個人主義

音楽 オーディオ CD/DVD 他

2008-09

mp3バンザイ!

 倹約家の両親に育てられた私は・・・、あ、ウソ、貧乏人の小せがれだったヲレは、1998年頃にCDチェンジャー付きカーステレオ搭載の車を所有するまでは、CDを購入する習慣がなかった。それまでは、聴きたいCDがあると全部レンタルしてきてカセットテープに録音するか、90年代後半にカセットテープデッキの調子が悪くなってからは、mp3にリッピングしていた。つまり現在私は、数多くのmp3の資産を所有しているのである。カセットテープ資産は潔くぜーんぶ捨ててしまったけどね。

 ちょっと前のブログに、DVDのリニアPCMの音が良くなったのはPCオーディオの副産物だと書いたが、副産物をもうひとつ見つけた。そうmp3の音である。PCオーディオなんだから、mp3の音は"主産物"という見方もあるだろーけど、想定外の産物ってことで、ここでは"副"という扱いにしておく。
 あたりまえのことなんだが、PCオーディオで聴くmp3音源は、PC単体やiPODで聴く場合とは、まったく別物の音がする。今までこのブログで色々なオーディオ機器の試聴の感想を述べてきたが、それと同じレベルで音を評価できるのである。つまり、PCオーディオで聴くかぎりにおいては、mp3はCD(PCM)とそれほど大きくは違わないのである・・・、いやちょっと言い過ぎか、"今まで思っていたほど"には違わないのである。
 mp3は、スカスカで密度の低そうな音であるし、高域の響きはなんとも情けなくカスレている。しかし、音像の描かれる様、楽器の展開される様は、まさにピュアオーディオのそれなのである。素晴らしいっ!その昔聴いていた音楽は、実はこんな美しい演奏、録音だったのかぁーっ、と、感慨にふけるとはこのことを言うのだろう。

 当時、繰り返し繰り返し聴いていた、Atlantic Starr、Billy Joel、Bozz Scaggs、Christopher Cross、Diana Ross、Elton John、Eric Carmen、Frankie Goes To Hollywood、Gloria Estefan & The Miami Sound Machine、Joe Cocker & Jennifer Warnes、John Waite、K-CI & JOJO、Lionel Richie、Paul Hardcastle、Phil Collins、Princess Princess、Rita Coolidge、Robert Palmer、Sting、Tears for Fears、The Mamas & the Papas、The Police、Yazoo(さて仲間ハズレは誰でしょう?)や、大学時代の仲間内で流行っていた御三家プラス1の須藤薫、中原めいこ、門あさ美、当山ひとみ、大御所の松任谷由実、柳ジョージ&レイニーウッドなどなど、聴き始めたら止まらなくなってしまった。
 こうやってアーティストを並べてみると、なんだか80年代前半が中心なんだなぁ。私が今オーディオで聴いている音楽とは、ちょっと違ったジャンル、カテゴリーの音楽のようだ。
 これらの曲を聴いていて、ふと思ったことがある。昔から好きな曲の多くには、何らかの情景が重なって思い起こされてくるのである。


 〜スキーの帰り、ゲレンデの駐車場から出す車の中、満足げな疲労感を浮かべた仲間の顔に囲まれながらカーステレオにカセットテープを差し込む。流れてくる「John Waite / Missing You」

 〜仲間内で主催するディスコパーティ。いつも必ず最後にかけていた「Boys Town Gang / Can't Take My Eyes Off You (Extended Version)」。そのとき私はもちろんお立ち台にいた。みんなが私を見ていた! よーな気がした。

 〜ちょっとだけ好きだった子。留守電のBGMだった「Bozz Scaggs / We're all alone」

 〜六本木交差点から溜池方面の坂を下りきったあたりにあった場末のバー、トルバドール。夜の0時を過ぎると、常連客と六本木、銀座あたりの水商売のおにーちゃん、おねーちゃん達の集うアブナイ感じの店だった。かたぎのヲレは「柳ジョージ&レイニーウッド / フェンスの向こうのアメリカ」やら「山下達郎 / Loveland Island」やらをカラオケで唄っていた。顔見知りの常連客のひとりの寿司屋の板さんは、暴力団構成員さながらの風貌で、一緒に連れて行った会社の後輩は、完全にビビッていた。翌日から、会社での私の評判が微妙に強化された。

 〜乃木坂の隠れ家的カフェ。ジュークボックスで聴いて心に染みた「Ella Fitzgerald / Mack The Knife」。はじめて好きになったJazzナンバーだ。

 〜みなとみらいのランドマークプラザにあるフィットネスに通っていた。帰りの車、ナビの液晶TVで見てた久米宏ニュースステーション。カーステレオから偶然流れてきた「井上陽水 / 最後のニュース」。それからしばらくして久米は降板した。・・・で、ちょっとしてまた復帰した。

 〜曲が聴こえてくると、ところかまわずコンサートの振り付けをマネして踊った「Earth, Wind & Fire / Fantasy」。ウケたのか、ヒカレたのかは不明だ。

 〜那覇の松山の交差点近く、当時内装3億円のディスコ、スクランブル。ツアーの添乗員のバイトをしていた私は、ウチナンチューのヤローどもからツアーのお客さんであるナイチャーの女の子をエスコートしながら踊った「Paul Hardcastle / 19 (nineteen)」。ウワサで聞くほどウチナンチューの男は、悪い連中ではなかった。

 〜帰省するたびに利用する中央高速道。なぜか高い頻度で聴いていた「松任谷由実 / 中央フリーウェイ」。お約束すぎるお約束だ。帰りは「Elton John / Goodbye Yellow Brick Road」が定番だった。

 〜大阪難波の三津寺筋にあったカラオケスナック。出張のたびに寄ってはママの次女にデュエットしてもらっていた「Atlantic Starr / Always」、「Diana Ross & Lionel Richie / Endless Love」、「Joe Cocker & Jennifer Warnes / Up Where We Belong」、「Phil Collins & Laura Pausini / Separate Lives」、「高橋真梨子 with 玉置浩二 / 貴方が生きたLove Song」。次女は身長180cm超のショーモデルで、ママは客の悪口が大好きで、オレはその悪口を聞いて笑ってた。店がハネるとよくうどんを食べに連れて行ってもらった。タック・バレンタインという店だった。みんな元気だろーか。


 そう考えると、今現在こうやってオーディオで曲を聴くとき、同時に心に入り込む情景はない。オーディオ機器とオーディオルームが回りにあるだけである。オフ会などをやっているのであれば、同好のマニアな方々が周囲に居るのであろうが、それはなかなか甘酸っぱい記憶にはなり難いだろう。なったらちょっと恐いし。
 懐かしい思い出と混じり合って、胸がキュッとするような気持ちにさせる曲、それは音楽の域を超えて、別の"ナニカ"になったかのようだ。どちらがよいかという話しではない。でも、思い出と一緒に記憶された曲は、いつまでたっても、いくつになってもナマラ温かく、なんとも気持ちよくさせてくれるのだなぁ・・・。mp3をPCオーディオで聴いて、改めて再認識させられたのである。
 オーディオルームの外でも音楽をいっぱい聴かないと、いつも音楽を携えていないと、音楽は別の"ナニカ"にはならないのだ。

 おっ!なんだか、いいこと言ったか?!ソーデモナイカ。


江の島とオーディオ

 「江の島とオーディオ」って。オレもずいぶんとムチャ言うなぁ・・・

江の島 2008.4.29
 今シーズン一発目。江の島の南端から海を臨む。今日もチャリで往復108kmを走破した。
 写真撮るのを忘れたので、これは去年の9月10日のもの。すまぬ。
 家に帰って、シャワーの後、オーディオでまったりと聴くJazzが格別、って無理やりかい。


桜とオーディオ

 桜とオーディオ・・・、さすがに関係なかったか。ゴメンナサイ。

目黒川3月27日13時30分
目黒川

 本日、都心では桜が満開になったと、気象庁は発表した。

利き耳

 自転車で郊外を走った。今年もやっと春らしくなってきた。市街の喧騒を離れ、暖かい日差しの中を走っていたら、今年も見つけたのだ。春先一番に地面に近いところ、あたり一面に咲く青と白の混じった小さな花。ふへぇ〜〜〜。その可憐な姿に、一気に癒された気がした。何という名の花なんだろーなぁ。しまった、写真を撮ってくるんだった。

 まぶしく照らす太陽と、柔らかく澄んだ空気と、心に染み込む静寂・・・ではないんだなぁ、これが。自転車で走っていると、絶え間ない風切り音がかなりウルサイのだ。
 その風切り音を聞いていて気がついたのだ。これは、耳殻が風に当たって音をたてているのだが、右と左ではちょっと違って聞こえるのだ。
 左は中域の音がよく聞こえる。それと比較すると右は、ちょっと低域の音がメインで高域の音が混じる。中域は弱いのだ。極端に言えば、左はカマボコ型で、右はドンシャリか。風向きのせいかと思い、頭を左右に動かしてみたのだが、この傾向はあまり変わらない。

 考えられる理由は二つ。ひとつは耳殻の形状の違いだ。左耳は中域の風切り音を、右耳は低域と高域の音を発しているのだろう。
 もうひとつは、感覚器官としての耳の特性の違いだ。左耳は中域に敏感で、右耳は低域高域に敏感なのかも。そういえば、音楽のメロディは左右どちらかの耳で、リズムは反対側の耳が得意、なんて話を昔聞いた気がするが、あれは右脳左脳の話だったかな?
 我が家のオーディオの音は、右の音はちょっと中域があいまいで、音の広がりが不明瞭だと感じている。右の壁と右スピーカーの後ろのAVラックのせいだと思っていたが、ひょっとしたらこの耳の特性のせいかもしれないなぁ。なんてちょっと納得してしまった。
 右利き、左利きがあるように、目にも利き目があるように、耳にも『利き耳』があってもおかしくはないと思うのだが、いかがか。



追記
 冒頭の花の名を調べてみたら、どうやらオオイヌノフグリというヨーロッパ原産の帰化植物のようだ。なんだかちょっとガッカリな名前と出自だ。知らないほうがよかったかなぁ。
 リンク先の写真は、とてもキレイなのだ。勝手リンクだが、ご勘弁。

パソコンが壊れた

 ブログの更新が滞っている。一番の直接の理由は、ネタがないということなのだが、二番目に間接的な理由が挙げられる。パソコンが故障していたのである。幸い本体には支障はなく、液晶モニターのバックライトが切れただけなのであった。

PC monitor しかたがないので、写真のとおり50インチのプラズマTVをモニターにして使っていたのだが、いかんせん目の前で、このバカでかいモニターを見上げながらパソコンを操作するのは、なかなか骨が折れるのだ。長〜いモニターケーブルを買ってきて、遠くから操作すればよいのだろうが、一時避難的な対処にそこまでする気にはなれない。

 ということで、パソコンからはちょっと距離をおいた日々が続いていたのである。

 距離をおいてみて、いかにパソコンに依存した音楽生活送っているか、改めて感じたのだ。
 よさげなアーティスト情報を漁って、CDを物色して、曲を試聴して、そのCDを注文する。今やネット上で完遂してしまう行為である。リアルなものに触れるのは、郵便受け、または宅配ボックスに届けられた、CDの小包を手にするのが最初である。
 ある雑誌で、渋谷の宇田川町にかつて存在した世界一のレコード店街が、衰退の一途であると読んだ。最盛期の2001年には63店あったレコード店が、今は半数なのだと。
 新しくて良いものと、古くて良いものと、バランスよく残したいものである。

 話しはズレたが、オーディオ機器の情報についても、まずはネットからなのだ。
 パソコンが使えないと、これらの情報に触れられない。情報に触れないと、欲求が触発されない。欲求が起こらないと、音楽生活に変化がない。変化がないと、ブログのネタがない・・・。


 先日やっとパソコンが使えるようになった。やっとまた、変化に富んだ音楽生活にもどれる・・・のかな?
 どーなんだろ。

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プロフィール

へい。

Author:へい。
 オーディオ歴はやっとこ5年半。そろそろ中級者を名乗っても許されるだろうか。このブログはオーディオ関連のインプレ集なのだ。
※ご注意:私は、オーディオで音楽を聴くたびに、毎回感動したり驚いたりする。だからといって、我が家のオーディオが飛び抜けていい音をさせているワケではないし、なにか特別な機器・アクセサリーを使っているワケでもない。ブログをよく読んでいただければ、短所も明記されているのが分かるハズだ。どうか、美しい誤解をされませんように。

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