感性、好み
オーディオを始めてすぐに気がついたのは大好きな女性アーティスト。彼女の昔からの曲はパソコンに取り込んであり、ネットをしながらよく聴いていた。美声ではないが、とても味のあるよい声だと思っていた。ところが、オーディオを始めてから、そのオーディオで聴く彼女の声は、今まで親しんだイメージから大きくハズレていた。そして今では、あまり聴かなくなってしまった。
オーディオではなく、TVから流れる音楽で気付くときもある。やたらと耳障りな音を出すバンドだなぁと思ったら、昔は私もカラオケで唄ったこともあるロックグループであったり、またどこぞのアイドルが素人丸出しの歌唱力でCD出したのかと思ったら、実力派と思っていた女性シンガーだったり。
オーディオをやっていると耳が肥えるという話しを聞くことがある。しかしこれは、「肥えた」などと喜べるような状況ではない。生まれてからつい3年前まで四半世紀以上の間、慣れ親しんできた音楽やアーティストたちへのリスペクトが、たった3年でその気持ちのいくつかが消えてしまったのだ。とても悲しいことだ。まぁ、またいつか聴きたくなるときが来るだろう、とは思っているけどね。
電源ケーブル比較試聴:Current Cable Peacemaker
現在我が家で使用している電源ケーブルは5万円〜10万円前後のもの。このクラスと比較して意味があるのか。私の駄耳で正当な評価ができるだろうか。不安は尽きないのだが、とにかく試聴を。
チェックCDは「LaShell Griffin / Free」。プリアンプとCDPのチェックには本日入手した「smiles davis / BEAUTY and the BEAST」も使用した。
●Goldmund Mimesis 28ME
まずは、パワーアンプから。現在は壁コンPAD CRYO-L2からGoldmund Power Cable Lでつないでいる。
「LaShell Griffin / Free」7曲目「Rise」の出だし、ピアノの音が少し深くなっただろうか、低域方向に厚みを増したようだ。ウィンドチャイムは、以前は連続した音であったが、一音一音が分離してハッキリ聴こえる。ボーカルは人肌になった。声が厚みを増し、そして柔らかさを増した。落ち着きが出て心地よくなった。
全体的に音が深く濃くなり、楽器の音に強さが出たか。10曲目「Faith」、LaShellの旦那Leeのボーカルの微弱音であるエコーも以前よりいくぶんクッキリと聴こえる。
低域は深く厚くなったが、柔らかくなり、ゴリッとしたところがなくなった。低音のスピード感はやはりハイスピードが特徴のGoldmundの製品であるPower Cable Lの方が勝っているか。あ、あとケーブルの柔らかさもPower Cable Lの勝ちね。Peacemakerに換えるとアンプを15cmくらい前に出さないとプラグが刺さらない。
●Viola Cadenza
次にプリアンプ。現在はDENKEN DA-7050TからStealth Cloude Nineだ。
まず「smiles davis / BEAUTY and the BEAST」5曲目「ココロコロコロ」。ギターの余韻が長くなり、エコーもたっぷりと聴こえるようになったのには驚いた。別録音のように聴こえた。
「LaShell Griffin / Free」にもどす。低域方向の厚みは、パワーアンプのときよりも僅かだ。ウィンドチャイムは音の分離感はあまりないが、それでも響きは長くハッキリ聴こえる。旦那Leeのエコーの微弱音はそれほど変わらない。このケーブル、微弱音はそのままで、余韻だけを長く響かせる効果でもあるのだろうか。不思議だ。
低域はパワーアンプのときと傾向は似ている。深く厚く、そして柔らかい。しかし、影響はパワーアンプのときよりも少ない。
全体的にパワーアンプと比べて影響が少ないのは、DA-7050TとCadenzaの独立したパワーユニットが、ケーブルの持ち味を薄めているのではないだろうか、そんな気がする。
(後日追記:ここで影響が少ないのは、パワーユニットのせいと言うよりも、このPeacemakerがCloude Nineと同傾向の音であるからと解釈したほうがよいだろう。と言うことは、Cloude Nineよりは上ということになる。Current Cableの目標は、Stealth IndraとStereovoxを打ちのめすことと聞いたので、やっぱりこの傾向の音なのだ。)
●Mark Levinson No390SL
最後にCDP。現在はDA-7050TからMIT Shotgun AC1。
音の変化の傾向は、どこに使用しても同じように感じるが、このCDPで一番効果が大きく現われたようだ。聴いていくうちに、プリアンプでの不可解な微弱音と余韻の現象の理由が分かってきた。
このケーブルは、高域の音を強調し、高域の微弱音もハッキリ描く。低域は厚く柔らかく、低域の微弱音も強調される。高域低域にくらべると、中域は多少強調はされるものの、微弱音は大きくは変わらない。
プリアンプの現象は、「smiles davis」のギターでは、高音と低音の弦の響きとエコーが非常にハッキリと尾を引いた。それに対して、旦那Leeのボーカルのエコーは中域であり、あまり変化を感じなかった。このCDPで聴くと、それらの現象が顕著に聴こえるのだ。
ここでもやっぱりケーブルの取り回しの悪さはネックとなる。CDPがラックから前方にはみ出してしまうのだ。
この電源ケーブルは女性ボーカルには大変な効果を発揮するようだ。声に厚みと柔らかさが増し、人肌で温かく落ち着いた声になる。しかし、低音の男性ボーカルだとちょっと締りがなくなるかも。
ピアノやアコギのように高域から低域まで広く音を出して、しかも倍音成分をたっぷり含んだ楽器も、存在感が増して圧倒されることとなる。
我が家の個別の事情から言うと、低音の扱いは頭の痛いところ。我が家は大して広くもないくせに28cmウーハーのSPなんか置いているので、普段から低音過多で悩んでいる。低域の強調されたイマドキのR&Bなんか聴いた日には・・・でも好きなんだよねR&B。
そんなところにこれ以上低域たっぷりのケーブルなんか持ってきたらどうすりゃいいのか。困ったことに今回のPeacemakerのように高性能のケーブルは大概低域たっぷりのようなのだ。
追記その一
翌日。PeacemakerはCDPに刺さったまま。CDをかけながら出かける支度をしていた。と、「あ、グランドピアノだ!」。
我が家のオーディオで聴くピアノの音は頑張ってもアップライトピアノに毛が生えた程度だった。これが限界かなぁ、と思ってあきらめ気味であった。
ところが今、グランドピアノの音がしたのだ。CDは「Misia / Singer for Singer」9曲目「名前のない空を見上げて」。豊かな低域の倍音成分とその響きと余韻、それが我が家に欠けていたグランドピアノの鍵だったようだ。Peacemakerのせいだけでなく、先日インコネを交換したせいもあるのだろうけど。
このグランドピアノがベーゼンドルファーになれば、我が家のオーディオもいよいよ本物だ、ってベーゼンドルファーの音を私は知らない。本物になる日は来ない・・・
追記その二
Peacemakerを使って丸三日、色々なCDを聴いた。なんかどれも熱い演奏を聴かせてくれたような。いよいよ明日は返却の日。CDPを元のMIT Shotgun AC1に戻した。ラックから前方にはみ出していたCDPの位置も元に戻った。もちろん、このタイミングでもCDチェック。
ん〜Shotgunらしい音に戻ったなぁ。低域方向の厚さが薄れて、少し硬くなった印象。楽器が一歩下がって、楽器のサイズが小型になって、低域の倍音がなくなった感じ。クールになって、熱さがなくなったなぁ。ちょっと素っ気無い、つれない感じだ。ベースやバスドラは、かなり控えめになった。いじめっ子がいじめられっ子になったような。
誤解を恐れずに言うと、ウーファーのサイズが3cmくらい小さくなった感じか。この3cmの私なりの感覚を説明すると、我が家のJM Lab Alto Utopia Beが28cmで、以前JBL K2 S9800SEの38cmを聴いた印象から、この10cmの差の半分弱くらいの低域の減少かと。
どっちが好みかと聞かれたら、そりゃPeacemakerだよ。今回、先入観を除くために、あえて米国価格を聞かなかった。Shunyata Anacondaあたりとどっちが安いのかな?聞いてみよー!
![]() | Current Cable Peacemaker |
Goldmund バランス接続
そこで、掟破りのGoldmundパワーアンプのバランス接続を試してみよう。Goldmundはアンバランス接続推奨だ。私自身ついこの前まで、Goldmund Mimesis 28MEのXLR端子は、決して使ってはいけない禁断の端子であると思っていた。ケーブルをつなごうものなら、たちまち機器がショートして使い物にならなくなるほど危険なもの、くらい思っていた。
しかし先日、よくいくショップの店長が、インコネの相談をしている最中、軽い調子で「なんだったらXLR、ムンドのパワーに使ったらどうですか」みたいなことを言ったのだ。「えっ?使えるんですか、あの端子」との私の問いに、「使ってみて発振や発熱がなかったら大丈夫ですよ」とのこと。なぁ〜んだ、使えるんだ。
ということで、現在プリ−パワー間のWireworld Gold Eclipse 3+ RCAをJPS Labs Superconductor2 XLRに換えてみた。チェックCDは「LaShell Griffin / Free」。
なんだかスッキリ開放感。高域の力強さ、伸び、余韻が違う。ボーカルが少し高い位置で唄っている。そのせいか、フタが取れたかのような開放感がするのだ。Superconductor2らしい低域もしっかり出てきた。Wireworldはカマボコ型という評があるが、このGold Eclipse 3+もそうだったようだ。
なんだ文句なしにSuperconductor2の勝ちか、と思って聴いていたらそうでもない。中域の微弱音が聴き取りにくくなっているのだ。そうだ、中域がなんだかすっきり薄口に。このGold Eclipse 3+を最初に聴いたときのことを思い出した。そうだった、このケーブルはボーカルの温もりがよかったんだっけ。
さて、ボーカルものをよく聴く私としてはどちらを選択するべきか。最近の私の評価基準だと「温もり」「実体感」なんだけどね。でも、レンジの広さをスポイルした「温もり」はちょっと困る。ここは開放感の心地よさをとって、Superconductor2の採用としておこう。ケーブルが硬くて取り回しは大変なんだけど。
幸いGoldmundに発振も発熱もなさそうだ。
関係ないけど、Gold Eclipse 3+の「3+」って、きっと「4」のことだよね。だって「Eclipse 3」や「Eclipse 5」は見るけど「Eclipse 4」は見たことないから。「4」を避けるなんて日本市場に気を使ったんだね。
さてこのGold Eclipse 3+はどこに行こうか。
CDレコメンド : smiles davis / BEAUTY and the BEAST
普段、オーディオ機器からきれいな音を出すためにと、テクニック的に出来のよいCDばかり聴いていると、このCDみたいに荒削りだけどノリと勢いで乗り切ってしまうような録音はとても新鮮で面白い。録音の音質も決して悪くない。なんたってインディーズなのにニューヨークまで行ってレコーディングしたらしい。いやニューヨークだから高音質だと言ってるわけではないのだが。
レコーディング前日のCBGBでのライヴはニューヨーカー相手に大盛り上がりだったらしい。その時の上げ上げ気分を維持したままレコーディングしたんじゃないのかな。CDを聴くとまるでレコーディングスタジオの中で、ライヴハウスかストリートライヴのまんまのノリで演奏しているように聴こえるのだ。一発録りしたのかなぁ、ミキシングとかはできるだけシンプルにしたんだろうなぁ。
中でも5曲目「ココロコロコロ」、7曲目「おにぎり」は、そんな彼らをそのまま我が家に引っ張り込んで、目の前で二人並んで唄ってもらっているようなそんな気になる。なんだか、以前からの知り合いのお兄ちゃんお姉ちゃん達が私のためにわざわざ唄って、演奏してくれてるような、そんな気がして顔の筋肉がゆるんでくる。なんか続けて何回も聴いてしまった。
そんなわけで、オーディオチェック用としても十分な、良質な録音だと、そう思う。ちょっと無理やりのシメか。
追記
最近メールのやり取りをさせてもらっているある方が、半ば自嘲的に「オーディオをやっている人は、音を聞いてしまい、音楽を聴いていないと言われますが、私もその一人かも知れません。」などとメールに書かれていた。それを読んだとき、このCDのことを思い出した。彼らsmiles davisは、そんなオーディオマニアの対極にいると思った。もちろん彼らはアーティストなので、音にはこだわりがあるだろうし、現にCDの録音はかなりよい。でも、そんなことは二の次だよと言わんばかりのノリと楽しさ、気持ちのよさを届けてくれる。
私も少しの反省を込めてこの追記を書く。でも、オーディオマニアの名誉のために言っておくけど、音楽が根っから好きでなかったら、マニアと言われるほどお金と熱意を注げないから。
追記その二
プロモーションビデオができたらしい。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~keiki/smilesdavis/sakura001.htm
まるでsmiles davisそのもののように、シンプルでスッキリとしたビデオだ。人に何かを伝えるのに、多くのものは必要ないんだなって分かる。丁寧な仕事のモノだ。
![]() | smiles davis / BEAUTY and the BEAST |
Stealth Indra Amorphous XLR
が、このたび安く譲っていただくチャンスがあり、辛抱たまらず手を出してしまった。5ヶ月連続での大きな出費に自分の経済感覚がいよいよイッてしまったかと思った・・・
ま、手に入れてしまったものは悩んだってしょーがないし、早速聴いてみましょ。高嶺の花と思っていたケーブルの初音出しなんだから、ちょっとは演出、じゃなかった環境整備をと「吸音」に書いたとおりの拙速の吸音対策を。
チェックCDは「Joss Stone / The Soul Sessions」と聴きなれた「LaShell Griffin / Free」。使用場所は、CDPとプリの間。JPS Labs Superconductor2との比較となる。このSuperconductor2も先月入手したばかりなんだけどなぁ・・・
Indraをつないで「Joss Stone / The Soul Sessions」1曲目「The Chokin' Kind」。この曲は私の持っているCDのなかで一番生々しい肉声を聴かせる。また、背後から聴こえてくるエレキギターも大きな特徴だ。ケーブルの位相極性が逆になっているわけではないよ、たぶん。
曲の出だし、ちょっと軽くなったかな、と感じた。声に雑味がなくなってすっきりしたようだ。でもそれ以上はちょっと分からんなぁ。
続いて「LaShell Griffin / Free」。Indraの評は「ザワザワ感がなくなる」とか「圧倒的な静寂性」などと言われるが、私の「雑味がなくなる」というのもそれらと同じ感覚だろう。本来の音が聴きやすくなり、全体が隅々まで整理されて見通しがよくなったかのように感じる。微弱音も聴き取りやすい。
実は今はたまたまの休日、平日の昼間。昼間はなんか電源環境が悪いのか、雑音が多いのか、それとも精神状態が落ち着かないのか、多分その全部だと思うけど、音がよく分からないよね。夜になってから、再度聴いたほうがいいかも。
と言う事でいよいよ夜、もう少し聴きこもうと「Misia / Love & Ballads」、「akiko / mood indigo」、それから「Jheena Lodwick / All My Loving......」(XRCD24)立て続けにいった。これらはよく分かる。センターのボーカルもだが、左右に展開する音の描写がことのほか見事だ。定位がビシッと決まり、輪郭をはっきり描く。一番分かりにくいと思われる、センターと片方のSPの間に位置する音でさえ、活き活きとしてその場から浮き出してくるようだ。
Superconductor2との一番の違いは低音だろう。「JPS Labs Superconductor2」のインプレでも書いたが、Superconductor2の低音は自由奔放だ。ブリブリと下品に鳴っているような気がしないでもない。決して締りがないわけではないのだが。それと比較すると、Indraの低音はバランスが取れている。低音の出すぎが気になっていた私にとっては、Indraはすこぶる好都合だ。
Indraに交換して、改めて我が家の環境の悪さにがっかりさせられた。Indraの特徴であるはずの、音場の端の髪の毛一本まで描ききった感じまではちょっといかない。「雑味がとれた」とは感じるが「圧倒的な静寂性」まではいかない。SPから出た微細な音が、反射音にまみれて重く濁ってしまうようなのだ。すっと消えていかないのだ。
部屋が狭いのは仕方がないとしても、しっかりとした吸音対策は必要だなぁ、としみじみ感じた。
オーディオは底なし。一歩進むと二歩も三歩も闇が深くなる。あれ、うまいこと言ったかな、オレ?
![]() | Stealth Indra Amorphous XLR 初期の製品版でneutrikコネクター。今はStealth titaniumコネクターになっているらしいが、neutrikの方が高音が少し強調されて、余韻も長く艶やかさがあると譲ってくださった方が教えてくれた。どちらがいいかは、意見が分かれるとのこと。 |
Stealth Indra Amorphous XLR (2本目)のインプレはこちら。
DVDレコメンド:KOKIA / jewel 〜The Best Video Collection〜
6曲目「dandelion」は、パーカッションとボーカルのみのシンプルだが魅力的な曲だ。でも、ちょっと物足りない。なんだろうと考えた。スタジオでKOKIAとパーカッショニストが二人でセッションしている楽しげな映像だ。映像と音声がみごとにシンクロしているのを見ると一発録り(撮り)したのかな?マイクが映っていないところを見ると、かなり離れたところから録音したのかな?だとしたら分かる気がする。ちょっと迫力と生々しさが足りない。アコースティックを大切にする姿勢には、かなり好感を持てるのだが、録音には少し残念だな。ビクターなのにね。
と思ったら次の7曲目「time to say goodbye (duet "KOKIA&Piano")」。いきなり目の前でピアノが鳴った。「鬼束ちひろ / Complete Clips」の「月光」を彷彿とさせるような、ピアノのペダルを踏む音が聴こえた気がした。なんだ〜、ビクターやればできるくせに〜。「Sarah Brightman / Time to Say Goodbye」とはまったく別物なのでお間違いなく。
まぁ無難な新人アーティストかな、などと思っていたらすぐ間違いに気が付いた。特別収録の渋谷クアトロと東京国際フォーラムのライヴ映像。実に伸び伸びと堂々と唄うKOKIAの姿があった。あ、プロだ、年季の入ったベテランだ。この映像でKOKIAを見る目が変わった。ナメてました、ゴメンナサイ。
調べてみたら「高校、大学と桐朋学園でオペラを専攻」だって。やっぱり・・・
追記
せっかく音がアコースティックなんだから、映像もアコースティックを大事にして欲しいなぁ。安っぽいCGは唄までウソっぽくなるよ。言ってくれれば、腕のいい映像ディレクター紹介するのになぁ。
KOKIA / Jewel 〜The Best Video Collectionプレイリスト
それから、私のようにレアなジャンル(Gospel/Christianとか)を好む人間は、好みに合う新しいアーティストを見つけるのが大変だ。
最近の音楽配信サービスでは、プレイリストでマッチングするなんて気の利いたことをやっているらしい。良いことはマネしましょうということで、私もプレイリストを公開しよう。「今こんな曲を聴いてるよ」ってのとはちょっとズレるけど、参考になれば。
(※補足:「意味分からん!」と思ったかもしれないが、音楽・オーディオ関係のBlogとかやってる人たちがみんな自分のプレイリストを公開したら面白いね、ということが言いたかったのだ。)
オーディオチェック用高音質CDは、あくまで私が録音が良いと感じたもので、保証はできないので悪しからず。また、好みのCDは、タイトルまで挙げると量が多いのでアーティスト名のみにする。
ミュージックビデオDVDについては、J-POPは映像も音も一定レベル以上なのだが、洋楽(US盤)については、アナログTVの歌番組でも録画したのかよ!って思うようなレベルのものも多い。洋楽DVDにはあんまり期待できないと思うので、なかなか買う気になれないってのが現在の状況だ。昔から洋楽派なんだけどね・・・
★は現在のヘビーローテーションだが、新譜とは限らないので注意。あと順番は、洋楽はabc順、邦楽は50音順ね。
| ●オーディオチェック用CD | |
| <高音質だと思うもの> | |
| Jacintha / Here's to Ben | |
| Jheena Lodwick / Getting To Know You (XRCD) | |
| Jheena Lodwick / All My Loving (XRCD) | |
| Joss Stone / The Soul Sessions | |
| Lizz Wright / Dreaming Wide Awake | |
| Norah Jones / Come Away With Me | |
| Sarah Brightman / harem | |
| Trina Broussard / Same Girl | |
| Fried Pride / That's My Way | |
| Flex Life / それいゆ | |
| さだまさし / シングルス全集第2巻 | |
| <どちらかと言うと音楽的に好きだからチェックに使っているもの> | |
| Enya / Themes From Calmi Cuori Appassionati | |
| LaShell Griffin / Free | |
| Vickie Winans / bringing it all together | |
| Yolanda Adams / The Best of Yolanda Adams | |
| Akiko / mood indigo | |
| KOKIA / pearl 〜The Best Collection | |
| 柴田淳 / わたし (HDCD) | |
| smiles davis / BEAUTY and the BEAST | |
| Misia / Love & Ballads | |
| ●好みのアーティスト | |
| <Gospel/Christian, R&B/Soul> | |
| Alyson Williams | |
| Brandy | |
| ★ | CeCe Winans |
| Christina Aguilera | |
| ★ | Corinne Bailey Rae (7/14 New!) |
| Deborah Cox | |
| ★ | Elisha La'Verne |
| ★ | Heather Headley |
| Joy Williams | |
| JUICE | |
| Kelly Price | |
| ★ | Keyshia Cole |
| Kierra Kiki Sheard | |
| ★ | LaShell Griffin |
| ★ | Mary Mary |
| ★ | Natalie |
| ★ | Rihanna (8/14 New!) |
| Stacie Orrico | |
| ★ | Trina Broussard |
| Vickie Winans | |
| ★ | Yolanda Adams |
| Zoegirl | |
| <Jazz> | |
| ★ | Akiko |
| Noon | |
| <J-POP> | |
| 池田綾子 | |
| ★ | 諫山実生 (8/14 New!) |
| 鬼束ちひろ | |
| 倖田來未 | |
| ★ | KOKIA (7/14 New!) |
| ★ | 柴田淳 |
| ★ | smiles davis |
| ★ | Sowelu (7/14 New!) |
| Misia | |
| Mink | |
| その他のJ-POPは「まとめてJ-POP」にも | |
| <その他> | |
| Carpenters / GOLD 〜35th Anniversary Edition | |
| ★ | P!nk (8/14 New!) |
| ★ | カルメン・マキ&OZ |
| ★ | 当山ひとみ (8/10 New!) |
| ★ | BENNIE K (9/7 New!) |
| ●好みのミュージックビデオDVD | |
| <邦楽> | |
| ★ | 鬼束ちひろ / the complete clips |
| ★ | Crystal Kay / CK99-04 MUSIC CLIPS |
| 倖田來未 / secret (CD + DVD) | |
| 倖田來未 / 7 SPIRITS | |
| ★ | KOKIA / jewel 〜The Best Video Collection〜 |
| ★ | 柴田淳 / Live at Gloria Chapel |
| ★ | Sowelu / Video Clipe Vol.1 |
| MISIA / THE SINGER SHOW 〜THE TOUR OF MISIA 2005 | |
| ★ | MISIA / MISIA MY MUSIC VIDEO AWARDS |
| MISIA / 星空のライヴ2〜Acoustic Live in Okinawa〜 | |
| MISIA / THE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSES | |
| MISIA / THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY | |
| MISIA / THE TOUR OF MISIA 2002 | |
| イノセンスの情景 Animated Clips | |
| <洋楽> | |
| Christina Aguilera / Stripped Live in the UK | |
| ★ | Enya / The Video Collection |
| Madonna / The Immaculate Collection | |
| Michael Jackson / Video Greatest Hits - History | |
| Wow Hits 2002 | |
| 「My Favorite ミュージックビデオ (前編)」 「My Favorite ミュージックビデオ (後編)」 もよかったら。 | |
吸音
現状のままの音と、
・中央のプラズマTVはタオルケットで覆う
・左側面は一次反射の位置にカーテンを寄せ集める
・右側面は一次反射の位置にベルベットもどきの布を束ねて垂らす
という吸音対策を施したときの音を比較してみる。
チェックCDはいつもの「LaShell Griffin / Free」と今回が初めての「Fried Pride / That's My Way」。最初に現状のままで聴いて、次に吸音対策をして聴いた。
まずは「LaShell Griffin / Free」7曲目「Rise」。出だしのピアノで、響きが少なくなったのが分かった。薄いベールがはがれて音の芯がむき出しになったように聴こえる。ウィンドチャイムの音は派手さがなくなりちょっと寂しいか。「チャラチャラチャラ〜ン」が「チリチリチリ〜ン」になった感じ。しかしボーカルは、私の大好きな『実体感』が増して驚いた。肉声のカスレ具合というか、発声によって口腔から出る空気の摩擦音が細部まで聴き取れるようだ。音の範囲も若干小さくなっているような、いや輪郭がはっきりしたと言った方がよいか。
左右の音の広がりはどうかというと、以前のように壁の一次反射の向こう側の鏡像のSPから聴こえる音は減った。その結果、なんて言うかな、楽器の数やバックボーカルの人数が減ったみたいな感じか。リアルになったと言えなくもなさそうだ。この曲は多重録音なのか音の数が多いので多少物足りなくなったと感じるが、小編成の曲なら両脇の楽器も実体感を増すのだろう。
10曲目「Faith」を聴いて、微弱音が聴き取りやすくなっているのに気が付いた。この曲は、エフェクトで微かにボーカルのエコーが録音されているのだが、余計な響きがなくなった結果、その微かなエコーがはっきり聴こえるようになった。これは素直によい結果だと思う。よく行くショップで試聴させていただくと、このエコーが割とよく聴こえるのに、我が家のオーディオではそこまで聴こえず、機器のレベルの差とあきらめていた。しかしこの実験により、ルームチューニングで多少改善することが分かった。収穫だ。
続いて「Fried Pride / That's My Way」4曲目「Between The Sheets」。ギターとアコーディオンが印象的な曲だ。何と言う奏法かは知らないが、ギターを弾いた後、すぐに弦を押さえて響きを消すヤツ、この弦を押さえた瞬間に響きが鈍く吸収されていくのが何ともリアルに聴こえる。
一連の比較の結果、やはり吸音した方が好みに近いようだ。左右の音場は縮小するが、縮小する分の音場が壁の一次反射の音であるなら、これは望むべき方向なのだろう。
比較を終えた後、吸音したままで「Enya / Amarantine」を聴いてみた。やっぱEnyaはライヴな部屋で響きがいっぱいあった方がいいかも。でもEnyaに合わせてチューニングしたらダメなんだろうなぁ。
さてこの環境をどうやって、再現、維持していくかが問題だ。毎回々々タオルケットを持ち出すのも大変だし、何より見た目がガッカリだ。QRDから最近出た吸音板のBADってヤツどうだろうか・・・





