやり直すのか。当然、電源ケーブルの選定からだよなぁ。しかし、既に何本かのケーブルはオークションで処分してしまっている。今手元にあるケーブルは、
  Current Cable Peacemaker × 2本
  Current Cable Conqueror
  Electra Glide Epiphany X
  MIT Shotgun AC1
  PAD Musaeus
である。これで足りるのか。
 しかし私には勝算があった。「電源ケーブル比較試聴その1」に書いたとおり、
  Shotgun AC1 → Epiphany X → Peacemaker → Conqueror
の順番で、「実体感」(音の厚さ、中低域の豊かさ)と「存在感」(音の密度やエネルギー感)が向上したのだ。つまり、この逆の順番で、「高域の豊かさ」と「音の繊細な表現力」が増すのではないだろうか。ソーダッタラ イーノニナ。

 早速実験だ。今回は、ケーブル毎の比較ではなく、組み合わせの音として捉えた方がよいだろう。
 まずは、現状の電源ケーブルの組み合わせだ。
  CDP: Current Cable Peacemaker
  PRE: Current Cable Peacemaker
  PWR: Current Cable Conqueror
すっかり同一メーカー複数使用のタブーを無視した使い方だ。今回は、その影響がモロに出た典型であろうか。自ら進んで追い求めた「影響」なのだけれど。
 現状の音を改めて確認。チェックはもちろん「綾戸智絵 / LIVE!」の1曲目「Only You」の食器の音。それから「LaShell Griffin / Free」11曲目「Better Days」で、私が惚れ抜いたバックボーカルの生々しさが、どう変わってしまうのかも押さえておきたい。

 まず始めの構成変更。Epiphany XをCDPに。
 この変更以降、電源装置DENKEN DA-7050TにはElectra Glide Epiphany XからCurrent Cable Peacemakerの使用に変更となる。電源装置の電源ケーブルの変更は、そのケーブルの特徴が出ることはなく、電源装置自体の特徴が濃くなるか薄くなるかの違いしかない。以前実験した結果から、私はその考えに至った。自信があるわけじゃないけど。
  CDP: Electra Glide Epiphany X
  PRE: Current Cable Peacemaker
  PWR: Current Cable Conqueror
 高域が濁りが取れたように美しくなった。分っていたことなのだが、Peacemakerは、全体的に中低域の響きが乗る。これが熱気に感じるのだ。
 中低域の響きが取れるとともに、高域の力強さも若干増したようだ。ピアノが澄んだ音を響かせる。食器の音は、ややはっきり聴こえるようになった。

 次に、もう1本Peacemakerを抜いて、Current Cableの影響を薄めてみよう。Shotgun AC1をプリアンプに。
  CDP: Electra Glide Epiphany X
  PRE: MIT Shotgun AC1
  PWR: Current Cable Conqueror
 一層高域がはっきりしたが、これはイカン。音がやせ細ってしまった。全体的に機器のグレードが下がってしまったような印象だ。食器の音はよりはっきりと聴こえるが、これでは他の部分の劣化の印象が勝ってしまう。

 Shotgun AC1の再採用は無理かと思ったが、念のためにEpiphany Xと入れ替えてみた。
  CDP: MIT Shotgun AC1
  PRE: Electra Glide Epiphany X
  PWR: Current Cable Conqueror
 アラ!素晴らしい。高域の解像度がぐっと増し、エネルギー感はあまり損なわれない。陰影がはっきりして、見通しがきく。ピアノが繊細な美しさを聴かせる。ピアノが繊細だったなんて。思えばここのところ、ピアノを聴くと低域成分ばかりを探して聴いていたなぁ。
 ウェイトトレーニングを行い、その効果が出始める頃、筋肉は逆に小ぶりになったように見えることがある。決してやせ衰えたのではなく、引き締まったためにそう見えるのである。引き締まった音、鍛えられた筋肉のように無駄のない、陰影の深い音。そんな高域の音に感じた。
 肝心の食器の音は、っと。なかなかいいんじゃないだろうか。食器の触れ合った瞬間の、閃光のような高域の音、それが再現されている。うん、いい線だ。ガード下で聴いた音と同じとは言えないが、これなら合格としてもいいのではないだろうか。
 結局、Shotgun AC1の方が、Epiphany Xよりも高解像度だったということか。高解像度のケーブルをCDPに、ガード下の店長のアドバイスどおりだ。それにしても、MIT Shotgun AC1はコスト・パフォーマンスの素晴らしいケーブルだと思う、つくづく。
 さて、これで「Better Days」のバックボーカルの生々しさをどこまで表現できるかが問題だ。

 中域低域が減じ、高域の音が充実し、音が美しく聴こえる。軽量級になり、敏捷性が増した感じ。結果として、高域は音が増えたにもかかわらず整理がされて、弦やハイハットの微妙なニュアンスがよく分る。
 しかし、その反面、迫力、生々しさには欠ける。息のかかりそうなほど近くで唄っていたバックボーカルは後退し、スピーカーの左右に並び、冷めた美しいハーモニーを聴かせる。急に他人行儀でよそよそしくなってしまった。まるで別れた女を見ているような・・・
 そう言えばこの曲は、高域の美しい機器で鳴らすと、人と楽器の素晴らしいハーモニーがその場を満たす曲であったということを思い出した。今までガード下で、この曲を使って色んな機器の試聴をさせてもらった。Octave HP-500SEやFM Acoustics FM266は引き込まれるような素晴らしいハーモニーだった。しかし、バックボーカルが目の前で唄っているような鳴り方は、一度としてしたことがなかったなぁ。いや、それだからこそこのCurrent Cableに感動したのだけれど。
 私が追求していた鳴り方は、CDの制作者も意図していない、無理やり私流に歪めた鳴り方だったのかもしれないなぁ。そんな気もしてきた。オーディオは、それもありなのだろうけど。

 以前の電源ケーブル比較とは、また違った印象になってしまった。高域の繊細さが今回のメインのチェックポイントになっているせいだろう。以前は今回と逆に、上流からCurrent Cableに交換していったことも、一因なのかも。
 とりあえず、しばらくはこの最後の構成のままでいくこととしよう。
 熱気のこもった中低域の厚さは失われてしまったが、ハイスピードでダンピングの効いた低域が残っているのはウレシイ。


追記
 実は、「試聴モロモロ(Current Cable他流試合) 後編」の顛末は、既にCurrent Cableの日本の代表者を通じて、米国の開発者の耳にも届いている。
 開発者の言うには、「ケーブルの解像度を増すためには、導体にどう手を加えればよいか、既に分っている。今手掛けているインコネの改良が終わったら、デジタル機器用のPeacemakerの改良に着手しよう。」とのことらしい。
 ワォ! まるでオーダーメイドのケーブルだ。

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プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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