FC2ブログ
 

 

個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2006-06

SPの試聴:JMLab Grande Utopia Be, Avantgarde DUO

 久しぶりに別のショップに試聴に行った。このショップには、ヴィジュアル機器でお世話になっている。ユニバーサルプレーヤー、AVアンプ、プラズマTVそれにAVラックも。最初に買ったB&W N803もこのショップだった。そもそも私をこの道に引きずり込んだショップなのだ。ピュアオーディオに軸足を移してから、少し遠ざかっていたのだが、JMLab Grande Utopia Beを展示していると知り、これは行かねば!と、イソイソと出かけていった。
 いつものフロア担当氏から聞いたのだが、私のように初めにホームシアターに興味を持ち、機器を揃えていくうちにオーディオに傾倒してしまう人は多いようだ。フロアを見渡すと、以前はほとんどがAVマルチチャンネル、ホームシアターの展示であったのが、今は2チャンネル・オーディオの展示も充実。しかし!プレーヤーは、しっかりユニバーサルプレーヤー。う~ん、私は典型的なターゲットユーザーだ。ロックオンされてるかも・・・

■JMLab Grande Utopia Be
 そっちの興味はひとまず置いといてと。まずはGrande Utopia Beの試聴。チェックCDはいつもの「LaShell Griffin / Free」を持参。構成は、次のとおり。

 Esoteric UX-3SE
  ↓
 Jeff Roland Synergy2i
  ↓
 Esoteric A-70
  ↓
 JMLab Grande Utopia Be

 お~、我が家と同じ音だ。いきなりこの巨体から馴染みのある音が出てきたので、ちょっとビックリ。曲の最初のウィンドチャイムとピアノ、ギター、続くボーカルの音は我が家と相似形だ。「相似形」と表現したのは、同じ音ではあるが、低域方向に少し余裕を感じたからだ。でも、それはこの躯体の大きさからみたら、ほんのわずかな違いに感じた。しかし、その後の低音はスゴかった、正直アリエナイと思ってしまった。こんな低音を出す生楽器が存在するだろうか。なんて、生楽器とか滅多に聴かない私なので、自信があって言っているわけではない。
 こんな低域は、同じ38cmウーファーのJBL K2 S9800SE以来だ。S9800SEのときは女性ボーカルに不自然なほどの低域成分が乗っていたのだが、このGrande Utopia Beは、中低域まではあまり変わらず、低域において下がぐっと伸び、ボリュームを増した印象。我が家のAlto Utopia Beと、口径だけを比べると、Altoの28cmウーファーの下に38cmウーファーが追加された構成だ。そう考えると理解しやすい、Altoの音への干渉を最小限に抑え、38cmウーファーで最低域を大きく拡張した感じだ。きっとネットワークも優秀なんだね。ユニットの数でいうと、ウーファーの他に、16.5cmのミッドレンジがAltoの1つに対して、2つになっている。
 ここまで我が家のAltoと似ていると、後はプリアンプの傾向に耳がいってしまう。高域はやや薄く、中域が厚い印象だ。Jeff Rolandは中域にもっと色が乗ると思っていたが、意外に淡白な音。いやいやこれは、我が家のViola Cadenzaの色が濃すぎるせいだろう。Cadenzaの色に慣れた耳には、このJeffの中域はあっさりしすぎて、少し物足りない。
 結論。Grande Utopia Beは予想以上にAltoと同系の音で安心した。ここまでの低域は我が家には、いや一般のマンションにはまず無理であろうから、あきらめるのは簡単だ。大きさも、巨大だしね。付け加えると、エンクロージャーの側面に大きなシルバーの金属プレートが埋め込まれていて、"Grande Utopia"のみごとな刻印があったのには、ちょっと嫉妬した。

■Avantgarde DUO
 Grande Utopia Beに納得した私は、ハス向かいに設置されているAvantgarde DUOに興味を移した。このAvantgarde DUO、聴いたことはあるのだが、いっつもトランペットやサックスの曲のデモばかりであった。やっぱ、このドでかいホーンが、弦楽器をどんな音で鳴らすのか、聴いてみたいでしょー。と、いつも思っていた意地悪な欲求を、やっと本日実現できる。
 構成は、あっさりとこんな感じ。

 Esoteric UZ-1
  ↓
 Esoteric AZ-1
  ↓
 Avantgarde DUO

 Avantgarde DUOのサブウーファーは、アクティブSPなので、プリメインアンプでもドライブできるとのこと。へー。さて、音出し。
 これが、噂の前方展開型の音場だね「すごい!」、と思おうとしたのだが、脳みそが「ちょっと待て」と言っている。確かにボーカルのLaShellは近くで唄っているようなのだが、なんか実体が感じられない。まるで、巨大な凸レンズを見ているような、丸い金魚鉢をのぞき込んでいるような、そんな風に不自然に拡大投影されている感じがするのだ。
 音場も左右に広がらない。前後に立体的に配置されるのかと思えば、そんなこともない。前方に投影された圧迫感のあるセンターの音が気になって、音の展開が感じとれない。もちろん左右SPから出てる音の違いは分かるんだけどね。
 音のディテールもつぶれてしまっている。バイオリンがいく筋もの弦の音を聴かせるのではなく、一本の幅広い川をイメージさせるような音であった。俗に言う「ダンゴになってる」というヤツだ。これはヒドイなぁ。でもこれは前段の機器のせいもあるかもね。Esoteric UZ-1は、VRDSではないらしい。
 ホーンの素材を聞いたらなんとプラスティック。これじゃキレイな響きは期待できないんじゃないだろうか。色のバリエーションを揃えて、インテリア性を高められてもねぇ。オブジェとして割り切ればいいのかな。
 このSP、2003年12月のステレオサウンド誌主催 ザ・ベストバイ・コンポーネント スピーカーシステム(160万円以上)部門の1位なんだとか。ステサン編集部の人はどう思ってるのかなぁ。やっぱり、ラッパ以外を鳴らしちゃいけなかったのかナ。

 試聴を終えた後、フロア担当氏からユニバーサルプレーヤーについて、色々教えてもらった。帰りには、Esoteric UX-3SEとP-03 Universalのカタログをもらってしまった。やっぱロックオンされてるっ。・・・いやいやいやいや、買わないから。

スポンサーサイト



 | HOME | 

 

プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴ははや10年。いくら年数を重ねても、やってることは初級者の域を出ないようだ。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

オーディオ・メニュー


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールを送る

メールを送る 

My Yahoo!に追加

My Yahoo!に追加
Google

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する